バンコク郊外、あの有名なマンモス大学と言われるランカムヘン大に近いエリアのバーンカピ。
このエリアは大学生をはじめタイ人が多く住む地域で、比較的人口も密集しています。
そのためモールや市場などの規模も大きめで更には集結しており、週末ともなると辺り一帯は多くの人々で賑わいを見せます。
そんな週末ショッピングの主要エリアでもあるバーンカピにあるタワンナー市場は衣類を中心としたお店が集まる屋内市場。
雨の日でもOK、日照り等も気にせずにのんびりと見て回れる快適なマーケットです。
もくじ
Tawanna Market(タワンナー市場)
まずバーンカピがどの辺りにあるかというと、地図右上の黄色で囲った場所となります。
バンコクの中心部からは約18km、車で40分くらいとやや離れた場所に位置しているのが分かります。
このバーンカピには大きなモールが集結する繁華街があり、その繁華街エリアの1つとしてタワンナー市場があります。
タワンナー市場で売られているものは8割がた衣類で、靴やアクセサリーなどを含め服飾品が中心。
訪れている年齢層は若者から家族連れまで幅広く、地元の人の間で人気の高い市場でもあります。
市場の入り口には食べ物の屋台が多く出店していて、安くて美味しいタイ料理が楽しめるのでそちらも見逃せません。
市場に行ってみよう
まずは市場の左側、通路沿いに真っすぐ続くショップ通りから見ていきましょう。
この通りだけでも50軒以上のお店が入っており、若者向けの服などが中心に販売されています。
先述したようにランカムヘン大学が近くにあるため、こちらのマーケットに訪れる若者も多め。
ゆえに大学生くらいの年代をターゲットにした服屋も結構目立ちます。
そしてどれも安い!ほとんど観光客の来ないエリアなので完全ローカルプライスです。
お値段はだいたい150~250バーツ辺りの商品が目につきますね。
しかも見た感じお洒落な服もチラホラとあるのが良いところです。
化粧品や美容グッズも充実。市内のモールやナイトマーケットで買うよりも低価格です。
この通りだけでも満足してしまいそうなくらいですが、まだまだ市場は広いです。
続いて奥の開けたエリアに入っていきましょう。
通りから奥のエリアに入るとご覧のように大きく開けたマーケットスペースに繋がります。
先ほども申し上げましたが、この市場は完全屋根付きなので雨だろうが日照りが強かろうが気にせず買い物を楽しめるのが魅力です。
タイの雨季の時期なんかは天候が変わりやすく大雨になったりすることもあるのでその点助かりますね。
こちらにも数多くの服屋が入っており、若者向けからミドル層向けまでジャンルは様々。
ちょっとダサい服屋も中にはありますが、どこの市場でもあるのでもはや気にならず…(笑)。
とにかく値段が安め設定なので、何か1つくらいは自分用に買って行っても良いのではないでしょうか?
エアコン付きの室内エリアもあり
さて、先ほどまでのゾーンは屋根はありますが半室外状態で少し蒸し暑いのですが 嬉しいことに冷房の効いた室内エリアもあるのがこの市場の嬉しいところです。
中には座る場所もあったりして、のんびりと買い物を楽しむことができます。
館内の方はというと 平屋建てでデパートのような内装となっており、紳士・婦人向けの服屋や靴屋などが大半を占めています。
この場所には子ども連れのお母さん世代が多かったように感じます。
そしてそして、ここにある服も安い!安い!安い!
100バーツセール会場には多くのタイ人の女の子が集まっていました。
いやはや、この値段は激安ですね。買い物好きには危うい場所です。
こちらのメンズTシャツなんか80バーツですよ?
デザインはちょっとアレですが、全体的に見てやっぱりこの市場は安いなと思います。
少し散策していると一角にはこんな可愛らしい雑貨屋もありました。
女子高生に人気のようでした。今流行りのMINISO的な感じのお店ですかね。
この市場、規模も大きめですし色んなものが売られているので買い物に興味が無くても案外楽しめます。
天気が悪い日は暇つぶし程度にこちらに訪れてみるのも良さそうですね。
そしてドリンク屋・スイーツ店・ゲームセンター等もあるのでモール感覚でも楽しめます。
うん。観光客らしき人はほぼ自分だけ。完全にローカルスポット認定します。
(10バーツ均一という驚きのショップまで)
市場前の屋台群も見逃せない
買い物だけでなく、食事も満喫できるのがこのタワンナー市場のいいところ。
せっかくなので、こちらの屋台で安くて美味しいタイ料理を堪能しておくと良いですよ。
寿司や唐揚げなどその場ですぐに食べられるものも多数。
少しですがイスと机もあるので市場で買ったものをここで食べていくこともできます。
70THB(約246円)/11艦
1つ7バーツ(約25円)と激安ながら割と美味しかった寿司屋台。リピ確定です。
皆さんもタワンナー市場に行く際はぜひ食も楽しんでいって下さいね。
タワンナー市場への行き方
こちらの市場へは【タクシー・路線バス・センセープボート】の3通りの方法でアクセスすることができます
タクシー
一番簡単なのは言うまでもなくタクシーですが料金は他の方法よりもやや高めの200THB程度となるでしょう
ただ、最も早く辿り着けますし何よりタクシーなら安心です
タイ旅行にあまり慣れていない方でしたらこの方法が確実かと思います
路線バス
路線バスは降車場所が分かりにくいためちょっと不安感は高めですが、バンコクのバスに乗り慣れている方であれば安くアクセスできるので良いでしょう
今回私はプラトゥーナムのタラートネオン前から60番のバスで行きました
料金は15THB(約53円)
道路の渋滞で少し時間はかかりましたが約45分程でバーンカピのおもちゃ博物館前に到着
そこからは徒歩で約7分です
運河ボート
センセープ運河を走るボートを使って安く行くことも可能です
料金は19THB(約67円)とバスとほとんど変わりません
また バスよりもこちらの方が明確な船着き場があるので比較的簡単に利用することができます
降りる場所は「Bangkapi Pier(バーンカピ船着き場)」
タワンナー市場に隣接する大きなショッピングモールのすぐ裏です
乗船者の多くもこちらの船着き場で降りるので分かりやすいでしょう
ただ 船だと時間が結構かかってしまうので 特に急いでいない方限定でオススメします
始点のプラトゥーナムから乗りっぱなしですがおおよそ1時間程度はかかります
行きは船で、帰りはタクシーでと使い分けて利用するのが良さそうです
↓船の乗り方はこちらを参考に↓
タワンナー市場詳細
■営業時間 毎日 10:30~23:30
さいごに
(隣接するザ・モール・バーンカピもセットで行こう)
地下鉄駅もBTS駅からも遠くアクセスしづらいバーンカピですが、ちょっと手間をかけてでも行ってみる価値は十分あります。
というのもこの市場だけでなく、この辺り一帯は色んなモールやお店が大集結しておりそれこそ1日中遊べてしまうエリアだからです。
もちろんタワンナー市場単体でも比較的面白いので楽しみ甲斐はあります。
週末は人も多く集まり市場がかなり賑やかで活気のある雰囲気となりますので、週末にバンコクに訪れるマイナー好きの皆さんは一度行ってみてはいかがでしょうか?