ベトナム、ホーチミンの有名な市場と言えば 第一に浮かぶのが中心部にあるベンタイン市場だと思います。
ベンタイン市場は賑やかで活気があっていいですが、どちらかというと外国人観光客向けのマーケットなので売られているものも観光客向けで値段も少々高めの設定。
しかし 郊外のちょっとマイナーなマーケットに行けば、安くて良いものを見つけることができます。
今回は中心部から少し外れたGo Vap(ゴーバップ)区という場所にある、ベトナム人に人気のナイトマーケットを紹介していこうと思います。
もくじ
Hanh Thong Tay Night Market(ハントンタイナイトマーケット)
ハントンタイナイトマーケット(ハントンタイ市場)はホーチミン市の北、タンソンニャット空港の裏側にあるゴーバップ区というエリアで毎晩開催されているマーケット。
規模が大きくて ホーチミンでは最大規模と言われており、多くのベトナム人が訪れる人気の市場です。
とりわけ週末にもなるとマーケット周辺は大混雑し 一帯が活気に包まれます。
売られているものは服飾品が多く、どちらかというと若者向け。そのため年齢層は10代と20代が目立ちます。
そして近辺には飲食店や屋台などが多くあるので、ベトナムの食を楽しむことができるのも魅力です。
外国人観光客がほとんどいないこちらのナイトマーケットは、マイナースポット好きにはたまらない場所なのではないかと思います。
また’ホーチミン訪問は2回目’という方や’新たなスポットを開拓したい’という方にもおすすめしたい場所です。
お洒落で可愛い服が安い
さてマーケットの入り口はこんな感じなのですが、通りが広いのが良いですね。
タイのナイトマーケットに行ったことのある方は分かると思いますが、東南アジアの市場は基本的に物凄く狭く 移動するのに苦労します。
ですが、こちらはかなり広々としています。
平日というのもあると思いますが、比較的心に余裕をもって見て回れるのが嬉しいですね。
通りには両側にサングラス・雑貨・スマホアクセサリ・服屋・靴屋…など様々なお店が出店しています。
売られているものは全体的に若者向けといった感じです。そのため 当然ですが来ているお客さんもベトナム人の若者が多め。
マーケットはこちらのメイン通りを中心に広がっており、途中で交差する通りにもいくつかお店が出ています。
しかし 全体を回ってみましたがお店の数は正直それほど多くはないです。
ただ、買い物するには十分の品数とバラエティはありますのでご安心を。
服を見ていると割合的に女性ものが多い感じがしました。
そして、売られているものは結構今どきというかお洒落な服が多数。
ベトナムの女の子は流行に敏感なのでしょうね。言われてみれば最近ではSNSなどでもよくお洒落なベトナムの女の子を見ることがよくあります。
ちょっと大須商店街(愛知県民限定)っぽい感じがしてくるのは私だけでしょうか?
まあ、大須よりも圧倒的に安いですが…。笑
価格は1000円台くらいのものが多く、服を安く買いたい方にとってはとても良い場所なのではないかと思います。
ジーンズ専門店やバッグ専門店などジャンルは様々。
品質はどうか分かりませんが、安くてデザインがそこそこ良いものが沢山あります。
こちらには雑貨店、そして化粧品やアクセサリーなどを販売するお店が。
本当に女性ものの商品がマーケットの大多数を占めています。
割合でいうと女性ものが7割、男性ものが3割くらいでしょうか?
