ジョムティエンビーチ。
皆さん聞いたことがあるでしょうか。
そう、パタヤから数キロメートル南にある海岸沿いのエリアで 昔から西洋人の長期滞在エリアとして知られている場所です。
この場所は特に目立ったアトラクションや観光地があるわけでもなく、タイ人ファミリーが休暇で訪れるような言ってしまえば”なんの変哲もない普通のビーチ”です。
しかしながら筆者はこの場所がタイで一番大好きで仕方がありません。
今回はその理由を良い点、そして悪い点も含めて皆さんに紹介していこうと思います。
「訪問してみたい!」と思っている方の参考になればと思います。
良い点
パタヤビーチと違ってのんびりとした雰囲気
タイの一大リゾートとしても有名な「パタヤビーチ」。
ここは世界中の人々が観光に訪れ、昼はビーチや島でマリンアクティビティを楽しみ、夜は煌びやかなナイトスポットが賑わいます。
平日でも休日でも観光客が多く、常に人が行き交います。
一方でジョムティエンは観光で行く人々は極少数。
パタヤ中心からは3Km程度と比較的近い距離にありますが、観光客でわざわざこのエリアまで向かう人は殆どいません。
そのため基本的に利用者は地元民、若しくはタイ人ファミリーがメインです。
外国人観光客が少ないため、慌ただしいパタヤの喧騒とは対照的にのんびりとした穏やかな時間を過ごすことができる点が最大の魅力でしょう。
ビーチドッグがたくさんいる
これは完全に犬好きの私個人のメリットなのですが、ジョムティエンには野良犬が非常に多く住みついています。
パタヤビーチの方にもいますが、数は圧倒的にこちらの方が多いです。
「タイの野良犬って危険じゃないの?」と心配になるかもしれませんが、ジョムティエンのビーチドッグはかなり人馴れしており、穏やかな性格の犬たちが多い印象です。
色々な犬たちの姿を眺めながらビーチチェアーで寛ぐのも面白い体験ですので、是非そちらも楽しんでみては如何でしょうか。
サウナ天国
意外と知られていないのですが、実はパタヤには多くのサウナが点在している「サウナ天国」なのです。
これはサウナ文化の根付いた西洋人の長期滞在者が多いということが理由の1つとして挙げられます。
ジョムティエンには施設も綺麗でクオリティも高いサウナが数件あり、私も足繁く通っています。
サウナに関しては過去記事でも紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
プール付きでリゾート気分を味わえますので、是非体験してみることをおすすめします。
悪い点
アクセスが悪い
(ソンテウの写真。このような乗り合いタクシーを利用してパタヤ中心部から移動すると安い)
ジョムティエンに行く場合、パタヤの街中から10分程度かけて丘を越えなければならないため、少し不便なのが正直なところです。
ソンテウを使えば安くアクセスできるのですが、気軽かと言われると決してそうではありません。
また、タクシーを利用するとなると高確率で高値を吹っかけられます。
路線バスなどができ、観光客でも安心してサクッと行けるようになると良いものですね。
良いホテルが少ない
(パタヤ中心部と比較すると やや古くて値段が高めのホテルが多い)
ジョムティエンはパタヤ中心部と比べるとホテルの質がガクンと下がります。
例えばパタヤであれば1000バーツも出せば、割と綺麗でお洒落なホテルに泊まれるかもしれませんがジョムティエンになると、同じ値段でも一気にコストパフォーマンスが落ちます。
同じ値段でも古くて時代遅れのホテルを選択することになるでしょう。
言うまでもなく、パタヤ中心部は世界中の観光客が訪れる有名リゾート地です。
中心部はそれなりに競争も激しいため、必然的にコスパの良いホテルが揃っているワケですが、ジョムティエンはそうではないためここは少し残念な点です。
飲食店も微妙
(どこも味は普通レベルだが若干値段が高めの店が多い)
これも先ほどのホテルの件とカブりますが、そもそもジョムティエンには外国人観光客が少ないので飲食店もバラエティが非常に少ないです。
そのため私が滞在するときはいつも食事はパタヤ市街地まで移動して探すようにしています。
将来的には大きなショッピングモール1つくらいはできると良いなと思っています。
私の好きなジョムティエンでの過ごし方
以下は完全に私の個人的な楽しみ方の一例なのですが、もしナイトスポットや夜遊び系に興味がなく純粋に海辺での滞在を楽しみたいという方には参考になるかなと思います。
1泊2日でも十分に楽しめますので、今回はバンコクから1泊旅行での前提でプランを作ってみました。
1日目
9:00 | バンコクからパタヤへバス移動 |
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11:30 | パタヤバスターミナルに到着 |
13:30 | ターミナル21で昼食 |
14:00 | ジョムティエン到着/ホテルチェックイン |
15:00 | サウナでリラックス |
17:00 | ビーチでサンセットを眺めながらウォーキング |
18:00 | ナイトマーケットでビールを飲みながら軽く夕食 |
20:00 | ホテルでのんびり |
2日目
6:00 | ビーチで朝のウォーキング |
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7:00 | カフェで一服 |
8:00 | ホテルのプールで休憩/読書 |
11:00 | ホテルチェックアウト |
12:00 | パタヤ中心部で昼食 |
14:00 | パタヤバスターミナル到着/パタヤ出発 |
17:00 | バンコク到着 |
私はいつもこのような流れでゆっくりと過ごしています。
「パタヤに行くのに地味な過ごし方だな…」と思う方もいるかもしれませんが、こうゆう過ごしかたのほうがリラックスできる人もいますので、そのような方の参考になれば嬉しいです。
さいごに
(ナイトマーケットもありお酒の販売もしている)
ジョムティエンビーチは特に目立つような場所ではありませんが、海辺でゆったりと休みを過ごしたいという方にはうってつけの場所だと思います。
観光客もわざわざこのエリアに宿泊しようとする人も少数派で騒がしくないですし、ビーチもそれほど混雑はしておりません。
何よりもパタヤから近いにも関わらず、ローカルな雰囲気を十分に味わえるのが一番の魅力でしょう。
まだ訪れたことの無いという方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
もしかしたらあなたのお気に入りの場所になるのかもしれません。