バンコクといえば日本とは違ってビックリするような建築物やビルが多く、観光客にとっては驚き そして時には感動を与えるような都市だと言えるでしょう。
例えば ビルの屋上にバーを作ってしまったり、屋上に金色のドームをあしらっていたり、テトリスのような形をしたビルなどなど…その様相も様々です。
以前紹介したエレファントビルも良い例ですね。
そして今回紹介する建物は何とアルファベットの大文字「G」を模ってしまったトンデモない形のビル。
完成時は地元タイ人でさえも倒壊の心配をしてしまうほど話題になった建物です。
G TOWER(ジータワー)
MRT PhraRam9(ラマ9世)駅直結のGタワー[正式名称:
G Tower Grand Rama 9]は、低層階に小売店 そして中層階および高層階がオフィスで成り立つオフィスビル。
このエリアは次世代のCBD(中心業務地区)誘致計画として、現在開発が進行中の「ザ・グランド・ラマ9」の1つとして2016年にオープンしました。
低層階を軸に2つの棟から成り立っており、南棟は27フロア そして北棟は39フロアをもちます。
とても奇抜なデザインではありますが、外観はスタイリッシュで現代的。環境やエネルギーに配慮したLEED(The Leadership in Energy and Environmental Design) の基準も達成しいます。
ちなみに前述した「ザ・グランド・ラマ9」は、今後更にホテルや高級コンドミニアムが建設される予定で この地域はこれから大きく発展していくエリアであると予想されています。
G Tower Grand Rama 9のオフィシャルサイトより引用
加えて凄いのが、このGタワーのすぐ裏手には数年後に完成予定の「The Super Tower(ザ・スーパー・タワー)」という高さ615mの超高層ビルが建設されるということ。
これが完成すると、以前私のブログでも紹介したベトナム・ホーチミンにあるLandmark 81を超すASEANで最も高いビルとなります。
このエリア、もう本当にスゴイ場所になっていくので今後の発展に注目です。
綺麗に見れないのがちょっと残念
このGの形をしたビルなのですが、ちょっと残念なのが 正面から写真を撮りたくてもベストなスポットが無いということ。
道路を挟んで向かいにはホテルが建っており、客室からであれば綺麗に見えそうですがわざわざそこまでして写真を撮りたいとも思いませんよね。
道路反対側の下の歩道から見上げるように撮ることは可能ですが、どう頑張ってもうまく「G」が見られないのは正直勿体ないと思ってしまいます。
しかし「どうしてもGタワーを写真に収めたい!」という方。安心してください。まだ裏技が残っていますよ。
それは反対側から撮ってしまうということです。
このGタワーの反対側、(2019年現在)遮るビルが一切建っていませんのでバッチリ全体像を収めることが可能。
但し当然ですが「Gの反対」になってしまうので、あとから反転修正する必要はあります(笑)。
写真がうまく撮れる場所はコチラの場所。
Gタワー裏にあるUnilever House(ユニリーバー ハウス)という商業施設です。
エレベーターで上層階にある駐車場まで行けば割と綺麗な全体画像を収めることができます。
物好きな方は行ってみると良いかと思います。
G Tower(Gタワー)詳細
■営業時間 6:00~22:00 ※小売店の営業時間は異なる
■サイト(タイ語)
https://www.gtowerbkk.com/index.php
さいごに
Gタワーはオフィスビルなので観光客が行ってもほとんど何もすることが無いビルではありますが、こんな形をした建物は世界でもバンコクだけだと思います。
変わった建物が好きな方、写真を撮るのが趣味の方は もし興味があれば一度行ってみる価値はあるかもしれません。