バンコク

タピオカミルクティーはタイ語で何と言う?注文時に役立つ知識も紹介

 

 

トモ

タピオカミルクティー注文したいんだけど、タイ語で何て言うか教えてくんない?

冷たいイヌ

100バーツ

トモ

え?金取るの(笑)?

冷たいイヌ

当たり前だろ。

 

 

日本同様にタイでも大人気のタピオカドリンク。

街中には至る所にドリンクスタンドが出店しており、いつでも気軽に買えてしまいます。

旅行でタイに行かれる方の中でもそういったお店で販売されているタピオカミルクティーが気になる方も多いはず。

しかしバンコクなどの都会のど真ん中などに出ているお店では英語注文でOKでしょうが、ちょっと郊外や地方に出てみるとタイ語しか話せない店員さんもいたりします。

今回はそんな場面で覚えておくと役に立つ?タピオカミルクティーのタイ語での言い方を紹介していきたいと思います。

 

 

タイ語だと全然違う言い方のタピオカミルクティー

 

 

タピオカミルクティーをタイ語で言うと「チャーノムカイムック」となります。

まず ชา(chaa)[チャー]が紅茶という意味、นม(nom)[ノム]はミルクという意味、これを合わせてミルクティーという単語が出来上がっています。

そして ไข่มุก(khàymúk)[カイムック]は真珠という意味を持っていますが、現代ではタピオカ全般としても使われています。

カイムックの発音はカイで声を低く下げて、ムックで高く上げるのがポイントです。

タイ語には声調があるのでなるべく正しく発音しないと伝わらない場合もありますので気を付けましょう。

日本語とも英語とも全く異なる言い方のタピオカミルクティー、タイ語とは面白い言語ですね。

 

 

抹茶ミルクティーも全然違う

 

 

抹茶ミルクティーはタイ語で「チャーキィアウノム」と言います。

分解してみると ชา(chaa)[チャー]が紅茶、เขียว(kʰǐaw)[キィアウ]がという意味、これで緑の紅茶=緑茶=抹茶となります。

そしてこれにนม(nom)[ノム]のミルクが組み合わさって抹茶ミルクティーとなるのです。

ちなみにキィアウの発音は、下にさげてから上げるように言う上声となります。

このように分解して考えればタイ語もちょっと理解しやすくなり、尚且つ面白いですね。

タピオカ抹茶ミルクティーの場合は「チャーキィアウノムカイムック」とやや長めになります(笑)。

※補足:似た商品として抹茶ラテがありますがそちらは「チャーキィアウイェン」です。アイスグリーンティーという意味。

 

定番のタイティーも覚えておこう

 

 

タイレストランなどでもお馴染みのタイティーはタイ語で「チャーイェン」と言います。

เย็น(yen)[イェン]には冷たいという意味があり、紅茶のชา(chaa)[チャー]に繋げると冷たい紅茶=アイスティーとなります。

タイではアイスティーと言えば一般的にこのタイティーとして広く認識されているので、日本人の感覚でアイスティーを注文すると時には誤って出てきてしまうことなんかもあり得そうですね。

タイでタイティーを味わうなら名の知れたブランド「チャトラムー」が美味しいので、旅行などで訪れる際はぜひ試してみて下さい。

 

赤缶で有名な「ChaTraMue(チャトラムー)」タイティーの定番と言えばココ! 赤い蓋に赤いストロー、カップの中央には赤の背景にゴールドのサイン。 街に行...

 

 

注文時に使えるタイ語

 

 

タピオカミルクティーを注文する際は「アウ チャノームカイムック ノイ カー/クラップ」で注文すればOKです。

文の最後に付く【カー/クラップ】は注文する方の性別により変わり、女性であればカーを 男性であればクラップ or カップ をつけます。

その他に以下の表現もドリンクをオーダーする際に役立つかと思います。

 

■甘さ控えめでね หวาน น้อย(wăan nɔ́ɔy)

→ワーン[甘い] ノイ[少し]=ワーン ノイ(ナーカー/クラップ)

■氷少なめでね น้ำแข็ง น้อย(náamkăeng nɔ́ɔy)

→ナムケーン[氷]ノイ[少し]=ナムケーン ノイ(ナーカー/クラップ)

■袋はいりません ไม่เอา ถุง(mâyaw thǔŋ)

→マイアウ[いらない]トゥン[袋]=マイアウ トゥン(ナーカー/クラップ)

ナーは和らげ言葉で、よりフレンドリーな感じを表します。日本語で言うと「~でね!」といった感じです。

 

 

 

 

さいごに

 

 

今回はタイでタピオカミルクティーを注文するときに使えるタイ語表現を紹介しました。

日本人には全く馴染みのない言葉ばかりですが、学んでみるとその面白さに気がつくはずです。

まるでパズルを組み立てるかのような楽しさがあるので、実はハマる方も多い言語なんですよ。

気になる方は興味のある分野からちょっとずつ覚えてみるのが良いと思います。

最後に今でも人気健在のタイ語本を紹介して終わりとさせていただきます。

 


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