LCC旅行の際やバックパック旅の際に時間を持て余していませんか?私も今まではそうでした。
LCCには基本的に機内アミューズメントがありませんし、安く目的地に行くために乗り継ぎなどで多くの時間を飛行機の中や乗り継ぎターミナルで過ごすこともあるかと思われます。
また バックパッカーの旅も同様で、コストを抑えるためにバス移動や電車移動などでかなりの時間を移動に費やさなければなりません。
こういった移動の時間というものは可能な限り有意義に過ごしたいものです。
そこで 私自身も使用していて、たいへん気に入っているオススメの商品が「Kindle Paper White 10th Generation(キンドルペーパーホワイト第10世代)」です。
今回はそのキンドルの魅力を最大限お伝えできればと思います。
・キンドルの中でも防水機能付きの新型ペーパーホワイトが良い
・LCC旅行やバックパック旅にかなり役立つ
・充電の持ちがとにかく長い
・コンパクトに収まるため邪魔にならない
Kindle(キンドル)とは?
まずそもそもキンドルとはどんなものなのでしょうか?そちらから説明していきましょう。
キンドルはあのアメリカの大手通販会社Amazonが、今から10年前ほど前に発売した電子書籍リーダーと呼ばれる端末機械のことを指します。
この端末があれば、紙ベースで売られている書籍や小説などと同じものを、データとしてダウンロードする形で紙媒体同様に読むことが可能となります。
紙で売られている本というものは もちろん重量もありますしスペースを取りますが、このキンドル用に購入したデータの本(キンドル本)であれば重さもなく場所も取りません。
ここがキンドルの最大のメリットと言える部分でしょう。
書籍の種類も豊富で2018年のデータでは65万冊がキンドル本に対応している形となっています。
米国においてはもう数年前に既に紙媒体の書籍よりも圧倒的にキンドル本の販売数が多いのが現状となっています。
それほど便利で支持されているのがこのキンドルというわけなのです。
現在も次々と拡大するキンドル本、これからは日本国内でも更に主流になっていくと考えられます。
なぜLCC旅行やバックパッカーにおすすめなのか?
さて、そんな便利で人気のキンドルなのですが ここではなぜLCCで旅行する人やバックパッカーにおすすめなのかを詳しく説明していきたいと思います。
場所を取らないコンパクトさ
キンドルの重さは約200gと計量設定で、コミック本の平均250gよりも軽いことになります。LCCで旅行をしたことのある方なら分かるかと思いますが、毎回荷物の重量にはどうしても慎重になってしまいますよね。暇つぶし用に本を持って行こうにも荷物になるし場所も取る。しかしキンドルであれば本の大きさや重さを全く気にすることなく持ち出せます。バックパッカーの方も薄くて軽いキンドルなら持ち運びも楽々。この気軽に持ち運べる点がキンドルの強みだとも言えます。
電池の持ちがとにかく長い
スマートフォンやタブレット端末は様々な楽しみ方ができるのがメリットですが、同時に電池の減りの速さが気になってしまいます。LCCの機内やバスなどでの移動中にゲームをしたりダウンロードしておいた動画を見たりなど色々な使い方ができるのは良いのですが、そういった使い方をしていると目的地に到着したころに充電がほとんどないなんてこともよくあります。しかしキンドルは違います。フル充電で毎日長い時間使ったとしても1日で電池切れになることはまずありません。電池の心配をすることなくしっかりと楽しめるのはかなり重要なポイントなのではないかと思います。
薄暗い場所でも見ることができ、目が疲れない設計
LCCの深夜便に乗る際やホステルなどの消灯後など、どんな場所でも好きな時に読めるのがキンドルペーパーホワイトの良いところ。なぜなら25段階の照度設定ができ、暗い場所でも目に優しい光の放ち方をしてるからです。スマホなどでは、暗闇で明るすぎて目が疲れてしまうことも多々ありますが、ペーパーホワイトは紙のような質感と 強すぎないフロントライト設計の為 長時間暗い場所で読んでいてもさほど目の疲労感を感じることがありません。
完全防水でプールサイドやビーチでも使える
海外旅行に行く場合はホテルのプールで寛いだり、またはビーチに行ったりする機会もあるかと思います。そんな時にもペーパーホワイトは大活躍です。2018年に発売された新型のものには防水機能が追加され、水に浸そうが本体を洗おうが問題なく使用できるようになりました。この機能が追加されたことにより、お風呂に浸かりながら読書ができるようにもなったため使用範囲が大幅に広がりました。私のように物の扱いが雑な人間にも安心の機能です。笑
