バンコク

見渡す限り服!服!服! ボーベー市場はバンコクの巨大な卸売市場だった

 

 

トモ

ボーベー市場行ってきたんだけど凄いね!あそこ

冷たいイヌ

おお、これまたマイナーなスポットに行ってきたな。どうだった?

トモ

とにかく見渡す限り衣類ばっかりで なかなか印象的な市場だったよ。

冷たいイヌ

ローカル色も強いだろ?ローカル好きには良い場所かもな。

 

 

皆さんはバンコクのファッション市場と言ったらどころ思い浮かべますか?

恐らく多くの人は、プラトゥーナムと答えるのではないでしょうか?

また バリエーションや目新しさで言えば、チャトチャック市場も挙がってくるかもしれません。

しかし、バンコクにはこれらの他にもう一つ大きな服飾専門の市場があります。

それがボーベー市場

今回はバンコクで最も安く衣類が買えると言われているこちらのマーケットについてご紹介していこうと思います。

 

 

Bobae Market(ボーベー市場)

 

 

バンコクの繁華街、サイアムスクエアから西に約3kmの場所にあるボーベー市場は 服や下着などの衣類をメインに扱う巨大なファッション市場。

こちらの市場は主にバイヤーが服を大量に仕入れしに来るための卸売市場で、多くのお店には量産された大量の衣類などが目立ちます。

ここはタイ国内のバイヤーだけでなく、世界中のバイヤーも訪れるとても大きい規模の市場なのですが その理由は販売されている衣類の価格にあります。

なぜならこの市場の価格は東南アジアの中でもかなり低価格なうえ、品質もそこそこ良いと言われているからです。

そういった理由でバイヤーの間ではかなり有名なボーベー市場、海外からわざわざ買い付けに来る人も少なくないとのことです。

もちろんバイヤーだけでなく一般の人でも買い物を楽しむことは可能。

お洒落な服は少ないですが、安く衣料品をゲットすることができるので一度訪れてみると良いかと思います。

 

 

ボーベー市場のみどころ

 

 

ボーベー市場のみどころは大きく分けて2つとなります。それが

①ボーベー市場

②ボーベータワー

の2ヶ所です。

市場の観光時間が約40分、タワー(モール)内での滞在が食事の時間を含め約1時間半の合計2時間弱を見ておくと良いでしょう。

市場は夕方頃になると閉め始める店も出てくるので、できれば午前中もしくは昼過ぎまでにに訪れるのがベストかと思います。

アクセスはセンセープボートを利用するのが最も便利でオススメ。ボートを利用して他の観光地とセットで行くのが良いかもしれません。

 

 

巨大なファッション市場に潜入!

 

①ボーベー市場

 

 

まずはボーベー船着き場に着いたら、運河沿いにあるお店から見ていきます。

初めに言っておきますが、こちらの市場はお洒落な服は少なめです。

どちらかというとちょっとダサめの服が多かったりしますが、まれに良い感じの服が売られたりするのでそういったのを頑張って探すというスタンスでいると楽しめるかと思います(笑)。

 

 

しかし、こういったナイトマーケットに売られていそうな若者向けの服屋もあったりします。

しかも値段は普通の場所で買うよりも断然安め。

基本空いているのでゆっくり見られるというのも魅力です。

 

 

さて、少し奥の方に進んで市場の内部に。

ご覧のように右も左も服だらけ。これぞタイの市場という感じがして良いですね!

買う物が無くても見て歩いているだけで楽しいので、興味が無くても来てみる価値はありますよ。

 

 

色んな柄のシャツが大量に展示されています。

服は値段が掲載されていない店が多く 店主の言い値になるパターンとなりますが、複数枚購入すると安くしてくれる場合があるので交渉しましょう。

 

 

 

日本人観光客に大人気のタイパンツも売られています。

種類も割と豊富なので、家族やお友達の分もついでに買っていっても良いですね。

 

 

そして、道路沿いにずらーっと服屋が並ぶ面白い光景も目にすることができます。

このように市場だけでもなかなかの規模なのですが、全体像はまだまだこんなもんじゃありません。

 

