せっかくバンコクに旅行に来たなら、ビーチも満喫しちゃいたいですよね?
ホテルのプールも良いですが、南国に来たならやっぱり心地よい波音を聞きながら海辺でくつろぎたいものです。
そんな方の為に、今回はバンコクから日帰りで行ける綺麗なビーチを紹介します。
そのビーチがあるのが、サメット島という島でバンコクからはバスと船で約5時間とちょっと遠め。
しかしながら安く日帰りで行ける島にもかかわらず、そのビーチはプーケット並みと言っても過言ではありません。
それでは、パタヤのラン島よりも静かで綺麗なサメット島について詳しく説明していきましょう。
Koh Samed(サメット島)
ラヨーン県に属するサメット島は、タイ人にとっても人気のリゾートアイランドです。週末にもなると、タイ人が家族でこの島を訪れ休暇を過ごす様子もうかがえます。
最近ではインターネットやSNSの普及によりサメット島が広く知られ、外国人観光客が訪れる人気の島となりつつあります。ホテルやバンガローなどの宿泊施設もいくつかあり、バンコク観光とセットでこの島に訪れ休暇を過ごす外国人観光客も少なくありません。
サメット島は国立公園として指定されている島のため、入島する際に20THB(約69円)+ビーチに入場する際に利用料 外国人:220THB(約753円) タイ人:60THB(約205円)を支払うことになります。
島にはビーチがいくつかあり どこも美しく、しばしばバンコクで1番近くて綺麗なビーチと言われることがあります。
サイケーオ ビーチ
サイケーオ ビーチはナダン埠頭と呼ばれる、島でメインとなる船着き場から一番近い位置にあるビーチです。
日帰りでサメット島を訪れる人々のほとんどは、この最も近くアクセスしやすいサイケーオ ビーチに行きます。
ビーチは広く、観光客用にお店やビーチチェアーなどが多く準備されているため比較的便利です。
ビーチチェアーは有料で、相場はおおよそ 100THB(約345円)/1日 です。
タオルの貸し出しはしていませんので持参していきましょう。
ビーチ周辺には無料で利用できるトイレがありますのでご安心ください。
やはりパタヤのラン島と比べると、観光客が少なめでとても落ち着きます。
砂浜は奥行きが結構あるので広々としていて、眺めがとても良いです。
浮き輪の貸し出しもあります。SNS用でしょうか、特大ユニコーンなど色んな種類が置いてあります。
移動に疲れたのでマンゴーを食べながら小休憩とします。60THB(約206円)と、バンコク市内とあまり変わらない値段設定でありがたいです。
因みにこれがプーケットだと、全体的に少し値上がりします。おそらく100THB(約344円)くらいでしょう。
水がとても綺麗です。実際に泳いでみたのですが、プーケットのパトンビーチよりもずっと綺麗です。
バンコクから日帰りで行ける距離でこのレベルの水質なら、少し遠くても絶対にサメット島を皆さんに勧めたいです。
波も穏やかなので、小さいお子さんと海水浴を楽しむファミリーもよく見かけました。
行き方
さて、それではバンコク市内からサメット島へ向かう方法を案内していきたいと思います。
行き方はツアーに申し込んで行く方法 と 個人でバスとフェリーを乗り継いで行く方法がありますが、今回は後者の安く簡単に行けるバスとフェリーを乗り継いで行く方法での案内をご紹介します。
はじめにスカイトレインBTSのEkamai(エカマイ)駅へ向かいます
駅に着いたら②番出口へ向かってください
階段を下りて矢印のように転回して、約1分程歩きます
すると左手にエカマイバスターミナルが現れます
ここからバスに乗って、本土とサメット島を繋ぐフェリーの船乗り場 バンペー へ向かいます
チケット売り場には「BAN PHE(バンペー)」もしくは「KOH SAMED(サメット島)」と表記されています
ここのチケット売り場でチケットを買いましょう
チケットはバスと船のセットのものを買っておくと良いです(白いチケット→バス・赤いチケット→フェリー)
セット価格は251THB(約865円)で、内訳は行きのバス代+フェリー往復代です
※帰りのバス代は含まれていませんので、帰りのバスはバンペーのバス停で購入します。エカマイバスターミナルでは帰りのバスチケットを買うことができません。
お昼にはサメット島に着けるように、できれば7時発のバスに乗ってください
それ以降出発の便ですとサメット島の滞在時間が短くなってしまいます
バスに乗ったら約4時間でバンペーに到着します
途中トイレ休憩が1回あります ※バス内は冷房が強めにかかっていますので、何か羽織るものを持っていった方が良いです
乗ってしまえばバンペーは終点ですので何も心配する必要がありません
