シンガポールといえばホーカーズと呼ばれる屋台街が有名です。
主に食べ物を提供する屋台が集結した場所のことを指すのですが、夕方から夜にかけて地元シンガポール人で毎日大賑わいします。
そして私たち観光客にとっては、シンガポールの名物でもあるラクサやホッケンミーなど現地の味を安く楽しむにはもってこいの場所です。
今回はホーカーズの中でも比較的規模が大きく、観光客でも行きやすいブギスストリート裏にあるALBERT CENTRE FOOD COURT(アルバートセンター フードコート)を紹介していこうと思います。
ALBERT CENTRE FOOD COURT(アルバートセンターフードコート)
正式名称はAlbert Centre Market & Food Centre(アルバートセンター マーケット & フードセンター)。
ブギスストリート裏、アルバートストリート沿いにあるこのホーカーズは地元シンガポール人に人気の場所だ。
シンガポールの名物料理であるラクサ・ホッケンミー・ポピアなど様々な種類の食事を提供する屋台が集結しており、ブギスを訪れる観光客にも密かに知られている場所。
このエリアで安く、美味しいローカルフードを楽しみたいならここは最適の場所だろう。
営業時間は屋台ごとに異なるが、基本的には6:00~21:30の時間帯であればオープンしている店が多い。
1人あたり10ドル未満でデザートを含めお腹いっぱい食べられる。
ホーカーズで食べられる料理やデザート
ラクサ
ラクサ:4.5 SGD(約360円)
ピリ辛で濃厚まろやかなスープに太めで弾力のあるビーフンが美味しいラクサは、シンガポールに来たら絶対に食べておきたい名物料理です。
ココナッツミルクが辛みをマイルドな味わいに変えてくれるので、辛いのが苦手な方でもOKな一品です。
上にはフィッシュボール(魚のすり身)や揚げ豆腐などがトッピングされています。
フライドホッケンミー
ホッケンミー:4 SGD(約327円)
こちらもラクサに続き、名物料理として人気のフライドホッケンミー。
焼きそばのような太めの麺とビーフンの2種類の麺がミックスされているのが特徴的で、食感の違いを楽しむこともできます。
味は塩味ベースで、通常エビやイカなどの海鮮が入っているのでシーフードのうま味が混ざってとても美味しい品です。
ニンニクもしっかり効いており、暑くてヘバりがちなシンガポールでは精のつく料理の1つです。
一緒に付いてくるライムとチリサンバルを加えながら味を変えて楽しみましょう。
ポピア
ポピア:1.7 SGD(約135円)
ビーフンや野菜などが薄い生地に巻かれたポピアもシンガポールで試しておきたい名物の1つ。
味付けは味噌ベースのものが多く、そのままで十分美味しいお手軽料理です。
お店に寄って中に入る具材も異なるので、色んな場所で試してみるのも面白いかもしれません。
1人前はこのように少なめですので サイドメニューとして購入するか、2~3人前注文するのが良いでしょう。
コンジー
コンジー:3.5 SGD(約286円)
コンジーとはいわゆるお粥のことです。
お粥はシンガポールで朝食として食べられることが多く、美味しくて有名な店も国内にいくつもあります。
ここのホーカーズにあるお粥も安いのにとっても美味しいので是非試してみて下さい。
卵がたっぷりと溶かされた優しめの味付けのこのお粥は、一緒に付いてくるパンと食べるのがシンガポール流です。
プラス20centの支払いで持ち帰りすることも可能で、今回私はホテルに帰ってからゆっくりと食べました。
常夏の東南アジアで食欲が落ちている時は、胃に優しいこういった料理をチョイスすると良いでしょう。
サンザシジュース
サンザシジュース:1.6 SGD(約130円)
ホーカーズにはもちろんドリンク屋もあります。
色んな種類の飲み物がある中、今回はHawthorn Juice(サンザシジュース)を注文しました。
お腹の調子が少し悪かった為、消化改善に効果のあるということでこのジュースを選びました。
味はザクロ?のような何とも表現の難しい味でしたが、さっぱりとしていて暑いシンガポールにぴったりの甘くて爽やかな風味でした。
食事の際はドリンクも忘れずに注文してくださいね。
豆花(トウファ)
仙草豆花:1.5 SGD(約122円)
デザートで人気なのがこちらの豆花(トウファ)です。
冷たくて喉ごしの良い豆花は食後のデザートには最適です。
豆花自体はまるで豆腐のような味で甘みは一切ありませんが、甘いシロップがかかっているのでとても美味しいです。
今回は仙草ゼリー(グラスゼリー)のトッピング付きのものを注文しました。
甘ったるくは無いので、食後にすっきりお口直ししたいデザートをお探しの方におすすめです。
注文の方法など
観光客もよく来る場所のため、定員さんも慣れているので安心です。
ありがたいことに、ほとんどのお店には上の画像のようにメニューが番号と値段付きで載っています。
注文する際は番号と数を伝える、もしくは指差し注文するだけで大丈夫です。
支払いは現金で商品を受け取る際にします。
商品を受け取ったら食べる場所を確保しましょう。
テーブルは沢山あるので空いている場所を見つけて座れば大丈夫です。
日本のフードコートとは違って片づけは係の人が行いますので、食事が終わったらそのまま食器などはテーブルに残しておいてOKです。
さいごに
パイナップルジュース:1.2 SGD(約98円)
ブギスにあるアルバートセンターフードコートは安くて美味しいシンガポール名物が揃う筆者オススメのホーカーズです。
アクセスも容易ですし、夕方~夜には多くの人で賑わっていて熱気を感じる場所です。
B級グルメが大好きであれば是非ともこういったホーカーズに足を運んでみると良いと思います。
ブギスストリート観光に行かれる方も忘れずにこちらのアルバートセンターに寄ってみて下さいね。