海外旅行でもはや定番となりつつある格安航空のLCC。
今では近場の国へ行く程度であれば往復たったの数万円で行くことができ、路線も現在進行形で次々と拡大中。今後も多くの需要が見込まれるであろう業界だと言えます。
そんなLCCの最大の魅力と言えば言うまでもなくその安価な価格ですが、その代わりに機内サービスに関しては最低限に抑えられています。
片道2~3時間の東アジアくらいであれば問題ないですが、タイやシンガポールといった東南アジアへ行くとなると6時間近くはかかるため 機内での過ごしやすさは結構重要なポイントになってきます。
そこで、今回はそんな長時間のLCC機内でも快適に過ごせるグッズを 私のこれまでの搭乗経験をもとに皆さんに紹介していこうと思います。
事前に準備をしておくだけで旅の疲労が大きく左右されますので要チェックですよ。
LCC旅行で想定しておくポイント
まずはLCCの機内では通常のFSC(フルサービスキャリア)と違ってどのようなデメリットが予想されるるのか?という点から見ていきましょう。
大きくまとめると次の点があげられます。
■機内は結構寒いが毛布は有料
■座席にディスプレイが無いので暇
■座席は狭め(横幅も前後も)
だいたいどこのLCCにも共通している点が以上の3つです。
この欠点を補うために予め機内に持ち込んでおいた方が良いものを次にあげていきます。
寒さ対策にブランケット
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■楽天で安く買える
■足カバー付き・手が出せる・顔も覆える
■軽量&コンパクト
まずは寒さ対策用にブランケットは持っておくべきだと思います。
私はこれまで東南アジアへ行く時に何度もLCCに乗ってきましたが、どの航空会社も総じて寒いという印象を受けます。特にエアアジアは激寒!
何回か薄着で乗ってしまった時があって、その時は寝ることもできずにただひたすら到着するのを待っていたという苦い経験も…。
日本から旅行する方の中には「東南アジアとか常夏だし半袖半ズボンで良いやろ~」的な考えでLCCに乗ってしまう方も少なからずいるかもしれませんが、東南アジア行きLCCの機内は涼しいを通り越して極寒の時もありますので要注意です。
特に深夜発の便に乗って機内で就寝する予定の方は必ず持込みするようにして下さい。
快適な睡眠用にピロー・耳栓・アイマスクなど
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■前かがみ状態で楽に眠れる
■コンパクトで計量設計
■色んな場面で使える
機内で快適な睡眠をとるためにはネックピローも持っておくべきだと考えます。
最近では座席の狭いLCC用に、前かがみでも眠ることができるよう改良されたピローもあったりとバラエティも多種多様。
移動の疲れを残していては楽しい旅行も満喫できませんので持っておくと安心ですね。
耳栓やアイマスク、使い捨てスリッパといった定番アイテムもお忘れなく。
暇つぶしにキンドルブック
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■充電が超長持ち
■暗闇でも目に優しいディスプレイ
■コンパクトでかさばらない
LCCの機内で困ることと言えば、通常フルサービスキャリアの座席に付いている機内アミューズメントが無く暇潰しできるものが無いという点。
インターネットも使えないのでオフラインで楽しめるスマホのゲームで暇つぶししようにも消費電力が気になりがち…。
となると本を機内に持ち込むのが最善かと思われますが、ぶっちゃけ結構荷物になるんですよね。
そんな時にオススメできるのがキンドルブックです。
軽量・コンパクト・充電長持ち・容量十分の優れものなので、LCC旅行を頻繁にする方は持っておくと便利です。
マンガもダウンロードして入れておけるので読書嫌いな方でも使えますよ。
気になる方はこちらの記事で詳しく紹介していますのでどうぞ。
その他私が毎回持ち込んでいるもの
・筆記用具(ボールペン・シャーペン)
・歯ブラシ+歯磨き粉
・モバイルバッテリー
・ティッシュ
・密閉型イヤホン
・ミンティアなどの清涼菓子
とこんな感じです。
だいたい毎回このような持ち物を機内に持ち込んでいるのですが、これだけ準備しておけばだいたいは快適に過ごせています。
一番重要なのは寒さ対策グッズなのでその点だけ忘れないようにしましょう。
あと、もう一つ大切なのは搭乗前に食事をやや多めにとっておくということです。
機内食を予約時に別料金で申し込んでいる方は別ですが、基本的にLCCでは食事は付いてきません。
6時間ほどのフライトでも空腹になってしまわないように、予め空港でしっかりご飯を食べておくと良いですよ。よく眠れますから。
ただ、水分は摂りすぎないようにだけ気を付けて下さい。
LCC旅行は事前準備で快適度が大きく変わる
さて、今回はLCC旅行で機内に持ち込んでおくべき持ち物について紹介しました。
初めてLCCに搭乗する方は意外と事前準備をせずに乗ってしまって機内でシンドイ思いをする方も多いみたいなので、ぜひ事前に買うべきものを揃えておくように下さい。
特に長いフライトとなると、その後の観光に大きく左右してきます(深夜便は特に)。
安くて快適で楽しい旅のために、しっかりと前もって持ち込むものを決めておきましょう!