バンコク

【素晴らしい景色】黄金の丘として知られる「ワットサケート」へ行ってみよう

 

 

トモ

プーカオトーン登ってきたど

冷たいイヌ

ワットサケットか。あの寺院は結構有名なんだけど観光客は以外と行かないんだよなぁ。もったいない

トモ

確かにもったいないよね。凄い良い寺院なのに!景色なんか最高だったし

冷たいイヌ

バンコク一望できただろ?市内にある展望台よりも見晴らし良いかもな

 

 

バンコクの旧市街地、ラタナコーシン。

そこはタイ王国の煌びやかな歴史が残されたエリアであり、数多くの寺院や歴史的建造物が残されています。

その中でも圧倒的な存在感を放つのがワットサケート境内にあるプーカオトーンと呼ばれている黄金の丘。

遠くからでも目に付く丘の上にある金色の大仏塔は必見です。

 

 

Wat Saket(ワットサケット)

 

 

ワットサケートと言えば ラマ3世がアユタヤにあったプー・カオ・トーンを再現しようと築いた黄金の丘(黄金の山とも呼ばれる)を持つ有名な寺院。

実際に完成したのはラマ5世の時代で、50年以上の歳月を経て建設されました。

その高さは約90m、山の頂上にそびえ立つ金色の大きな大仏塔のテラスからはバンコク市内を見渡すことができます。

塔の内部には寄進された仏像が並び、大仏塔の内部にある小仏塔には仏舎利(お釈迦様の遺骨)が納められています。

地元タイ人にとってはかなり有名な寺院として知られていて、毎日多くの参拝者が訪れる神聖な場所でもあります。

 

 

頂上までの344段の階段

 

 

黄金の丘の頂上へ行くには344段の階段を登っていきます。

とは言っても階段の幅は狭め、それほどキツくはありませんのでご安心を。

階段の途中には所々見どころがあり、楽しみながら登ることができます。

 

(途中までは木陰になっており涼しく、花も綺麗に咲いている)

 

階段の踊り場には多くの鐘が並び、参拝者が鳴らしながら進んでいきます。

煩悩を払う意味があるとのことです。心を清め頂上に向かいます。

 

 

さて、階段も終盤 徐々にバンコク市内の景色が良く見えてきました。

正面奥には市街地が。

ワットサケート周辺には高い建物がほとんどないので見晴らしはご覧のように最高です。

 

 

回廊式の塔の内部へ

 

 

大仏塔の内部は回廊式になっており、中には寄進されたいくつもの仏像が並んでいます。

以前は靴を脱いでの入場でしたが、今では靴を履いたままで入れるようになっています。

 

 

回廊には曜日仏陀も並びます。

タイでは生まれた曜日ごとに守護仏が変わると言われています。

そのためこのように月曜日~日曜日までそれぞれの仏陀が存在しているのです。

 

 

そして仏塔の中央に位置する小仏塔。

こちらには1897年にかつてのインド総督であったカーゾン卿からラマ5世に贈られた釈迦の遺灰が納められています。

 

 

回廊を1周回ったら次は上楼「屋上のテラス」へ向かいましょう。

 

 

金色に光り輝くチェディ

 

 

こちらの金ピカのチェディ(仏塔)はイタリア製。

太陽の光を浴びて美しく光り輝いています。

屋上は心地よい鈴の音が鳴り、タイのお経が絶え間なく流れています。

 

 

ここからの眺めも素晴らしい。

360度遮るものがなく、バンコクの市内を完全に見渡すことができます。

高層ビルやBTSなど 街中はどんどん発展していくなかで、この辺りの風景は変わらず残されています。

プーカオトーンは市内にあるビルの展望台よりもはるかに美しい景色を拝める場所だと思います。

 

 

大仏に手を合わせ参拝が終了

 

 

プーカオトーンにある大仏塔を後にし、階段を降りていきます。

とはいっても一連の参拝はこれで終わりではありません。

 

 

階段を降りた先には金色の大仏が鎮座しています。

こちらで最後に手を合わせ、プーカオトーンの一連の参拝は終了となります。

時間に余裕があれば、ワットサケート内にある他のエリアにも足を運んでみましょう。

山のふもとには昔の建設現場の写真などが展示してある場所もあります。

寺院の歴史を感じながら見て回ると面白いと思います。

 

 

ワットサケートへの行き方

 

黄金の丘寺院は公共交通機関でのアクセスが少し難しいので、タクシーやトゥクトゥクで行く方が多いのですが 実はセンセープ運河を走るボートで行けば安くてとても簡単です

というわけでこちらでは船(ボート)を利用して行く方法を紹介していきます

 

 

まずはBTS Chit Lom(チットロム)駅からプラトゥーナム方面へ13分程歩き、センセープ運河を目指します

運河はプラチナムファッションモールの手前に流れる川です

 

 

橋の上から見るとこのように船着き場があるのが分かります

乗り場は左と右と2ヶ所あるのですが、今回は左側 矢印の方面へ進むボートに乗って行きます

 

(ボート乗り場)

 

ボートが来たら他の人たちと同じように乗り込めばOK

席は空いているところならどこでも座って大丈夫です

 

 

料金はボートが出発してから集金係の方が回ってくるので その時に支払えば良いです

行き先「ワットサケット」と伝え11 THB(約39円)を支払います

 

 

降りる場所はNo.5の「Fanfa Bridge(ファンファーブリッジ)」、乗車時間は約20分です

ただ、センセープの船着き場なのですが 大きな看板等が無いのでそこだけ注意が必要です

 

 

ですので 目印はこちらの白い橋が正面に来たらと覚えておいて下さい(この橋がファンファーブリッジ)

この場所は多くの乗客が一斉に降りる船着き場でもあるので分かりやすいです

 

 

船を降りたら先ほどの白い橋を渡り、直進していきます

 

 

歩いて3分程でワットサケットの裏門に到着です

チケット売り場は反対側なのでぐるっと回って下さい

 

(黄金の丘のチェット売り場)

 

料金は50 THB(約175円)

タクシーやトゥクトゥクよりもかなり安く行けるのでオススメです

 

帰りの船は確認してから乗る

 

観光が終わって帰る際は、船着き場の係員に「プラトゥーナム?」と聞いてから船に乗ると良いと思います

なぜかというと、このワットサケット最寄りの船着き場 乗り場が1つしかないので間違えて反対方面の船に乗ってしまう可能性もあるからです

ですので乗る前にちゃんと確認するようにしておきましょう

※センセープボートは夜は運行しないので注意

 

 

ワットサケート(黄金の丘)詳細

 

 

■開院時間 8:00~19:00

■入場料 50バーツ

 

 

さいごに

 

 

ワットサケートのゴールデンマウント、正直言って最高に美しい寺院だと思います。

バンコクには多くの寺院がありますが、こちらのプーカオトーンは別格。

頂上からの眺めが綺麗すぎます!

観光客の多くはワットポーやワットアルンなどに行かれますが、ワットサケートもぜひ候補に入れていただきたい寺院だと思います。

 

大理石寺院「ワット・ベンチャマボピット」-回廊に並ぶ各国の仏像たち-【行き方解説あり】 タイの政府機関が多く立ち並ぶドゥシット地区、この場所は繁華街とは全く異なり静かで...

 

 

関連記事