シンガポールのショッピングモール内で時々見かける、外観がとても派手派手な飲食店があります。
それがモンスターカレー。
日本式のカレーを提供するこのお店は、現在シンガポール人の間でたいへん人気のカレー店です。
今回はその気になるお店に行ってみましたのでここに紹介していきたいと思います。
Monster Curry(モンスターカレー)
モンスターカレーはシンガポール発のカレーを専門とした料理を提供するチェーン店。
シンガポールのMCグループが展開していたこの店は、2018年11月には丸亀製麺などで知られる日本のトリドールHDが出資しグループ傘下に置いたことで話題になった。
トリドールによると先5年以内にシンガポール国内に8店舗を新規オープンする予定とのこと。
日本式カレー店の中でもかなり人気のお店で 現段階で市場シェア1位を獲得しているため、今後も更なる人気が期待されるだろう。
店内
今回はBoon Lay駅にあるジュロンポイントショッピングセンターの2階にある店舗に行ったのですが、外観からしてギラギラのゴールドタイルでかなり目立っていました。
ご覧のように内装も目がチカチカするくらい煌びやかです。
店の内部も赤と黒で統一されていて、個人的にはこの思い切った攻め具合がシンガポールらしくて良いなあと感じました。
店舗によってデザインが異なりますので、行かれる際は内装をチェックするのも面白いかと思います。
メニュー
種類は割と豊富でトッピングの異なる商品がたくさんあります。
値段は通常1プレートで13~15ドル程度、日本円で1200円程と考えると正直高めです。
更にトッピングの多いものだと27ドル(約2226円)もしますので、日本のように気軽に入るようなカレー屋とは訳が違います。
因みにカレーの辛さは5段階から選べ、別料金でチーズや納豆といったトッピングを付けることができる点は日本のあの某カレーチェーン店と同じスタイルです。
カレーの他にもカレーラーメン、パスタ、サラダ、ドリンク、デザートなどバラエティが多岐に渡るのも良いところ。
注文
さて、注文方法ですが モンスターカレーではこのような注文用紙に自分で数を記入してオーダーする流れとなります。
メニューには全て番号が振られていますので、注文用紙から探し出すのも簡単です。
オーダーから約10分でカレーが到着しました。
実食
Best of both worlds:14.80 SGD(約1220円) / Home made ice lemon tea:2.5 SGD(約206円)
味の方は結構美味しく、日本のカレー屋に引けを取らない味です。
今回注文したこのカレーは左側にカレールー、右側にトマトソースが半分ずつの商品で、チーズが振りかけられてマイルドで濃厚な味わいでした。
エビフライは揚げたてアツアツ、タコウィンナーも日本で食べるものと全く同じクオリティです。
これは現地在住の日本人だけでなく、シンガポール人にも確実にウケるなあと思いました。
ちょっと高めではありますが、シンガポールに長期で在住している日本人駐在員などは日本のカレーが恋しくなったらココに来るのがいいのではないでしょうか。
筆者もしばらく日本には帰っていないので、久々に食べたこの日本式カレーの味に懐かしみを感じました。
店舗情報
営業時間は全店統一の11:00~22:00です。
お店は2019年3月時点でシンガポール国内に12店舗を展開しています。
比較的アクセスの良いBugis Junction、ハーバーフロントにあるVivo Cityなど駅チカのモール内にあるのでご自身の滞在先から近い店舗に行くのがいいかと思います。
詳しくはモンスターカレーのHPにてご確認いただけます。
さいごに
(サンプル展示もまるで日本のよう)
シンガポールで1番人気の日本式カレー屋「モンスターカレー」。
海外在住が長く日本のカレーが恋しい方にはこちらのお店がとてもオススメです。
しかもメニューが多く色んな種類があるので、他の商品も試したくなってしまいます。
シンガポールに観光で行かれる方で「ちょっと現地料理に飽きてしまって日本の食べ物を…」という場合にもこちらのお店は良いかもしれませんね。