バンコクからチャオプラヤー川を越えたところにある中州の島 バーンガジャオでは、土日限定で市場が開催されています。
それが「バンナムプン水上マーケット」。
観光客の間では知名度が低くほとんど知られていない場所なのですが、タイ人の間では評判の人気の週末市場です。
今回は見どころも多くしっかり楽しめるこちらのマーケットを皆さんに紹介していこうと思います。
Bang Nam Phueng Floating Market(バンナムプン水上マーケット)
チャオプラヤー川が湾曲する箇所に囲まれるように位置する陸の孤島、バーンガジャオで毎週末開催されているバンナムプン水上マーケットはタイ人に人気の週末お出かけスポット。
飲食屋台・雑貨屋・八百屋などあらゆる分野のお店が所狭しと並び、どれも格安で手に入れることができるというのが魅力です。
バンコクの外れにあるにも関わらず規模は比較的大きく、全てを見て回ったとしても1時間以上はゆうにかかるほど。
普段は静かでのんびりとした雰囲気のバーンカチャオですが、週末になるとそんな静けさも吹っ飛ぶほどの賑やかさを見せます。
食べ物のバリエーションも豊富なので、訪れる際はぜひ食を満喫たいところです。
(お昼頃が混雑のピーク)
市場の見どころ
食べ物たくさん!伝統スイーツも
市場の5~6割は食べ物のお店で、クイッティアオ(タイ風ラーメン)のお店から串焼き屋やお菓子のお店までその種類は実に様々。
しかも、どれも格安で楽しめるというのが嬉しいところです。
とりわけよく見かけたのが昔ながらの伝統的なタイスイーツを扱うお店の数々。
カオトムマットやカノムブアンなどタイを代表するスイーツが大集結しており、地元の人達が持ち帰り用に大量買いしていく姿もたくさん見かけました。
初心者の方は人が多く集まっている所で買ってみると良いですよ!
ココナッツアイス:30THB(約108円)
豚のソーセージ:30THB(約108円)
食べ歩き用のチョイ売り屋台も色々出ています。
安くて美味しいタイ料理を食べながら、のんびり市場を散策するのが楽しいのでオススメです。
民芸品やハンドメイド雑貨などもチェック!
バンナムプン市場ではハンドメイド品も各所で売られているので要チェックです。
特に藍染品に関しては、この地で製造されたものが売られているので是非お手に取って見てみて下さい。
それ以外にも、可愛くて洒落たものがマーケット内の至る所で販売されています。
写真左下のバスソルトは地元民にとりわけ人気のようでした。
どれもお値段安めなので何か1つはゲットしておくと良いかもしれませんね。
大人気の古民家カフェで写真撮影!
市場の中に突如現れるこちらのレトロでお洒落な内装のカフェは、地元民にかなり人気のカフェ。
写真撮影スポットとして、そして休憩所としても誰でも自由に利用できるのが良いところです。
古い家屋をイメージして作られた内装は、ノスタルジックな雰囲気漂う落ち着いた空間に仕上がっており まるで時代を超越してタイムスリップでもしたかのような気分に浸ることができます。
店内に飾られている装飾品のセンスも素晴らしく、時間を忘れて長い時間ゆっくり過ごしたくなるようなカフェです。
緑にも囲まれていて自然を感じることができるのもGOOD。
スペースも広くゆったりと寛ぐことが可能なのでぜひ寄ってみるべきです。
まだまだ他にも!全部満喫しちゃおう
こちらの市場には子連れのファミリーも大勢来ています。
というのも、子供が遊べるエリアも準備されているからなのです。
射撃・お絵描き工作・動物へのエサやり体験などがあり、小さな子供たちが楽しそうに遊んでおりました。家族連れに人気なわけですね。
食べ物以外ではガーデニング用品や植物なども売られています。
また 焼き物や食器などもあったりと、通常の市場とはちょっと違ったものを発見できるのも面白い点です。
とにかく見どころの多いバンナムプン水上マーケット。
定番以外でどこか楽しめる観光スポットを探しているあなたにマッチする観光地であるに違いありませんので、ぜひ訪れてみると良いでしょう。
バンナムプン水上マーケット詳細情報
■営業時間 土日祝のみ 8:00~16:00
■行き方 バンナー埠頭から船でバーンカジャオへアクセス後バイクタクシーor自転車で5分[詳しくはバーンガジャオでサイクリングの記事で説明しています]
さいごに
見どころ沢山でとっても面白いバンナムプン市場。
普段は静かで落ち着いたバーンガジャオですが、この市場の盛り上がりや活気を目の当たりにするとそのギャップに少々驚いてしまうくらいです。
ホステルやお洒落カフェなども多くあり、意外と観光地としての潜在能力が高いこちらのエリア。
バンコクからも近く 簡単に行けてしまう穴場的スポットなので、まだ行ったことのないという方はぜひともおさえておいて下さいね。