キンドルペーパーホワイトの特徴
ペーパーホワイトの中でも世代によって違いがあるので注意が必要です。
今回はペーパーホワイトの中でも最新の第10世代について紹介していきます。
それではスペックを見てみましょう。
Kindle Paperwhite | 新モデル(第10世代) |
サイズ | 167 x 116 x 8.18 mm |
重量 | Wi-Fiのみ:182g
Wi-Fi + 4G:191g |
ストレージ | 8 GB / 32 GB |
内臓ライト | LED 5個使用 |
解像度 | 300ppi |
バッテリー持続時間 | 数週間(利用状況により異なる) |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
防水機能 | あり(IPX8等級) |
これらの機能を更に詳しく説明していきます。
薄くて場所を取らないコンパクトサイズ
スマホほど小さくもなく、タブレットほど大きくもない。そんな中間のサイズがちょうどいいキンドルペーパーホワイトはやはり場所を取らないのが一番のメリット。紙の本は買えば買うほどスペースに困りますし、持ち運ぶのも正直大変です。しかしデータのみで管理できるキンドル本は何冊分もキンドルの中に保管しておけますし、もちろんスペースのことなんて気にする必要もありません。カバンの中に入れておけばいつだって読書を楽しむことができます。
スマホと変わらない程の軽量設計
キンドルペーパーホワイトの第10世代は旧型よりも更に軽量化した182g。この重さは一般的なスマホとほぼ変わらない重さであるというのですから驚きです。因みに紙の本はコミック本1冊で250g程度しますので、それよりも軽いということになります。旅行の際 飛行機の機内持込手荷物に入れたとしても重さを気にする必要はありませんし、普段から常備していたとしても気にならないレベルの重さです。
余裕のある2パターンストレージ
第10世代では8GBと32GBの2つのストレージタイプで販売されています。通常の書籍のデータ量が1冊あたり平均50MBなので 8GBの場合ですと160冊分、32GBですと640冊分となります。漫画の場合はデータ量が大きくなるので上記の冊数が大きく減りますが、それでも十分なストレージが確保されていると言えるでしょう。空き時間に本を読む程度の方でしたら8GBの方で十分かと思われます。
目に優しいフロントライトで暗闇でも問題無し
一般的なスマホやタブレット端末というものは液晶画面が採用されており、画面背面から明るく照らすバックライトが使用されています。一方キンドルではベゼルの下部から画面全体を照らすように照射するため直接目に光が当たらない目に優しい設計となっています。このため、暗い場所でも疲れることなく長い時間の読書を可能にさせています。視力に影響を与えるブルーライトもほとんど発生しないと言われているので、安心して使用することができます。
読んでいて疲れないE-Ink(イーインク)採用
E Ink(イーインク)とはアメリカの企業が開発した特殊な技術を使った薄型ディスプレイの表示方法のことを指します。このイーインクのメリットはバックライトを使用しないと綺麗に見られない液晶とは対照的に、紙に書かれた文字と同じようにライトを使用せずとも自然の光を使って見ることができるという点です。このため長時間キンドルの画面を見ていても目が疲れないのが大きなメリットです。モノクロ表示のみしか対応していないというデメリットはありますが、コントラストは比較的強く印刷物と同じように表示されるので違和感なく読み続けられます。
バッテリーはフル充電で数週間も続く
キンドルの公式にも書かれているように、明るさ設定10でワイヤレス通信無しで1日30分使用した場合で 最大6週間も充電する必要がないと謳われています。ただ 実際使うとなるともっと長い時間読むでしょうし、他の機能を使ったりもするのでもっと電池寿命は短くなると考えられます。それでも週に1回ほど充電しておけば困らないはずですので、そう考えると余計な心配をしないで読書を楽しめるのは良いですよね。正直 キンドル本体が無くてもアプリなどをスマホにダウンロードすればアマゾンの電子書籍を読むことだって可能なのですが、他の端末ではいつだってバッテリー切れの心配をしなくてはいけません。旅行中や外出中など、充電ができない場所にいる時には相当心強く感じます。
完全防水でどこでも気にせず使用できる
