シンガポールで賑やかなエリアの1つとしても知られる リトルインディア周辺にある「Hotel Nuve Urbane」は、新しく綺麗で立地の良いホテル。
夜遅くまでオープンするレストランやショッピングモールも徒歩圏内、すぐ側にはコンビニもあり立地条件はかなり良い方だと言えます。
しかも2つのラインの駅から割と近いのでどこへ行くにも便利で、旅行者にとっては嬉しい限りです。
今回はそんな好条件が揃うにもかかわらず リーズナブルで快適なヌーヴアーベインの宿泊記を書いていこうと思います。
Hotel Nuve Urbane(ホテル ヌーヴ アーベイン)
Nuveグループのシンガポール国内における3店舗目のホテルとして2017年7末にオープンしたヌーヴアーベインは、白と黒を基調とした現代的でお洒落な外観のホテルだ。
元々あった建物を改築して建てられたホテルで、エレベーター内にはリノベーションの過程を映した写真などが飾られている。
このホテルの屋上にはプール付きの屋外ガーデンがあり、ゲストは低価格で滞在できながらラグジュアリーな空間を楽しむことができる。
客室内も流行りのスタイリッシュな内装で、シンガポール滞在にふさわしい雰囲気である。
このホテルの1番のアドバンテージはその便利さにある。
MRTブルーラインとパープルラインの駅はどちらも徒歩で簡単にアクセスでき、ブギスへ行くにも徒歩20分弱で行けてしまう。
また、大型のシティスクエアモールや24時間営業のムスタファセンターなども近いので買い物にも困らないだろう。
とにかく旅行者にとっては低価格で最高の立地条件を持つホテルであることには間違いない。
客室
今回は「Standard Single(スタンダードシングル)朝食無し」の最も安い1人部屋を予約しました。
エクスペディアで航空券を手配していたのでセット割で1泊あたり約7100円という安さで予約できました。
因みにホテル単体での通常予約の場合だと、同じグレードで8700円~10300円が相場なので1500円以上も安くゲットできたことになります。
さて、それでは客室内を紹介していきます。
部屋全体
写真では少し狭く見えますが、1人であれば十分なサイズです。
シャワールーム前に広い空間があるので、大きなスーツケースを広げても問題ありません。
客室は割と綺麗に清掃されていてとても快適でした。
安いので少し疑っていたのですが、綺麗好きな私でもOKな清潔感が保たれています。
ベッド
ベッドシーツにはシミ無し汚れ無し、真っ白です。
枕が2つに クッションが1つ付いています。
ハウスキーピングは日中部屋を開けている際にちゃんと行ってくれますので安心です。
ベッドのすぐ横には世界共通形状のコンセントがあります。
日本のプラグでもそのまま挿して使用可。
テレビ
テレビはベッドの正面に壁掛け式で設置されています。
日本語のチャンネルはありません。
テーブル
テーブルはやや小さめですが、パソコンで作業をするくらいであれば問題ありません。
そして、金庫がまさかの引き出しの中に収納されていてびっくりしました。
ミニバー
テーブル上にはご覧のようにミニバーが準備されています。
どのホテルにも基本的にありますが ティーやコーヒー、お水は無料で提供されています。
冷蔵庫
冷蔵庫は意外と大きめで、買い食いする筆者にとってはありがたいです。
効きもバッチリで、市内観光から帰ってきたら飲み物がしっかり冷えていました。
ワードローブ
ワードローブ(たんす)の大きさは十分かと思います。
暑い国なのでコートやジャケットなどの大きめの衣類は入れないでしょうが、荷物などを収納しておくこともできるので大きいに越したことはありませんね。
下にはドライクリーニング用のセットと使い捨てスリッパがあります。
洗面所
こちらは少し珍しいのですが、洗面所がバスルームの外に設置されています。
残念ながらお湯は出ないタイプです。
ここにはハンドソープ、ドライヤーが備え付けられています。
バスルーム
バスルームは曇りガラス張りとなっており、白タイルをベースとした明るい空間です。
気になる水回りはこちらも全体的に綺麗で快適です。
タオルはバスタオル×1、バスマット×1、ハンドタオル×1と完全に1人用のセット内容。
アメニティにはシェービングキット×1、歯ブラシセット×1、シャワーキャップ×1、ヴァニティーキット×1、サニタリーバッグ×1があります。
シャワーエリアはこちら。
こちらの部屋は体の不自由な方兼用の部屋なので手すりや椅子が付いています。
そのため若干他のシングルルームよりも広めの造りになっていると思われます。
シャワーは2way式で、手持ちと固定で使えます。
湯量は少しだけ弱めで、温度に関しては問題ナシです。
