バンコクのチャイナタウンといえば中華食材の宝庫とも言われており、美味しい料理を求め足しげく通うタイ人も多いのだそうです。
街にはあらゆるレストランや屋台が並び、どの店も毎日多くの人で賑わいます。
そんな’美味しい’で埋め尽くされる中華街の外れに、70年近く地元の人々に愛され続けているカオムーデーンの名店があります。
そのお店が「Si Morakot(シーモラコット)」。
今回はカオムーデーンで有名なそちらのお店へ訪れてみました。
カオムーデーンとはどんな料理か?
まずカオとはタイ語で「ごはん」を意味し、ムーデーンは「焼豚」を意味します。
つまり簡単に繋げると「焼豚のせごはん」ということになります。
ただ単純にごはんの上に焼豚がのっているだけ というわけではなく、通常その上から甘めのあんかけがかけられており、お店によって異なりますがゆで卵やソーセージがトッピングされています。
タイ料理と区分するにはちょっと種類が違うような感じがして、個人的には台湾料理っぽい味付けだな…とも思います。
辛さは無いので辛いのが苦手な方でもOKな料理です。
実際に注文して食べてみた感想
まず、注文する前に店内の雰囲気から。
見た感じ古くからある食堂と言った感じで、それがまた良かったりもします。
お客さんのほとんどが地元タイ人のようなので、私のような外国人が来るのは少し珍しそうな感じでした。
注文は「カオムーデーン」と一言でもOK。ゆでたまごを付けるか聞かれますので「オーケー」と返答しておけば大丈夫でしょう。
カオムーデーン[卵トッピング]:50 THB(約176円)
注文から数分で商品が到着。
これぞローカルメシといった感じでテンションが上がります!
さて、実食です。
豚バラ肉は外側がカリカリに揚げられていて食感が良く、身のほうは良い具合に脂がのっており柔らかめ。上にかけられた甘味のタレをすくいご飯と一緒に食べるハーモニーが最高です。「これで50バーツで良いの?60バーツとっても良いんじゃないですかぁ?(あんま変わらん)」って思います。笑
他にもチャーシューとソーセージが乗っているのですが、このソーセージがなかなか美味しい。
少し甘めの味なのですが、肉の旨味が凝縮していてハマります。
この商品は1皿で焼き豚・チャーシュー・ソーセージ・卵と4種類が楽しめるのが良い点だと思います。
いやー、これは美味しい!私は大好きな味でした。
※ただし、人によっては八角(調味料)の味が効きすぎていて無理な方もいるかもしれません。
シーモラコットへの行き方
ここではMRT ファランポーン駅から歩いて行く方法を紹介していきます
徒歩で7分ほどと近く、簡単に行くことができます
まず地下鉄Hua Lamphong(ファランポーン)駅の1番出口から地上に出て直進します
上の写真にあるように左奥に「プライムホテル」があるので道路を越えてホテルのある方面へ向かいます(車に注意)
道路を越えると川にかかる橋があるのですが、そちらも直進します
橋を越えてすぐ、道路が2股に分かれますので これを左側方面へ進みます
歩いて数分もしないうちに右奥に「ワットトライミット」と呼ばれる寺院が見えます
お店はこの手前にあるセブンイレブンを左折することで辿り着くことができます
左折する場所はこちら
セブンイレブンを越えてすぐの小道(ソイ)に入り歩いて1分ほどでお店に着きます
こちらの建物1階部分にある緑色のお店が目印です
明らかに人が多く出入りしているので確実に見つけられるでしょう
赤にゴールドで店名が書かれた いかにも中華街らしい店の看板も目印です
タイ語で「シーモラコット」と書かれています
店舗情報
■営業時間 10:00~17:30(在庫終了次第閉店)
■住所 80-82 Sukon 1 Alley, Khwaeng Talat Noi, Khet Samphanthawong, Krung Thep Maha Nakhon 10100
■電話番号 0815679006
■サイト(タイ語) https://restaurant-17660.business.site/
さいごに
バンコクのチャイナタウンで人気のお店は是非ともおさえておきたいところ。
こちらのカオムーデーンのお店だけでなく、まだまだ美味しいスポットが沢山あるのがヤワラートの魅力です。
これからもアンテナを張りながら、もっと新たなスポットを開拓していきたいものです。
↑すぐ近くにあるこちらの寺院も寄ってみて下さいね