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【東海地区最大級】岐阜県の鍾乳洞なら大滝鍾乳洞が定番!自然が作り出した芸術を堪能しよう

 

 

トモ

岐阜県の大滝鍾乳洞っていう観光地に行ってきたよ~!

冷たいイヌ

しょ、鍾乳洞って、あ、あれか?洞窟みたいな(ブルブル)

トモ

何?暗い所怖いの?笑

冷たいイヌ

ち、ちげーよ!ちょっとトラウマが…

 

 

岐阜県には鍾乳洞がいくつかありますが、今回私が訪れたのが 東海地区で最も大きいと言われている大滝鍾乳洞という所です。

東海地方の人であればほとんどの人が行ったことのあるくらい定番の鍾乳洞で、規模だけでなく知名度も高い人気の観光地です。

今回は自然が作り出した素晴らしいアートを拝みに行ってきましたので、こちらで存分に紹介していこうと思います。

 

 

大滝鍾乳洞とは?

 

 

岐阜県郡上市に位置する大滝鍾乳洞は東海地方で最も大きい規模を誇る石灰洞。

東海三県の人々であればほとんどの人が耳にしたことのあるほど有名な観光地です。

こちらでは長い歳月をかけて形成された自然のアートがそのままの姿で残されており、他の鍾乳洞とは違ってありのままの姿を楽しむことができるのが魅力です(たまに洞窟内があまりにも綺麗に整備されていて興ざめする鍾乳洞もありますので…)。

ケーブルカーで洞窟入り口まで向かうワクワク感や、洞窟を出た後に歩む爽やかな下山道など楽しみどころが多いのも良いところ。

アクセスも比較的容易なので行きやすく、鍾乳洞初心者におすすめの場所だと言えるでしょう。

 

 

大滝鍾乳洞への行き方

 

まずアクセスですが、基本的には車で行く方法一択となります。

山間部にあるため公共交通機関などで行くのは難しいためです。

さて、名古屋から行く場合を想定すると合計所要時間は約2時間。土日は渋滞などがある場合を想定してプラス15~20分くらいを見ておくと良いでしょう。

高速道路のコース例としては【東名高速:名古屋→一宮JCT→東海北陸道:郡上八幡】が分かりやすくて良いかと思います。

郡上八幡ICを降りたら一般道で約20分程度、途中狭い山道を登っていき到着です。

 

 

大滝鍾乳洞に到着

 

駐車場は無料で、最大300台ほどは駐車できるようです。

この日は6月の平日ということもあり、私たちを含め訪れていた人はたったの2組。

午前中だったからでしょうか…ガラガラでした。

 

 

駐車場のすぐ側には記念写真を撮ることのできるスペースが。

三脚が置いてあり自由に使うことができました。

記念写真を撮ったのち 入場券を購入しにチケット売り場へ向かいます。

 

クーポン提示で割引入場

 

大滝鍾乳洞の公式ホームページの下の方でクーポンをゲット出来るのでそちらを使用し、大人1名 1000円→850円で入場券を購入することができました。

このクーポンの良いところは、プリントしなくてもスマホ画面提示で利用できること。

忘れずにチケット売り場で提示しましょうね!

 

 

おみくじ券も一緒にもらえました。

こちらは洞窟探検の後で引くこととします。

 

ケーブルカーに乗って鍾乳洞入り口まで

 

 

チケット売り場を進んで奥に向かうと山の谷間の綺麗な小道があります。

この日はとても天気が良くて気持ちいい風が吹いていました。最高です。

 

 

少し歩くとケーブルカー乗り場に到着。

ここから鍾乳洞の入り口まで近代文明を利用して一気に登っていきます。笑

 

 

珍しい木製の客車に乗りながら しばしの森林浴を楽しめます。

1度に25名程度運べますが、この日は私と友人のたった2名。なんだか寂しいような…。

約1分弱のケーブルカーの旅を終え、いよいよ鍾乳洞の入り口に到着です。

 

 

いざ、大滝鍾乳洞に潜入

 

 

山の斜面にひっそり開かれた大滝鍾乳洞の入り口。

何とも言えない静けさを感じます。

 

 

入り口の隣には鍾乳洞に関する情報が書かれています。

現在までの調査では既に1000mを越える通路と空間が確認されているということで、その大きさを改めて実感。

また、鍾乳石が1cm成長するためにおよそ100年もかかるとのことですから驚きです。

これから目にする内部は私たちの人生には到底及ばない程の長い歴史があるということですね。益々興味が湧いてきます。

 

 

入るとすぐに感じるのがひんやり冷たい空気と静まりかえった不気味な空間。

自分たち以外誰もいないため、より一層その不気味さが増します。

正直、こういうのが怖い人には絶対無理だなと思います。怖いもの知らずの私でもちょっと怖かったくらいです。

 

 

