バンコクに初めて来た方は街中にあるショッピングモールの数の多さにびっくりするのではないでしょうか?
特にショッピングの中心地、サイアムスクエアには乱立と言っても過言ではないほどの数のモールが集結し建っています。
そして規模もさることながら、内装の豪華さ、出店するブランドの多さにも度肝を抜かれてしまうくらいです。
さて、今回はそんな数多くあるショッピングモールの中から サイアム周辺にあるメジャーなモールのみをピックアップしてそれぞれの特徴や見どころをまとめてみることにしました。
これからバンコクへ旅行する予定の方は、こちらの記事を見て事前に行きたいところに目星を付けておくと良いかと思います。
Siam Paragon(サイアム・パラゴン)
■バンコクで最も有名な高級モール
■観光客が訪れる定番の場所
■4Fにあるエキゾチックタイは人気のお土産売り場
まずは定番中の定番と言っても良いほど有名な、BTSサイアム駅前にあるショッピングモールがこちらのサイアムパラゴン。
国内外の超有名ブランドをはじめ、スーパー・飲食店・生活用品などありとあらゆるタイプのお店が入っているバンコクで人気No1の巨大モールです。
1階のグランドフロアには飲食店をはじめフードコートも併設されており、こちらも観光客に大好評。平日でも祝日でも いつ行っても多くの人々で賑わっています。
モール4階の奥のエリアには「エキゾチック・タイ」と呼ばれるタイで有名なブランドの雑貨が集結したセレクトショップがあり、旅行者の間でこちらがお土産探しに最適な場所として口コミで人気の場所となっています。
Central World(セントラル・ワールド)
■サイアムで最大規模の複合型モール
■伊勢丹も入居している
■お土産として人気のナラヤ・ジムトンプソンも入店
約500軒のショップと50軒の飲食店が入る、サイアムで最も規模の大きいセントラルワールドは、先ほど紹介したパラゴンに並びバンコクで有名なモールの1つ。
建物の間を挟むように左側には「ZEN」、右側には「ISETAN」が入居しており 見どころがかなり多いというのが魅力です。
モール内には高級感漂うお洒落なカフェがいくつかあるので、お買い物の休憩地点として寄ってみるのも良いかもしれません。
上層階には飲食店やフードコート、映画館などもあり 雨が降ってしまった場合でも利用価値は大いにあるでしょう。
MBK Center(マーブン・クロン・センター)
■タイ土産がたくさん売られている
■スマホ・PCエリアが楽しい
■6階に大きなフードコートもあり
通称MBK(エムビーケー)と呼ばれているこちらのマーブンクロンセンターは、旅行者の間ではマストと言っても良いほどメジャーなショッピングモール。
マーケットの屋台を彷彿とさせるようなごちゃごちゃしたお店のレイアウトで、建物内にいながら市場に来たような気分で買い物を楽しめるのが面白い点です。
こちらは特に若い層に人気のモールで、自分用のお土産やバラマキ土産を揃えるには最適の場所だと思います。
3階では衣類が中心に、そして6階にはお土産が中心に売られています。4階にはスマホやPC関連の店が数多く出店する電気街もあるので そちらもお見逃しなく。
6階にあるフードコートは安くて美味しいタイ料理が満喫できるので要チェックです。
■場所・アクセス BTS NationalStadium(ナショナルスタジアム)駅直結、Siam(サイアム)駅からも徒歩8分ほどで歩いて行くことも可
■営業時間 毎日 10:00~22:00
■地図 GoogleMapで確認する
Big C Supercenter(ビッグC スーパーセンター)
■食品土産の品揃えがかなり豊富
■お菓子やインスタント食品が安い
■4Fには大きなフードコートもあり
バンコクで食品系のお土産を買う際、もはや定番の場所となっているのがビッグCスーパーセンター。
プラトゥーナムに近いラチャダムリ通り沿いにドでかくそびえ立つ、観光客に大大大人気の爆買い用スーパーマーケットです。
お土産として人気のお菓子やインスタント食品だけでなく、石鹸や軟膏と言った日用品まで何でも揃っているのがこちらのスーパーの魅力です。
そしてどれも安くて在庫も豊富。山のように買っていく人も少なくありません。
4階には広くて快適なフードコートもあるので、そちらで安くて美味しい庶民派タイ料理を味わってみるというのもいかがでしょうか。
Platinum Fashion Mall(プラチナム・ファッション・モール)
■お洒落な服が安く買える
■モール内のお店すべてが服・アクセサリー屋
■タイ最大規模の卸売ビル
バンコクで安くてお洒落な服を買いたい場合、間違いナシの場所がここプラチナムファッションモール。
