シンガポール滞在中にシティスクエアモールでたまたま見つけたサイゼリヤ。
長らく日本に帰っていないこともあり、久しぶりに日本で食べるあの味が恋しくなって入店してみました。
日本のサイゼとシンガポールのサイゼでは、どんな風に違うのか?
今回はそんな 日本で有名なチェーン店の国による違いを見ていこうと思います。
サイゼリヤ・シンガポール
日本でお馴染みのファミレスチェーン「サイゼリヤ」と言えば、安い価格で種類豊富な美味しいイタリアンを中心とした料理を提供する 子供からお年寄りまで人気のレストランだ。
そして「シンガポールサイゼリヤ」は2008年にシンガポール出店に伴い発足、2019年現在では24店舗を国内に展開している。
お昼時になるとランチメニューを目当てに多くの人々が来店し賑わう。
出店当初は伸びぬ売り上げに苦戦したようだが、今では徐々に知名度も上がり経営は好調だという。
今後の東南アジア出店にもますます勢いが見られそうだ。
店内
さて、店内に入ってみると日本とほとんど装飾が同じであるということに気が付きます。
椅子で仕切られたテーブル席の配置や壁紙の色など、多少の違いはあれど雰囲気は日本のサイゼリヤに限りなく近いものがあります。
本当に、海外にいながら日本のサイゼに来ているような感覚です。
メニュー
入店して席についたらメニューをチェックしてみます。
こちらも日本のものとほぼ同じような内容で提供されています。
まずはランチメニューから。
こちらはサラダとドリンクがセットで7.9 SGD(約650円)~です。
スープは付いていないのと、日本の価格と比べるとやや割高です。
それでもこのセット内容だとシンガポールのレストランでは十分安い部類に入ります。
ピザメニューもあり、こちらも1つおおよそ7.9 SGD(約650円)程度。
やはり全体的に価格設定は日本のものよりも高めということですね。
というか日本の設定が安すぎるのではないかと思いますが…。
ステーキ系の商品もこのようにバラエティは豊富。
メニュー全体を見ると 全く同じという訳では無いようですが、ほぼ同じと言ったところでしょうか。
もちろんデザート系もあります。
ティラミスはやはり人気なのでしょうか。売り切れです。
味は?
さて、見た目は良いとして肝心な味はどうなのでしょうか?
今回はハンバーグステーキランチセットを1つと、イカ墨パスタを注文してみました。
Pepper Humburger Lunch:8.9 SGD(約733円)
サラダに関しては、比較するまでもないのですがドレッシングの味は同じで量も同じくらいです。
ハンバーグは日本で出てくるようなアツアツの鉄板ではなく、ちょっと冷めていて’ぬるめ’の状態で出てきました。
味はというとそんなに違いはないように感じます。
あ、上に載っている卵が半熟でないのが決定的な違いでした。
シンガポール人含め外人は基本的に生卵は好かないと聞いたことがあるので、それが理由かと思われます。
ライスはほとんど違いを感じることはできませんでした。全く同じだと思います。
Squid Ink:5.9 SGD(約486円)
追加で注文したイカ墨パスタに関しても、残念ながらちょっと冷めているというのが第一印象です。
味は一緒なのですが、料理が出された時の総合得点は断然日本の方が高いです。
ドリンクバー
ランチやセットを注文するとドリンクバーが付いてきます。
単品に別途付ける場合は3.9 SGD(約321円)です。
これも日本のサービスと同様ですね。
ドリンクバーのサービスって、外国ではそんなに多くないので個人的には嬉しいです。
あと、ちょっと長居したいという方には良いかもしれませんね。
ソフトドリンク、コーヒー、ティーなどが準備されています。
さいごに
シンガポールのサイゼリヤに行ってみて、日本のサービスレベルの高さを実感しました。
安くて、美味しくて、最高の状態で出てくるという日本では当たり前のように思われることがいかに素晴らしいことか。
国が違うので多少は違って当然なのですが、当たり前のことに感謝して素直に喜ぶって大切なことだなと思いました。
決してシンガポールのサイゼが低レベルという訳ではありません。
シンガポールにいながら、この値段で日本と同じ味の美味しいイタリアンが食べられることは本当に嬉しいことです。
特に駐在員やその家族、私のように長いこと海外にいる人などにとっては。
今回行ったサイゼリヤはFarrer Park駅にある「シティスクエアモール」内の地下2階の店舗です。
アクセス抜群のロケーションで、すぐそばにドンキもあるので買い物のついでに寄ってみて下さい。
<シンガポール・サイゼリヤ>
公式ホームページ https://www.saizeriya.com.sg/
営業時間 11:00~22:00(ラストオーダー21:30)