バンコク

バーンガジャオでサイクリング!バンナーからの行き方も詳しく解説

 

 

トモ

気晴らしにサイクリングしてきたよ!プラプラデーンで。

冷たいイヌ

お、遂に行ってきたか!バンコクとは全然違っただろ?

トモ

うん。ビックリしたね!首都の真隣にあるのにあれだけ自然が残されてて、まるで地方に行った気分だったよ。

冷たいイヌ

週末のプチ旅行先としても人気なんだぞ。気軽に行けるしオススメだ。

 

 

皆さんは「バーンガジャオ」という場所をご存知ですか?

恐らく、タイ好きやタイリピーターの中でもこの場所の名前を聞いたことのある人はごく少数なのではないでしょうか?

その場所はバンコクからたったの40分、チャオプラヤー川の向こう側に広がっています。

今回は自然豊かで美しい、その隠れたスポットをご紹介していこうと思います。

 

 

Bangkachao(バーンガジャオ)

 

 

バーンガジャオはバンコク中心部の南側、チャオプラヤー川が蛇行するように流れるエリアに囲まれるような形で広がるちょっと不思議な地形の場所

この場所はとりわけ目立った観光地も無く、アクセスもあまり良くないとあって バンコクを観光する外国人にはほとんど忘れ去られたような地でもあります

しかしながら、急速に発展するバンコク市内とは対照的に ほぼ手つかずの自然や文化が綺麗に残されており、近年ではタイ人のみならず欧米人の間でも癒しの場所として人気が出てきています

特に評判が良いのが旅行会社が企画しているサイクリングツアー

バンコクの街中ではどうにも難しいサイクリングも、バーンガジャオであれば綺麗な空気のもと自転車用に舗装された道をスイスイ走りながら楽しむことができます

今回はそんな人気のサイクリングを個人でも行けるように、行き方からサイクリングまでの流れを分かりやすく紹介していこうと思います

 

 

まずはバーンガジャオまでの行き方から

 

バーンガジャオまで行く方法として一番オススメなのは、バンナー埠頭から船に乗って行く方法です

実はクロントゥーイの埠頭から行く方法もあるのですが、こちらは船が怖いくらい小さいので×

また、陸路で行く方法はかなり遠回りになり時間がかかるので×です

 

 

という訳でまずはBTS BangNa(バンナー)駅へ向かいます

駅に着いたら①&②番出口方面の改札から出ましょう

 

 

そのまま出口方面へ向かうと、奥にUdomSuk(ウドムスック)駅まで繋がるスカイウォークが続きます

これをしばらくバンナー交差点方面に5分ほど歩いて行きます

 

 

高速道路が交差する大通りの手前には歩道橋がかかっていて、これを左に進み歩道へと降りていきます

地上へ降りるとすぐにバス停があるのですが、それらはスルーして大きなカーブを道なりに歩いて行って下さい

 

 

左手にバンナー市場を臨みながらほんの数分進むとバイタク乗り場があります

埠頭までは徒歩で20程歩けば到着することも可能ですが、これが案外遠いのでバイクに乗って向かっちゃいましょう

行き先は「ターバンナー(バンナー埠頭)」「タールウァ(船着き場)」「ワットバンナーノーク[船着き場横のお寺]」のどれかで通じるはずです

料金は20THB(約74円)で所要時間は5分ほど

もし複数人で行くのであれば、その際は道路に流れているタクシーを拾いましょう

 

<<ソンテウで行く方法もあり>>

実はバイタク乗り場付近には船着き場行のソンテウ(乗り合いバス)もあります。

人数が集まってからでないと出発しませんが、片道7バーツと格安で行くことができます。

節約派の方はこちらを使ってみても良いかもしれません。
*利用者の少ない時間(午後以降は運行していない可能性あり)

 

 

案外あっという間に船着き場に到着

 

 

こちらの船着き場から対岸のバーンガジャオへ向かいます

 

 

結構すぐ近くに見えますね

向こう側には高いビル等は一切見当たりません

 

 

数分待っているとすぐに渡し船がやってきました

割と大型の船なので安心ですね(因みにクロントゥーイから行く場合に乗る船は本当に小さな5人乗りほどのボートなので結構怖いです)

 

▶ここで注意

バーンガジャオ行きの船にはメインの船着き場以外の小さな船着き場に行く船もありますので、そちらに乗ってしまわないように注意して下さい。見分けるポイントはバイクを載せているか載せていないか。メインの船着き場に向かう船はバイクも一緒に乗りますのでそこで判断しましょう

 

 

このフェリーはバイクや自転車での乗り込みもOK

自分のバイクを持っている方は乗って来ても良いですね

全ての乗船が完了すると船は出発、6分程で対岸のバーンガジャオ埠頭へと到着です

 

 

船の料金は片道何とたったの5THB(約19円)!

