バンコク

「チャトチャックマーケット2」。ミンブリーにあるキニナル名前の週末市場へ行ってみた

 

 

トモ

そういえば、チャトチャ2に行ってきたよ!ミンブリの。

冷たいイヌ

は?お前デマ流すなよ?

トモ

いや、ホントにあるんだって!(笑)ググってみてよ!

冷たいイヌ

いや大丈夫。タイの野犬コミュニティで確かめるから。そっちの方が信憑性高いんだわ。 

 

 

タイに行ったことのある方も、これから行く予定の方も「チャトチャック市場」という場所はもちろん耳にしたことがあるかと思います。

そう、タイで最大規模を誇る週末限定の巨大なマーケットで 観光客の目的地としても超有名で人気な観光地の1つです。

そんなチャトチャックの週末市場、実はバンコク内に同名のものがもう一つ存在してるんです!

今回はタイ人でもあまり知らないという、そんな第二のウィークエンドマーケットを訪れてみることにしました。

 

 

Chatuchak Market 2(チャトチャックマーケット2)

 

 

バンコクの東に位置するミンブリー区の中心にある「チャトチャックマーケット2」は、週末になると地元民で賑わいを見せるローカルな市場。

チャトチャックと言うと誰もがあのモーチット駅の所にある巨大市場だとイメージするのですが、こちらのミンブリにある方はどうやら本家とは特に関連性はなく名前だけ使っちゃってる感じの市場のようです。

ですので規模もそれほど大きくはなく盛り上がり度もそこそこ、郊外によくありそうな普通レベルのマーケットです。

あと、本家が若者向けだとするなら こちらは年配向けといった感じの内容。

訪れている客層を見ても50代以降の方が多いのが分かります。

しかしながら、バンコク都内ながら地方都市に来たかのような雰囲気が楽しめ個人的には面白く感じます。

20年ほど前のタイの風景を未だに残すかのようなこちらの市場は、ある意味貴重な存在なのではないかと思います。

 

(ミンブリーはバンコクでも端の方にある)

 

 

市場付近はどんな感じ?

 

 

ミンブリーの中心地は大きなショッピングモールがあるわけでも、有名な観光地があるわけでもありません。

大きめの市場が2つドンとあって、それを取り巻くように小さい商店やショップ等がいくつか広がっているのみです。

これと言って目立つものが無いので、ローカル街歩きが好きな方以外はなかなか楽しさを見いだせないのではというのが私の意見ではあります。

しかし、現在市場前には高架鉄道が建設されており 将来的にミンブリーはオレンジラインとピンクラインが合流するジャンクション駅となる予定なので、今後大きく発展していく可能性も十分にあります。

以前から交通の要所として機能していたエリアなので、これからどのように変わっていくのか期待大でもあります。

 

 

それではいよいよチャトチャック2へ!

 

植物ゾーンから始まる市場

 

 

こちらのマーケットですが、エントランス付近には屋台や露店が並んでおり その奥に市場の入る建物がある感じの造りとなっております。

手前には植物や花などを販売する植木屋などが固まっており、タイ人のおばあちゃん達がお買い物を楽しんでおりました。

 

 

価格も100バーツ以下とお買い得な商品が多く、更には色んな種類の植物が取り扱われています。

そこまで大きいゾーンでもありませんが、チラッと覗いてみても良いかも。

 

 

さぁ、それでは奥に進んでいくとしましょう。

こちらが市場のメイン通りで、通路沿いには服飾関連のショップがたくさん出店しています。

 

 

先述した通り、年配向けのマーケットなので圧倒的に婦人服が多め。

他のお店も見た感じでは50代以降をターゲットとしたような商品が中心のようです。

 

 

食器や古物なども取り扱われています。

こういった光景はタイらしくて個人的には大好きです。

 

 

あと、一応2階部分にもショップがあるのですがこちらは殆どシャッター街になっておりちょっと残念な雰囲気。

人も少なく寂れてしまっているので少し悲しいですね…。

 

 

しかしながら、現在では地元民の学びの場として機能しているようで小さな[絵画教室][音楽学校][語学学校]など趣味を学びに来ているタイ人をいくらか見かけることができます。

こういったのが市場内にあるのも割と珍しい光景なので、一見の価値はあるかもしれませんね。

 

まだまだ奥にも続きます

 

 

さて、一旦1つめの建物を抜けると中間地点のような広めの空間へ出ます。

その更に奥にも市場は続くのでそちらも見ていきましょう。

 

 

先ほどの場所よりもどちらかというとこっちの方がメインらしく、チャトチャックっぽい感じがします。

とは言え、本家のウィークエンドマーケットほどの規模ではありません。

30分もあれば全部見て回れるくらいの広さです。

 

 

この場所でよく目にしたのが観賞用の熱帯魚たち。

来ている人たちもこれがお目当てであるかのように、お店に吸い込まれていきます。不思議…。

あともちろん他にも色んなタイプのお店があり、様々なものが売られています。

 

 

こちらもやはりターゲットは年配者のようで、ガーデニング用品やペット用品や生活用品など恐らくこれらの世代で人気の高い趣味に焦点を当てた商品を販売するお店が多数出ているように感じます。

若者が行くには少々退屈かもしれませんが、中には良いお店や良い商品が隠れていたりするので そういったものを探してみるのも面白いのではないかと思います。

 

 

ミンブリー市場もお忘れなく

 

 

チャトチャック2から歩いて5分ほどの所には「ミンブリー市場」があるので、そちらにも寄ってみましょう。

こちらのマーケットのファッションゾーンは地元の若い世代に人気のスポットです。

 

 

新品の服はもちろん、激安のセカンドハンド品も充実。

店舗数も多めなので見ごたえも結構あります。

 

 

電気街も併設されていますので、適当にブラブラ歩くだけでもそれなりに楽しむことができますよ。

 

 

あと、そのすぐ側には食べ物を扱う市場もあり活気にあふれたタイの日常を垣間見ることもできます。

食堂や屋台も出ていますので、お腹が空いたらこちらで腹ごしらえしてみてはいかがでしょう?

 

(ロットゥーやソンテウの発着場でもあるこちらの市場はいつでも多くの人々が行き交っている)

 

 

チャトチャックマーケット2への行き方

 

チャトチャック2のあるミンブリー中心地へは、路線バスを利用して行くのが簡単

ちなみに今回私が使ったバスは 514番 です

 

 

こちらのバスはシーロム発のミンブリーが終点なので分かりやすくてオススメ

乗っているだけで直行することができます

バスに乗ったら乗務員に「タラートミンブリー」とひと言告げるだけでOK

料金は25THB(約89円)と安めですが、時間はかなりかかります

1時間30分はかかると思っておいてください

乗り場候補はサラデーン駅前(タニヤ側) or 伊勢丹前(セントラルワールド側) or ラマ9世駅前(フォーチュンタウン側)です

 

 

詳細情報

 

 

営業時間 不明 ※恐らく朝から夕方頃まで

備考 週末の昼頃に来るのが良い

 

 

さいごに

 

 

今回ご紹介したミンブリという地区は、それほど目立たないバンコクの地区ですが 昔ながらの空気感が残る和みスポットのような場所かと思います。

ちょっと地方都市のような雰囲気も味わえるので、週末に予定がなければ気晴らしにふらっとお出かけなんてのも良いのではないでしょうか?

 

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