バンペーのバス停すぐ側にはセブンイレブンがあり、その右横から進めば船着き場に着きます
こちらがフェリーのチケット売り場です
既にバスとセットで買っているので赤いフェリーのチケットをここで見せれば大丈夫です
出発時間はおそらく正確には決まっていないようです
人数が集まり次第出発するという方式を取っているようでした
もし船着き場に全然人が集まっていなかったら、出発までに時間が空きます
その場合は船着き場周辺にあるお土産屋などを見て回ると時間が潰せると思います
結構色んなお店が出ています
ここでお土産など買うのもアリかと思います
船着き場には軽く食事できる場所もあります
全て40BTH(約138円)と激安でしたので、少し腹ごしらえをしました
時期によっては、サメット島も閑散期があります
そういった時期に訪れると船の出発まで40分~1時間と長時間待たなければいけない時もあります
こればかりは運ですので、初めから焦らずにのんびりと行く精神で行くのが良いかと思います
数人集まっているようなので、そろそろ桟橋へ向かいます
夢に出そうな人形がお出迎え
船乗り場はこのような感じです
やっとのことで乗船し、そこから約40分かけてサメット島へ向かいます
こちらがサメット島のメインの船着き場であるナダン埠頭です
怖すぎる顔の鬼人魚が出迎えてくれます
埠頭に着くとこのような黄色い機械が置いてあります
こちらで入島税として20THB(約69円)支払います
このようなチケットが発券されますので、バーコード部分をゲートの読み取り機にかざせば通ることができます(このチケットは帰りのゲートを通る際にも必要となりますので保管しておいてください)
入島してすぐ、埠頭前の広場にはセブンイレブンがあります
その奥、矢印の方向に歩いていくとサイケーオ ビーチへ向かえます(もちろんお金を払ってソンテウで向かうこともできます)
このような道を進んでいきます
道路の脇にはお店やホステルなどが立ち並んでいて、歩きながら向かうのも結構楽しいです
20分くらい歩くとサイケーオ ビーチの入り口に着きます
ここでビーチ入場料として『外国人:220THB(約753円) タイ人:60THB(約205円)』を支払います
ゲートを通ったら、少し進んですぐにサイケーオビーチに到着です
ここまでおおよそ5時間30分かかりました
朝の7時にエカマイバスターミナルを出発して ビーチに着いたのが12時半頃
道路の交通状態やフェリーとの兼ね合い、また行く時期によってかかる時間は異なってくるでしょう
もちろんですがツアーを利用する場合はもっと早く着くことができます
その場合 バスよりもスピーディなタクシーやバンでバンペーまで向かい、着くとすぐに高速船でサメット島まで向かってくれるので おおよそ4時間弱でしょう
帰り方
さて、日帰りで行く場合は帰りの船やバスも気にかけなければなりません
●ナダン埠頭からバンペーへ向かうフェリーの最終便が18時(1時間毎に運行)
●バンペーからエカマイまでのバスの最終便が18時(1時間毎ではない)
最終のバスに乗るためには17時ナダン発の船に乗れば間に合う計算になるのですが、ここタイランドは日本のように必ず予定通り運航するという保証はありません
常にリスク回避を意識した行動をとることが賢明だと思います
という訳で少し早めに16時ナダン埠頭発の船に乗って、バンぺーで18時発のバスを待つのが確実です
バスのチケットを買う場所は、行きにバスを降りたところのすぐ側にある小さなバスチケット売り場です
最終便のバスチケットはたいてい買えますが、時期によっては満席になって数時間後の増設便になることも考えられます(又は増設便が無くて帰れないなんてことも無きにしも非ずです)
ですから、お昼にバンペーに到着した時点で先にチケットを買っておくのが安心です
バス出発まで時間があれば、待っている間に近くにあるスーパー内の涼しいカフェで休憩したり
(鶏肉の甘辛炒め 200THB:約689円)
船着き場にあるレストランでご飯を食べたりして過ごすのが良いでしょう
帰りはバスで3時間半ほどかけて22時頃にエカマイバスターミナルへ到着しました
まとめ
バンコクから日帰りで行けるサメット島は多少時間はかかりますが、まるでどこかのリゾートアイランドに来たかのような気分を味わえます。
それにも関わらず、個人で行けば往復の交通費・入島税等全て含めてもたったの2千円弱で行けてしまいます。
また、パタヤのラン島と比較すると 海の透明度も居心地の良さも確実に勝っています。
入島料が必要であったり近くに大型ホテルや歓楽街も無いため、マナーの悪い観光客もある程度淘汰されているのでとても静かで綺麗です。
せっかくタイのビーチに行くならば、この美しく落ち着いたサメット島のビーチで最高の時間を過ごしましょう。