バンコク

【タイでは有名】母子の霊(メーナーク)が祀られたプラカノンの寺院「ワット・マハーブット」

 

 

トモ

メーナークって知ってる?今日とある寺院に行ってきたんだ。

冷たいイヌ

おいその話やめろ(ガクガク)。

トモ

え?もしかして怖いの(笑)?

冷たいイヌ

あたりめーだろ!ほとんどのタイ人がトラウマなんだよっ!(犬だけど)

 

 

先日タイ人の友人にとある場所を紹介されたので行ってみることに。

その寺院というのがオンヌットの奥にひっそりと佇む「ワットマハーブット」。

タイ人では知らない人はいないほど有名なある怪談の物語の舞台となった場所です。

 

 

Wat Mahabut(ワット マハーブット)

 

 

オンヌット通りを少し奥に行ったところに位置するワットマハーブットは、メーナーク(ナークお母さん)という昔実在していたとされるタイ人女性が祀られている バンコクではとっても有名な寺院。

こちらは特に女性の参拝者が多い寺院としても知られています。

というのも恋愛成就の御利益があると言われているから。

なぜそのような御利益があるのでしょうか?まずはメーナークの物語からご説明していきましょう。

 

昔々、この地にはナークさんとマークさんという2人の若い夫婦が暮らしていました。ある日 夫のマークさんは妊婦のナークさんを残して徴兵で戦争に行くことになります。ナークさんは戦争に行ってしまった夫を思い毎日プラカノン運河の川沿いでその帰りを待っていたそうです。そして、夫が帰らぬ間に遂に出産の時がやってきまてしまいます。しかしながら不運なことに難産が理由でナークさんも赤ちゃんも共に亡くなってしまうという悲しい結果に。

しばらくして戦争から自宅に帰ってきたマークさんは、ナークさんが亡くなったことも知らずに再び幸せな暮らしを再開することに。しかし、ナークさんが亡くなったことを知っている近所の人々は彼女が霊であることを必死に伝え説得しますが、それでも夫はそんなことも受け入れずにナークさんと暮らし続けることに。

そして数日が過ぎたころ、マークさんは 妻が落としたものを拾おうとしたときに伸びた手が異様に長いことを不審に思い遂に妻が亡霊であることを確信します。

夫はその夜、逃げるようにして自宅を出ますがそれに気がついた妻は後を追ってきます。必死の思いで逃げ切った先にあったのがワットマハーブット寺院でした。亡霊であるナークさんは神聖な場所である寺院には入ることができませんでした。

それからナークさんは夫に近づけないことで徐々に凶暴化してゆき村人を呪い殺めていきます。しかし後日、とある少年僧が最終的にナークを骨壺に閉じ込め運河に投げ捨て事態は沈静化したという。

 

ちょっと恐ろしい内容ですが、ナーク婦人の夫に対する愛が深すぎた故に起こってしまった結果と言えましょう。

こういったストーリがあるために、現在では永遠の愛をもたらすようにと願いを込めて訪れる女性が多いそうです。

また、軍人が出征前に家内に悪いことが起きないようにと願って訪れる男性も結構います。

今でこそ御利益のあるスポットとして知られている場所ですが、一昔前まではホラースポット的な感じでタイ人にはかなり恐れられていた場所でもあったようです。

ちなみに映画化もされており、タイでは歴代興行収入トップ1という快挙を成し遂げています。

そちらは行く前に是非見ておきたいものです。

 

 

実際に行ってみた

 

 

さて、今回はオンヌット駅から徒歩で向かったのですが駅から歩くと案外遠く20分程はかかりました。

オンヌットソイ7を左折、寺院までの通りには商店や占い屋が多く出店しています。

 

 

奥に進んでいくとマハーブット寺院の敷地に繋がります。

若者から年配の方まで この日も多くの参拝者が訪れていました。

 

 

敷地内にはおみくじや願掛けができる所などがあるのですが、どれも日本のそれとは全く違った部分を感じることができます。

 

 

こんな子供を泣かしにかかっているようなものもあったり…(笑)。

タイのお寺って時々自由過ぎるから面白いですよね。

 

 

メーナーク廟は運河の近く

 

 

寺院の奥に進んでいくと、お寺のメインでもあるメーナークの祀られた廟があります。

とてもひっそりと、そしてそれほど目立つことなく静かに佇んでいます。

 

(こちらがメインの像)

 

タイでも珍しい女性の姿をしたこちらの仏像が物語の主人公メーナーク。

隣に小さな赤ん坊もいるのが分かります。

多くのタイ人女性が熱心に参拝している姿を見ると、どの国の女性も恋愛に対する思いというのは一緒なんだなと強く感じさせられます。

もちろん男性でも参拝している方はいますし、カップルや夫婦で来るのもOKです。

互いの愛を誓いにこちらに訪れるというのもアリかもしれませんね。

 

 

 

宝くじスポットとしても人気

 

(宝くじが大量に販売されている)

 

こちらの寺院、なにも恋愛成就の御利益だけが有名というわけではないというのが面白い点。

なんと、宝くじの最強パワースポットとしても人気なのです。

 

 

なぜかと言うと、メーナーク廟の敷地内に宿る大木が幸運の数字を教えてくれるから。

木の幹をこするとラッキーナンバーが現れると言われています(実際には見えませんが…)。

多くの人が木の表面を指でこすって願をかけている姿を見ることができます。

 

 

木の表面は大勢の人で擦られたためかツルツルになっています。

タイにはこういった独特な言い伝えや、パワースポット、ご利益等が沢山あるのが面白い点ですよね。

メーナーク廟に訪れる際はこちらもぜひチェックしてみると良いでしょう。

 

 

参拝後はタンブンが定番

 

 

さて、参拝が終わるとタイ人の多くはすぐ側にあるプラカノン運河の方へと向かいます。

こちらでは川に生息する魚に餌を与え徳を積むタンブンをすることができ、参拝後の定番アクティビティとなっています。

 

 

パンや麩菓子など20バーツ程度で餌を購入することができますし、動物を自然界に帰す放生会[ほうじょうえ]を行うことも可能です。

訪れる際はこういったタイに根付いた文化体験をしてみるというのも楽しいのでオススメです。

 

 

ワットマハーブット(メーナーク廟) 詳細情報

 

 

■参拝可能時間 7:00~18:00

■行き方 BTS OnNut(オンヌット)駅から徒歩約20分 オンヌットソイ7を左折 ※駅付近からタクシーorバイタク利用がおすすめ

 

 

さいごに

 

 

タイでは知らない人がいないくらい有名な怪談の舞台となったワットマハーブット。

訪れる際はぜひ事前に映画「愛しのゴースト」を見ておくと良いかと思います。

有名な俳優さんが主演を演じ、怖くもあり面白くもあるタイ仕立ての内容となっているので楽しく見られるんじゃないかと思います。

また 寺院自体とても静かで心休まるような場所なので のんびりと市内散策をしたいという方にはピッタリの場所となるでしょう。

 

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