行きも帰りもバーンガジャオ側の港で支払うシステムとなっています

※補足[子供:2THB / 自転車:7THB / バイク:10THB] 最終便21:20

 

 

ここまでバンナー駅からたった30分くらいで到着できました

こんなに近いのならしょっちゅう来ても良いくらいですね

 

 

自転車をレンタルしよう!

 

(レンタル自転車が至る所に)

 

バーンガジャオ埠頭に到着すると沢山の自転車レンタル屋があります

見た感じどこも1日50THB(約187円)が相場

好きな場所で借りればOKでしょう

私がいつも使っているレンタル自転車屋は船着き場近くにあるお寺の駐車場横にあるこちらのお店。

自転車のカゴに花が盛られたデザインの旗が目印です。

利用時に50バーツ支払えばID等無しでも借りられるのでおススメです。

どこの自転車屋もお金を支払うとボトルウォーターが無料でサービスされ、あとは自由に好きなだけ乗り回すことができます

パスポートの提示やデポジットの支払いなど煩わしいものが全く無いのが嬉しい点です

 

 

バーンガジャオを自転車で実際に走ってみた感想としては「空気が綺麗」「道がちゃんと舗装されてる」「自転車専用ルートがある」というのが良かった点です

バンコクの街中ではまず第一に道路がガタガタで、自転車が走る隙も無く、排ガスもヤバイのでサイクリングを楽しむ余裕なんて皆無ですからね

一方こちらではそういった問題を気にすることなくサイクリングを楽しめるので本当に清々しい気分を味わうことができます

バンコクにいながら気軽に大自然を感じたい方、都会での生活に飽き飽きしている方、綺麗な空気を求めている方には絶好の場所なのではないかと思います

 

 

ふと自転車を停めて周りを見渡すと、この土地だけ時代が止まってしまっているかのような錯覚に陥ってしまいます

中には今ではもうほとんど見られなくなってしまった高床式の住宅もあったり、池で泳いでいる子供たちなども…

バンコクの隣にこんな素晴らしい空間が広がっていただなんて想像もしていませんでした

バーンガジャオに行ったことのない方は、ぜひとも一度は行っておくべきだと思います

 

(自転車を返却するとキンキンに冷えた美味しいココナッツジュースとおしぼりのサービスまでありました)

 

 

カフェ休憩も忘れずに

 

 

バーンガジャオには至る所にお洒落なカフェが存在しています

自転車を走らせながら気になるお店があったら入ってみると良いでしょう

そしてどこも写真映えするようなレベルの高いカフェばかり

お気に入りのお店を見つけながらサイクリングを楽しんでみて下さい

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(おまけ)バンナー埠頭で魚に餌やり

 

 

さて バーンガジャオでサイクリングを終え船でバンナー埠頭に戻った後は、埠頭の隣にあるワットバンナーノークでチャオプラヤー川に生息する魚にエサやりをしてみてはいかがでしょうか?

 

 

タイでは川の魚に餌をあげることで徳を積むことができると考えられています

また、魚に餌を与えることで未来の繁栄を望むという意味合いもあるそうです

 

 

20バーツでパンをゲット

千切りながら川に投げていきます

 

 

凄い数のナマズたち…

ちょっと怖いくらいですね(笑)

この魚へのエサやりはタイではよく見られる光景なので、皆さんも時間に余裕があれば体験してみると良いかと思います

 

 

さいごに

 

 

バーンガジャオはあまり大々的に観光地として宣伝されてはいない場所ですが、こここそタイの自然や文化が色濃く残るスポットなのではないかと思います。

週末には水上マーケットが開催され、とても賑やかな雰囲気になるので もし検討されているのであれば土日に訪れるのを強くオススメします。

バンコクから40分で行ける緑あふれるこの楽園に、皆さんも足を踏み入れてみてはいかがですか?

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