②ボーベータワー

 

 

さて、市場を散策したら次に向かうのはこちらの大きな赤いビル。

こちらは上層部はホテルとなっているのですが、下層部はボーベータワーと呼ばれる巨大なファッションモールとなっています。

地下1階から6階まで、2つの棟からなるボーベータワーには驚くほどたくさんの卸問屋が入っています。

プラチナムファッションモールとは違って、フロアやエリアごとにジャンル分けされていないので 適当にふらふら見て回るのがオススメです。

 

 

まずは適当に入り口から入ってみます。

売られているものは市場と大して変わりませんが、こちらも見渡す限り服で埋め尽くされていて圧巻。

「ここから色んな地域や国に服が流れて行っているんだなあ…」と思うばかりです。

 

 

館内には子供服も多く、家族で買い物に来ているタイ人や 買い付けで来ているバイヤーなど客層も様々です。

ただ、全体的にセンター内はガラガラ。平日であれば確実に空いているのでゆっくり見て回ることができます。

 

 

ほとんどのお店は昔からあるであろう卸問屋なのですが、本当に稀に新しい店も出ていたりします。

こちらは可愛い犬のプリントが施されたTシャツ屋さん。イマドキっぽい服屋です。

このように店の母数がめちゃくちゃ多く、自分好みの商品が見つかるかもしれませんので探してみると良いですよ。

 

最上階のフードコートで昼食を

 

 

ここ、ボーベータワーの6階にはフードコートがあります。

市場周辺には外国人観光客でも入りやすそうなレストラン等がないので、こちらで昼食をとっていくと良いですよ。

 

 

こちらのフードコートはカード式ではなく、このようなクーポンで支払う方式となっています。

受付で100バーツ分ほど購入して、注文時にこのクーポンで支払えばOKです。

もちろん余ったクーポンは返金してもらえますので安心してください。

 

ソムタム:40THB(約139円) もち米:10THB(約35円)

 

今回はソムタムタイとカオニャオという、イサーン好き感丸出し状態の昼食を。

メニューはバリエーションが豊富で、全体的になかなか良いフードコートです。

また ホテルも隣接しているので欧米人なども数名利用していたりと、比較的利用しやすいのもGOOD。

 

 

ボーベー市場への行き方

 

タクシーやトゥクトゥクでも行けますが、センセープ運河ボートを利用すれば安くて簡単にアクセスできます

センセープボートに関してはこちらの記事で詳しく解説していますので参考にして下さい

 

【丁寧解説】センセープボートの乗り方・船着き場への行き方を紹介します バンコクにはスカイトレインををはじめ地下鉄・バス・ソンテウ・バイクタクシーなど様...

 

 

乗るボートは旧市街地方面行きで、最寄りの船着き場は「Bobae Pier」となります

この船着き場番号は4番なのですが、始点のプラトゥーナム船着き場からは3つ目の停泊場所なので間違えないように注意してください

ちなみに片道料金はたったの9バーツです(安っ)

 

 

船着き場の目印は、ボート進行方向右手に現れる上の写真のような川沿いの服屋たち

こちらが見えたら下船する準備をして下さいね

 

 

ボーベー市場 詳細

 

 

■営業日 毎日営業 ※月or水に定休日とする店も有り

・ボーベー市場営業時間 9:00~18:00

ボーベータワー営業時間 6:00~18:00

※店舗により営業時間は異なります

 

 

さいごに

 

 

巨大な服の卸売市場、ボーベー市場。

観光客があまり訪れないようなスポットですし 正直行くまでは自分自身もそれほど興味がなかった場所だったのですが、いざ訪れてみるとその圧倒的な規模に驚かせられてしまいました。

あっちにもこっちにも服があり、最終的には「こんなに服作ってどうすんのよ…」とか意味の分からないことを考える始末(笑)。

とは言っても何だかんだボーベー市場を満喫してしまった私でした。

買う物が無くても、ぶらぶらと歩きながら大量の服たちを眺めるのも意外と面白いですので 気になる方は訪れてみて下さい。

 

 

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