男性でがっつり服を買いに行く予定でいるとちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
眼鏡屋には数多くの種類のメガネやサングラスが販売されています。
種類が豊富でお値段も安め。こういう所で以外と良いものが見つかったりするんですよね。
あと、お土産に関してはあまり期待しない方が良いと思います。
観光客が来るような場所ではないので、売られているものはほとんどが服や雑貨などです。
自分用のお土産として服を買うとかであれば良い買い物ができるかもしれません。
名物のジュースを飲んでみる
ハントンタイ市場にはDua Tac(ユアタック)という名物のジュースが路上で売られています。
ココナッツジュースをベースにカボスとココナッツの実が加えられたさっぱりとした飲み物で、暑いホーチミンの夜を歩く際には最高のドリンクです。
皆さんも行かれる際はこの名物ドリンクを飲みながらお買い物を楽しんでくださいね。
ハントンタイ市場へのバスでの行き方
さて、ハントンタイナイトマーケットへはタクシーを使えばベンタイン市場周辺から40分もあれば簡単に行くことができるのですが、路線バスを使って格安料金で行くこともできます
バス利用の場合は約1時間ほどかかりますが、片道6000 VND(約28円)と激安で行くことができるのがメリット
乗り方もそれほど難しくはないですので心配しなくても大丈夫です
それではバスでハントンタイ市場まで行く方法を紹介していきます
バスで向かう方法
(9.23バスターミナルのバス停/乗るバスは18番)
初めにバスを乗る場所ですが、一番分かりやすいのが始発となる9.23公園にあるバスターミナルです
ここに来ればあたふたせずに シンプルに18番バスの乗り場から乗るだけなので超簡単!
またベンタイン市場付近にあるバス停も通過するので、もし大丈夫そうであればそちらから乗車してもOKです
因みにバスは約15分間隔で出ています
(9.23公園にあるバスターミナルの場所)
バスに乗ったら運賃を回収しに来る係員の方がいるので6000 VND(約28円)支払って、あとはただ乗っているだけで大丈夫です
このバスは始発のバスターミナル→ハントンタイ市場付近まで約45分は乗りっぱなしです
その間はバスから街の風景や人々の行動などを見ながら過ごすと楽しいですよ
さて、ゴーバップ区に近づいてきたら降りる準備をして下さい
こちらの「NINO MAXX(ニノマックス)」という白い外観のお洒落な服屋が目印となります
ここを通り過ぎたらバスのストップボタンを押して降りる態勢に入ります
そうするとすぐに このようなお寺の前でバスが停車しますので気を付けながら降ります
万が一降り逃しても焦らなくて大丈夫です
次のバス停はそれほど離れていないのでハントンタイ市場まで歩いて行けるからです
ここのバス停から徒歩で約10分でハントンタイ市場に到着です
できればスマホのマップやグーグルマップなどを起動して向かうと良いと思います(バス乗車中も見ながら位置確認すると安心)
バスで帰る方法
帰り方は行きと同じ要領で帰れば無事に市街地へ戻れるはずです
シンプルにバスを降りた寺院の反対車線にあるバス停から 流れてくる18番バスに乗れば良いだけです
乗る時は軽く手を上げてバスを止めてから乗りましょう
そして、ここで1つだけ注意してほしいことがあります
この18番バスですが最終運行が20:30とかなり早めに終わってしまいます
これからっていう時間帯にバスが終了とは痛いですが、早めに行って早めに退散する or 帰りはタクシーで帰ると予め決めておいた方が良いですよ
↓バス利用の際はアプリを使って向かうと安心↓
さいごに
今回はホーチミンにある(観光客に)マイナーなナイトマーケットを紹介しました。
実際に行ってみた感想としては「買う物は無かったけどベトナム人の暮らしや生活がより身近に感じられて良かった」です。
今のベトナム人の若者はどんなところに行って、どんな楽しみ方をして、どんなものを買っているんだろうという素朴な疑問の答えを肌で感じられたので個人的にはとても楽しかったなと思います。
今回は平日に行きましたが、金曜土曜はもっと熱気に溢れるんだろうなぁと思うともう一度訪れたくなりました。
皆さんの中でもベトナムの今を知りたい方がいれば、このハントンタイ市場に訪れてみて下さい。
おそらく見つけるものは服や雑貨だけではないはずですよ。
<ハントンタイ市場>
●営業 毎日 18:00頃~24:00頃まで(店舗により異なる)
●住所 Hanh Thong Tay Market Quang Trung st. Dist.Go Vap, Ho Chi MInh City, Vietnam