新型のペーパーホワイトで最も注目すべき点は何といっても高い防水機能が搭載されたことでしょう。もともとキンドル利用者の多くは外出時の持ち出し用に購入しているため、この機能が付いた製品が出たことによって更に使用の幅が広がったのではないかと思われます。一応 防水機能の付いたキンドルオアシスという別製品もあるのですが、こちらは価格帯が約3万円代と高め。そう考えると おおよそその半分の値段で買える新型ペーパーホワイトのコストパフォーマンスはかなり高いと言えます。
実際に使ってみた
ここでは開封から初期設定などを行い、実際にダウンロードした本を読んだ感想等を書いていこうと思います。
さあ、それでは早速購入した本体を開封していきます。
箱の中身を出すと黒い箱に包まれた本体などが出てきました。
黒い箱の中身にはキンドル本体・充電コード・説明書が。
説明書も小さくてコンパクトな内容となっています。
びっくりしたのが開封前からキンドル本体の電源が付いていた?ことです。
画面には電源の入れ方が画面に表示されています。
さて、本体の方を見ていきましょう。
まず 本体の下部には充電用コードの挿入口と電源ボタンが付いています。
それ以外には何も付いていないのでかなりシンプルな作りという印象です。
防水設定なので限りなくフラットな構造になっているのでしょう。
画面の表面はスマホなどと違って光沢感はあまりなく、さらさらした設計。
これなら読書をするときも映り込みが少なくて見やすいので良いですね。
裏面はこんな感じ。アマゾンのマークが入っていて可愛いですね。
背面の方も光沢感はなく、さらさらとした触り心地。滑りにくく持ちやすいです。
さて、まずは初めに言語設定からしていきます。
タッチの反応も比較的良いので使いやすそうな印象。
言語を設定したらWifiの設定、自分のAmazonアカウントとの同期をして初期登録は完了です。
こちらはホーム画面。初めに好きな本のジャンルをいくつか選択するのですが、それを基におすすめのキンドル本を画面に表示してくれるようになります。
試し読みもできるので、私の場合は少し読んでみて気になったら購入という流れにしています。
本を読んでみる
キンドルペーパーホワイトは手に持った感じ、大きすぎず小さすぎずでちょうど良いサイズ感なので読書に本当に適していると思います。
重さもスマホと同じくらいと軽めなので、長時間でも手が疲れません。
それでは試し読みでダウンロードしてみた本を読んでみたいと思います。
タッチの反応はスマホほど高感度というわけではありませんが、ストレスのないくらいの速さでページ送りができます。
実際に読んでみて思うのは、画面が液晶とは全く違って 本物の紙の本と変わらないような質感で表示されるということ。
先述しましたがバックライトで照らしているわけではないので目がほとんど疲れません。
他の機能として、辞書機能があります。
分からない言葉や言い回しなどがあった場合は、文字の上で長押ししてドラッグ選択するだけで意味が表示されてとても便利です。
辞書機能だけでなく、ネット接続があればWikipedia検索や翻訳機能なども同時に使えますので読書がかなり捗りそうです。
因みに分からない英語を選択すれば日本語の意味も出ますので、うまく使えば英語の勉強にも役立ちそうな感じもします。
文字サイズは2本指でピンチイン・ピンチアウトすれば縮小・拡大ができます。
キンドル本は本の種類によっては文字の大きさが異なったりするので、この機能があると嬉しいですね。
(スリープ状態)
本をスリープ状態にするには、電源ボタンを押せばOK。
因みに 専用のカバーがあればカバーを閉じるだけで自動的にスリープモードになります。
試しに暗い場所でも見てみました。
真っ暗な部屋の中でも自然な明るさで画面が照らされるので、これまた目が疲れません。
場所や時間を問わずいつでも好きな時に読書を楽しめるのが魅力的です。
総合的に見ると長時間の移動が多い私にとってはとても役に立ちそうです。
消灯後の飛行機の中でも、長時間のバス移動中でも、ビーチで寛いでいる時でも、どんな時でも活躍しそうなので本当に買ってよかったと思うばかりです。
さいごに
旅行の際に超役立つキンドルペーパーホワイトは、買って損はないヘビーローテーションのガジェットと言えます。
薄くて軽くて充電持ちが良く、どんな場面でも使えるのでこれからどんどん読書をする時間が増えそうです。
なぜ今まで買わなかったのか…とちょっと後悔してしまうくらいです。
まあ それでも、遅かれどこうしてキンドルと出会えて良かったなぁと思いますね。
皆さんも 旅行のお供にKindle Paperwhiteをゲットしてみませんか?