タイ旅行のお土産として日本人に圧倒的に人気なのがタイパンツ。
種類も多く可愛い柄がいっぱいあるので選ぶ楽しさもありますよね。
若い女の子などが皆で仲良く購入している姿などもよく見かけます。
が、買う前(履く前)にちょっとだけ知っておいた方が良いことがあります。
今回はこの記事で旅行者が意外と知らないタイパンツの真実についてお話していこうと思います。
タイパンツを履いているのは約90%が日本人
正確な統計を取った訳では無いので確実には言えませんが、私が見る限りバンコクの街中でタイパンツを履いている人は90%くらいが日本人だと感じます。
残りの10%は中国人・韓国人・欧米人あたりだと想定します。
そうなんです。圧倒的に日本人が履いている確率がめちゃくちゃ高いんですね。
なぜ日本人ばかりが履いているのでしょうか?
あくまでも私の見解ですが【日本人はオリジナリティーよりもジェネラリティーを重視する要素が強い人が多い】のが理由かと考えます。
つまり【みんながやってるから私もやってみよう】という考えが割と一般的だからなのではないかと思います。
「SNSでタイパンツを可愛く履きこなして写真をアップしている人がたくさんいるから私たちもタイに行ったときは同じようにタイパンツを履いて写真を撮ろう!」というような感じですね。
あとは大手旅行雑誌でも大々的にタイパンツの良さを発信しているのも1つの理由かと思われます。
ただし、こういったSNSや企業による発信というものは良い部分しか伝えていないという欠点があります。
先にお伝えしておきますが タイパンツを履くことに関しては何1つ悪いことなどはありません。
服装は個人の自由ですからね。私自身もタイパンツはとても良いタイの名産品だと思っていますし否定する気は一切ありません。
ただ、タイパンツも履いて行っていい場所とちょっと微妙な場所があります。
次にその例を紹介していこうと思います。
タイパンツはスウェットのようなもの
(ICON SIAM:バンコクのモールはお洒落な所ばかり)
私がバンコクに来てからよく見かけるのが、サイアム周辺のいわゆる’高級ショッピングモール’にタイパンツを履いて来ている観光客の方々です。
ダメではありませんよ。
先ほども申し上げたように服装は個人の自由ですから。
でも、タイパンツは言ってしまえば日本のスウェットのようなもの。
タイ人は基本的に普段着としてタイパンツは履かず、だいたい部屋着として着ています。
現地の人たちは決してタイパンツを履いた観光客を嘲笑したり、ネタにしたりするような人はいませんが 彼らからすると「東京の銀座にスウェットを履いて来た外国人観光客」のように見えてしまっているかもしれません。
そう思うとちょっとマズいですよね?
タイパンツを履いてアユタヤ観光・寺院巡りくらいであればOKだとは思いますが、タイの首都 バンコクの最も中心的な商業地区にタイパンツを履いていくというのは少し場違いな雰囲気を感じてしまう恐れがあるので要注意です。
このようにタイパンツを履いて街中を観光するほとんどの日本人は初めてバンコクを訪れる方も多かったりで、街の空気感というものを想定できずに履いて来てしまう方も多いのです。
もしこの記事を読んだ方で友達とバンコク旅行を予定している方がいたら 一緒に行く友達全員にこのことを情報共有しておくことをお勧めします。
友達全員でお揃いタイパンツコーデでサイアムパラゴン(サイアムにある一流モール)なんかへ行った時には、きっと周りの人たちの服装のお洒落さに「あれっ?」と思うはずです。
東南アジアと言えども、それだけバンコクという街は大都会だということを頭に入れておいて下さい。
タイ人に本音を聞いてみた
(友人A)
バンコクの街中で日本人がお揃いのタイパンツを履いて観光しているのをタイ人はどのように思っているのでしょう?
実際に私のタイ人の友達にホンネを聞いてみることにしました。
■友達「日本人の女の子たちがグループ全員でタイパンツを履いて歩いているのを見たけどなんか可愛いなって思った。タイ人は以外と見た目を気にするからそのような格好をして出かけることは無いが、観光客であればタイパンツコーデもまあOkだと思う。でもサイアムとかアソークにその恰好で行けって言われたら恥ずかしくてできないかな。近所のコンビニに行くくらいなら何とかイケそうだけど。」
■トモ「具体的にどのエリアまでならタイパンツで外出できる?」
■友達「う~ん。自分だったらバンコク市内は無理かな。隣県らへんだったらもう気にしないと思うけど。というか何で日本人はそんなにタイパンツにこだわるのかな?バンコクならまあまあお洒落な服が安く買えるから、それじゃダメなの?プラチナムファッションモールとか行けば良い服いっぱい買えるのに…。」
と、このような返答をしていました。
確かにそう言われるとタイパンツにこだわる必要はないとも思っちゃいますよね。
とは言えお土産としてはオススメ
都会のど真ん中で履くにはちょっと場違い感が否めないタイパンツですが、お土産として買っていくには十分アリだと思います。
実際に私も持っていますが、涼しいですし肌触りも良く家着として愛用しているくらいです。
バンコクでは100バーツほどと安く手に入りますし、何と言っても履いていて楽なのが魅力的です。
チャトチャックマーケットやプラトゥーナム、ラチャダーナイトマーケットなど各地で手に入りますので自分用にぜひ買っていってはいどうでしょうか?
さいごに
今回は旅行者にあまり知られていない事実「タイパンツ、実はスウェットだった」件についてお話していきました。
タイパンツは柄も可愛くて写真映えしますし、タイらしい雰囲気を存分に感じられる服装でついつい色んな場所に履いて行きたくなっちゃうのは理解できます。
私も履いている若者を見ると「みんなで仲良くタイパンツ履いてて可愛いな~。」「楽しそうで羨ましいな~」などと微笑ましく見ています。
ただ、履いて行く場所は選ぶべきだとアドバイスはしておきます。
後々になって恥ずかしい思いをしないように☆
幸いなことにこのブログは若い層の読者さんも多いので、少しでもこの記事が広まれば良いかなと思っています。
それでは!