ケーブルカーに乗っていた係員の話によると、洞内は年間を通じて一定の19度とのこと。

夏場でも少し寒く感じるので、薄着で行くのであれば何か羽織るものを持って行くと安心です。

 

 

少し進むと1つめの開けた空間に出ます。

天井を見ると圧巻。何万年前とも変わらぬ姿がここには遺されています。

 

 

壁を見るとこのような鍾乳石が一面に見られます。

手で少しなぞってみると とても固く普通の岩と何ら変わりません。

正に自然の神秘と言えましょう。

 

 

鍾乳洞内部にはこのように名札が掲げられた見どころがいくつかあります。

それぞれに違った特徴がありとても面白いです。

 

 

「赤鬼の爪」と名付けられた鍾乳石。

まるで生き物であるかのような見た目に驚かされます。エイリアンの管のような…。

 

冷たいイヌ

こんなのガクブル過ぎる…

 

(天井を映した写真 先がよく見えない程大きい)

 

しばらく進むと洞内で最も大きな空間に出ます。

ここにはこの鍾乳洞の名にもある大滝があり、その大きさに圧倒されることでしょう。

 

 

日本一の規模だというこちらの地底にある大滝。30mもあるそうです。

暗闇の中から流れ落ちてくる滝は何とも言えない不気味さがあります。

ここには地下水を飲むことのできる箇所があるので、是非とも試してみて下さい。

 

 

後半もまだまだ続きます。

こちらは背の高いケーキのような筒状の鍾乳石。ネーミングセンスも良いですね。

後半は階段が結構あったりするのでアップダウンが激しめですが、それもまた面白いです。

 

 

約20分の洞窟探検も終わり、ようやく出口に到着です。

短い時間ではありますが、まるで地球の中心部に足を踏み入れたかのような体験でした。

こんな凄い創造物が何万年の時を経て現代に存在していると思うと本当に感慨深いです。

わたくし、完全に鍾乳洞に魅了されてしまいました。

 

美しい景色を眺めながら下山

 

 

鍾乳洞を出ると、帰り道は緩い山の斜面を自力で下っていきます。

ここからの景色がとても綺麗で美しいですので要チェックです。

狭くて暗い空間を出た後のこれなので、よりその気持ちよさが倍増します。

 

 

爽やかな空気を感じながら、ゆっくりと山を下ってゆく。

こういった楽しみ方もできるのが大滝鍾乳洞の魅力でもあります。

 

 

おみくじ引きを忘れずに

 

チケット売り場のある場所に戻ってきたら、チケット購入時にもらったおみくじ券で忘れずにおみくじを引きましょう。

 

 

おみくじが引ける場所は、チケット売り場のすぐ正面にあるお土産売り場の中です。

 

 

ありました!早速おみくじを引いてきます。

 

 

お!無難にも中吉でした~。

幸せへの鍵が「炭酸飲料を飲むこと」と書かれていたので、自販機で買ってすぐに一気飲みしてやりました。笑

幸せよ、どうかやってきて下さい…。

 

 

その他施設

 

食堂

 

 

駐車場のすぐ前にはお食事処があります。

名物の古代焼きが食べられるお店もありますが、軽く食べたいのであればこちらの食堂でも良いかと思います。

今回私も友人もそれほどお腹が空いていなかったのでこちらの食堂を選択。

 

 

定食や飲み物などバリエーションは豊富です。お値段もお値打ち。

 

 

今回私が注文したのは鶏ちゃん定食(800円)です。

火のついた鍋ごと提供してくれますので、その場で焼いたアツアツの鶏ちゃんを楽しめます。

 

流しそうめん

 

 

夏休みの期間限定での開業となりますが、1人600円で流しそうめんの食べ放題を楽しむことができます。

鍾乳洞から湧き出る冷水を使用した流しそうめんは格別。お子さん連れに人気だそうです。

 

釣り堀

 

 

近辺には釣り堀がいくつかありますが、奥美濃で一番大きな釣り堀はここ!

1竿300円で糸が切れるまで釣り放題で楽しむことができます。

釣った魚をその場で炭火焼にして食べることもできるのだそうですよ。お試しあれ。

 

お土産売り場

 

 

民芸品や特産品、天然石など様々なお土産を取り扱うお店もあります。

鮎の加工品やお漬物など、この地域の名産が売られていますので是非寄ってみて下さい。

 

 

営業のご案内

 

■営業時間/8:30~17:00

 

■入洞料金

大滝鍾乳洞 大人 1000円
中人(中学生・高校生) 800円
小人(5歳~小学生) 500円

 

■地図

 

 

さいごに

 

 

大滝鍾乳洞は一度は訪れておきたい、岐阜の名所とも言える場所です。

自然の作り出した神秘は現代も生き続け、多くの人々に感動と驚きを与えています。

岐阜県を観光される際にどこに行くか迷っているのであれば、まず大滝鍾乳洞を検討してみて下さい。

訪れたら、それはそれは印象に残る観光になること間違いありません。