シャンプーやシャワージェルも準備有りです。
個人的に思うのですが、このようなボトル式だとエコで良いですよね。
窓
今回は窓無しの部屋を予約していたのですが、まさかの窓有りでした。
とは言ってもこの建物、目の前が公営団地ですので眺めは期待できません。
別サイドであれば遮るものが無いシティビューとなるでしょう。
屋外テラス
建物5階にはプールやカバナなどがある屋外テラスが併設されています。
都会の中にあるホテルですが、緑に包まれた雰囲気でちょっっとしたプチリゾート地気分を味わえます。
プール
プールは割と小さめで、こじんまりとしています。
リクライニングチェアーは2つのみ。大人数向きのプールではありません。
プールにはジャグジーが付いており、ボタンを押すと強めのジェットが出るようになっています。
また、このプールの面白いところがフロアの一部がガラス張りになっている点です。
ちょっとドキっとしますが、下がスケスケでスリルがあります。
真下は歩道になっていて、人が歩いている様子がよく見えます。
もちろん下からも丸見えですが…笑。
こちらのプール なかなか良い空間なのですがとても残念だったのが、ハトの水飲み場となっているということです。
時たまハトの群れがプールに来て水をゴクゴク飲んで飛び去って行くことが何度もありました。
しかもハトの羽やフンが所々に見られます。
そのため滞在者はあまりプールを利用していない感じです。
私も顔だけは絶対につけたくないなという気分になってしまったので、この点今後改善が必要なのではないかと思います。
あとは、団地からプールエリアが丸見えだという点も相当気になります。
休憩スペース
しかしながら、プールを利用せずともこのエリアでゆっくり寛ぎながら休憩するには最適の空間です。
夕方頃になると涼しくなるので、屋台で買った食べ物などをここで食べながら雑談するのも良さそうです。
都会なので蚊がいないですし、比較的静かなので気持ちよく利用できました。
その他施設やサービス
廊下
廊下はとても綺麗でクーラーがガンガンに効いているので、涼しいというか寒いくらいです。
しかし、日中など暑い中歩き疲れて帰ってきた時などは快適でした。
無料のドリンク&お菓子
フロント横には無料のドリンク(サンザシジュース)とクッキーなどのお菓子が提供されています。
こういったサービスがあると地味に嬉しいですね。
無料の端末貸し出し
近頃、シンガポールのホテルではこのポケット端末サービスがメジャーになってきているのでしょうか?
ここでもポケットWi-Fiとしても使えるこのような機器が部屋に置いてありました。
電話やインターネット、各種割引などが利用できますので上手に使えばお得に観光ができます。
レストラン
ホテルのエントランス横にあるレストランは朝食を食べる場所でもありますし、一般のお客さんも利用できるレストラン&バーにもなっています。
夜になると滞在者以外の客も来ていて以外と人気のようでした。
メリット&デメリット
ここでは良かった点と残念だった点をそれぞれ正直に載せていきます。
・MRTのパープルラインとブルーラインのどちらの駅へも徒歩でアクセスできる
・24時間営業のムスタファセンター、大型のシティスクエアモールへも徒歩約10分
・セブンイレブンは徒歩2分
・周辺ホテルと比べてリーズナブルなのに新しく綺麗
・プール付き屋外テラスがある
・無料のドリンク&お菓子が提供されている
・ブギスまで電車でたったの1駅
・プールがハトの集会場になっている
・屋外テラスが団地から丸見え
・ホテルの規模が全体的に小さい
・客室からの眺めが良くない
・駅中心部からはやや外れた場所にある
私が1番残念だったのは楽しみにしていたプールにハトがいたことです。
それ以外は大して気にならないようなデメリットですので総合的には満足しています。
さいごに
今回はお値打ちなのに綺麗で新しいお洒落なホテル「Hotel Nuve Urbane(ホテルヌーヴアーバイン)」をご紹介しました。
駅チカを求める方にとって徒歩10分弱はやや遠いと感じるかもしれませんが、個人的にはMRTの2つのラインどちらにもアクセス簡単というのはシンガポール観光の際にとても重要なことだと感じます(以外と乗り換えに時間がかかるので)。
また、リトルインディア周辺は24時間営業のお店が沢山あるので、夜までしっかり楽しみたいという旅慣れた方にはオススメのエリアです。
特にこちらのホテルは、夜も賑やかなムスタファセンター近くにあるので少し歩けば簡単に着くことができます。
スルタンモスクのあるアラブストリーまでも歩いて15分程で、朝カフェするにも便利ですよ。
プールにはちょっと問題アリでしたが、それ以外サービス面などは良いので是非検討してみて下さい!