地下を含め全7フロアから成る棟+5フロアから成る棟の計2棟に、なんと2500店以上の服飾関連の問屋が入り まるで巨大な服の市場が1つのモールになってしまったかのような建物です。
言うまでもなく、服のジャンルやデザインは幅広くしかも激安。
買い物好きな人でしたら1日いても足りないくらいかもしれません。お買い物中毒にならないように注意が必要です。
■場所・アクセス BTS ChitLom(チットロム)駅からR WALKという高架橋を利用し徒歩で11分ほど
■営業時間 水土日 8:00~20:00/月火木金 9:00~20:00
■地図 GoogleMapで確認する
Siam Center(サイアム・センター)
■流行に敏感な若者向けブランド多数
■ハイセンスなタイ人が集まる場所
■ポップな館内内装は写真映え
サイアムパラゴンのすぐ隣にあるサイアムセンターは、若者向けのお洒落でカッコ良いブランドが集まるショッピングモール。
今どきのタイ人の若者の流行を追う最新のブランドが多数出店しているのがポイントです。
こちらのモールの見どころは独特でポップな館内の内装にあり。
写真映えするようなクールなデザインの装飾がいくつもあり、写真を撮りに訪れる若者も多くいます。
比較的カジュアルな雰囲気なので、買い物しやすいのも良い点です。
Siam Square One(サイアム・スクエア・ワン)
■LINE公式ショップも入る学生人気のモール
■タピオカのお店やカフェなどが多数入店
■待ち合わせ場所にもなっており居心地が良い
サイアム駅を挟んでパラゴンの向かいにあるサイアムスクエアワンは、とりわけタイの学生に支持されているティーン向けのショッピングモール。
下層階には薬局や服屋など、上層階には飲食店等が入っており 夕方頃になると学校の授業を終えた若者たちで賑わいます。
出店しているお店のほとんどは若者をターゲットにしたショップが多めで、そのためかタピオカのお店もいくつか入っています。
スタバをはじめとするカフェも数店出店しており、タイ人にとって憩いの場のような役割を果たしています。
The MARKET(ザ・マーケット)
■2019年にオープンしたばかりの最新モール
■お洒落な内装の飲食店が話題
■空いている
2019年の2月にオープンしたばかりのザ・マーケットは、このエリアでは一番新しい最新のショッピングモール。
1階の建物奥には飲食店がいくつか出店しており、どこも内装がお洒落だと話題になっています。
特にイサーン料理で有名なセープイリーの店舗は森を意識した装飾に、面白い配置のテーブル席が口コミで広がり連日大盛況です。
ただ、まだまだ一般には認知度が低いようで 館内はガラガラ。オープン早々撤退してしまったショップも多くあると言います。
今後の集客次第でしょうが、今は空いているのでゆったり過ごせるのがメリットです。
番外編(サイアム以外)
ICON SIAM(アイコンサイアム)
チャオプラヤー川のリバーサイドに2019年にオープンしたアイコンサイアムは、バンコクではサイアムパラゴンに次ぐ規模の高級ショッピングモール。
小売店の総数は500店舗以上、飲食店だけでも100店舗近くは入っており 先に紹介したセントラルワールドを凌ぐ規模となっています。
高島屋が中核となって入居しているのもそうなのですが、バンコクで初となるアップルストアが出店したということでも話題となりました。
また、内装はシンガポールのショッピングモールを彷彿とさせるような革新的なデザインが取り込まれていて見ごたえがあるので注目。
将来的にはモール横にMRTが開通する予定で より多くの人々がこちらのモールに流れていくだろうと予想されます。
Terminal 21
アソークのランドマークとも言えるターミナル21は、フロアごとに世界の都市をイメージした内装が面白いショッピングモール。
有名どころのブランドから、個人店まで幅広く出店しており あらゆる層が楽しめる内容となっているのが最大の魅力です。
そして5階には旅行者及びタイ人の間でも人気の大きなフードコートがあり、昼時になると活気に満ち溢れ大混雑となります。
上層階まで吹き抜けで造られた大胆で開放的な構造の建物も見もの。
さいごに
バンコクのショッピングモールは驚くほど巨大で、そしてどこもお洒落。
ここで紹介したモールの他にもバンコク市内にはまだまだ沢山のモールが存在しています。
そしてどこも独自の雰囲気があり、飽きることなく楽しめるのが良い点だと私は思います。
今回記事内で紹介したモールはそんな数あるモールの中でも超メジャーなモールばかり。
1日で全てを見て回るのは不可能なほど どこも内容盛りだくさんなので、旅行前に行きたいところに目星を付けてから見るようにして下さいね。