シンガポール

あれっ??予想と違うシンガポールのドンキホーテ


 

トモ

シンガポールのドンキ行ってきたんだけどさぁ、ちょっと想像してたのと違うっていうか…

冷たいイヌ

え?日本と同じじゃないってことか?

トモ

う~ん…扱ってる商品はほぼ日本のドンキと同じなんだけど…

冷たいイヌ

そういやあ お前ドンキ大好き人間だもんな?そんなもん海外のドンキに日本と同等のクオリティ求めんなよ(笑)

 

 

ここ数年で東南アジアにも あの激安の殿堂「ドンキホーテ」が次々とオープンしています。

シンガポールに続き タイのバンコクにも出店し、海外でもなかなかの好感を掴んでいるようです。

そんな勢い止まない大人気店のドンキですが、シンガポールの店舗は日本のお店とは大きな違いがありました。

今回はそんな日本とシンガポールのドンキホーテの違いを見ていきたいと思います。

 

 

シンガポールのドンキホーテ

 

 

シンガポールでは2019年現在、ドンキホーテは国内に3店舗展開しています。

ホテルが多く建つエリアのFarrer Park駅に直結するCity Square Mallに1店舗、ショッピングの中心地Somerset駅にあるOrchard Centralに1店舗、そしてカフェやレストランが集結する食のエリアとして知られるTanjong Pagar駅の100AMというモールに1店舗の計3店です。

店内で売られている商品はほぼ日本のドンキと同じ製品で、価格も同じく低価格路線で勝負しています。

日本製品はシンガポール人ウケが良いのか、この日も多くの人が訪れていました。

今回訪れたのは3つの店舗の中で最も新しいシティスクウェアモールの地下2階にあるドンキです。

それでは店内へレッツゴー!

 

 

広すぎる食品エリア

 

 

まず 日本のドンキホーテと決定的に違うのが、入ってすぐに生鮮食品エリアが広がっていることです。

日本の店舗構成だと、入ってすぐは雑貨や衣類などの’モノ’が並べられているイメージですがこちらは違います。

野菜・果物・デザート類などがズラリと並んでいます。

初めて来る日本人はきっと「あれっ?」と思うはずです。

そして何と、この食品エリアが店の6割近くを占めています。

そうなんです。シンガポールのドンキは食べ物を中心に構成されているのです(他の店舗は違うかもしれません)。

正直この点に驚きましたが、これがシンガポールにおけるドンキのマーケティング方法なのでしょうか。

ドンキ大好き人間としては「ちょっと違うような…」という気持ちもありますが、ここは海外ですからこれも受け入れるべきですね。

 

 

このように商品は基本的に日本から輸入したもので成り立っています。

値段は日本と比較するとやや高い程度です。

それでもシンガポールの物価からして、日本製品をこの低価格で買えるのは凄いですね。

 

 

雑貨エリア

 

 

雑貨が並ぶエリアは生活用品がメインといったところです。

どうしても日本と比較してしまうのですが、この雑貨エリアがとても小さいです。

ドンキによくある 面白グッズや便利グッズといったものがあまり見当たりません。

まあ、雑貨類に関してはすぐ近くにあるムスタファセンターがほとんどカバーしてしまっているので勝ち目がありませんが、もう少し色んな商品があってもいいなというのが本音です。

ただ、シンガポール人は珍しそうに店内の商品を手に取って見ていました。

質の高さは世界トップレベルとも言える日本製品は、やはり海外でも人気のようです。

 

 

化粧品エリア

 


シンガポール人に人気なものとして日本のコスメグッズが挙げられます。

特に年中日差しが強い東南アジアでは、日本製の日焼け止めクリームが圧倒的な支持を得ています。

SPFが強いにも関わらず汗や水でも落ちにくく、薄づけ感が高いのが理由だそうです。

値段もリーズナブルですし種類も豊富なところが良いですね。

 

 

ハトムギ化粧水や保湿ローションも人気のようです。

日本よりも高めの金額設定ではありますが、日本製品が気軽に手に入る点 在住者には嬉しいですね。

 

 

アルコール

 

 

缶チューハイやリキュール、日本酒などこちらも様々な種類の取り扱いがあります。

日本の缶チューハイは美味しくて有名で、日本に旅行したことのある人がよく買っていくと聞いたことがあります。

気軽に日本のお酒が買えるのもGOOD。

 

 

日本食が食べられるフードコート

 

 

レジを過ぎるとあるのがこちらのフードコートです。

日本でも小さなフードコート併設の店舗がありますよね。

ここではラーメンや丼ものが提供されており、日本の味を気軽に楽しむことができます。

 

 

うどんは5.9 SGD(約479円)で、それ以外も10 SGD(約812円)以下と比較的お値打ち。

他にもちょっとお高めですが海鮮丼を提供しているお店もあり、色んなタイプの日本食を楽しむことができます。

 

 

このような’おひとり様専用席’なるものもあり、仕事後に夕食をここでとる人達も見られました。

これはなかなか良い空間です。

 

 

しかもご丁寧にもコンセントまで備え付けてあるので、ゆっくりと休憩することができるのも良いですね。

パソコンで作業する人や、スマホでゲームする人など様々です。

 

 

同エリアには、店内で買った総菜を温めて食べられるように電子レンジも設置されています。

因みに総菜の種類も多く、寿司・唐揚げ・餃子などすぐに食べられるようなものも多数あります。

夜遅い時間に行くと値下げされるので、夜食を買いに訪れるのもアリだと思います。

 

 

シンガポールでは焼き芋が人気

 

 

店の外には焼き芋専用販売エリアが設置されており、大々的に宣伝がなされています。

日本ではそれほど注目されてはいませんが、シンガポール人の間ではヘルシーなのに美味しいと評判のようです。

こういった国による違いも発見できて面白いですね。

 

 

さいごに

 

 

シンガポールのドンキホーテは食品がメインという意外な結果でした。

日本のマーケットと海外のマーケットでは消費者が求める物が違うのは当たり前なハズなので、国による違いはあって当然ですよね。

しかし、海外にいながらこのように日本製品が簡単に見つけれて買えるようになったというのは 私たち日本人にとって大きな変化と言えるでしょう。

また 日本ブランドが海外に浸透していくのは日本人としても嬉しいことですし、これからも東南アジアの人々に より日本製品を知ってもらい 使っていただきたいという思うばかりです。

今度はシンガポールの他の店舗にも行ってみようと思います。

 

「日本食が恋しくてホテルで買い食いした」の図

 

 

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