以前こちらのブログでも何度か紹介した、バンコクから南へ川を渡った向こう側にあるエリア「バーンガジャオ」。
この土地は大都市バンコクからすぐ近くというロケーションにも関わらず、タイ本来の自然がそのまま綺麗に残されているとても貴重な場所です。
手つかずの土地と言うこともあり、ほとんど開発が行われることなく現在まで至ってきた訳なのですが 最近ではお洒落なカフェがいくつもオープンし若者の間で人気の週末お出かけスポットとなりつつあります。
今回はそんなバーンガジャオにいくつかあるお洒落カフェの中から、人気を集め始めているとあるお店を紹介していこうと思います。
もくじ
ジャングルの奥深くにこっそりとオープンする「Hidden Woods」
(その名の通り生い茂る木に隠されたように存在する)
バーンカチャオで有名なバーンナムプン水上マーケットから自転車で約5分、森の奥に隠れたようにオープンするこの「Hidden Woods」は若者の間で密かに知名度が上がってきているお洒落な森カフェです。
このカフェの周辺は道路が通っておらず、アクセスするには自転車かバイクタクシーの2択のみとなります。
徒歩で行くことも可能ですが、大通りからかなり奥まったエリアにあるので歩くと20分ほどはかかってしまうのがやや難点。
しかしながら、その雰囲気は苦労してでも行く価値は十分にあり。
ジャングルを切り開いて建てられた川沿いのお洒落空間は、バンコクの街中では決して味わうことのできない贅沢さがあります。
(カフェへと続く木のゲートが気分を盛り上げる)
自然を最大限に意識した癒しのカフェ
敷地内には小さな滝があったりして、バーンガジャオの自然を楽しめるような仕掛けもなされています。
森のトンネルをくぐり、開けたエリアにひっそりとカフェの入る建物が佇んでいます。
カフェは全面ガラス張り、外の景色を存分に楽しめるような構造です。
こちらはクーラーが効いており快適に過ごすことができますが、私がお勧めするのは後ほど書きます外にあるウッドデッキと木陰のテーブルエリアです。
さて、そちらをご案内する前にまずは店内の様子から紹介しようと思います。
(店内は明るくて開放感のある造り)
こちらのカフェ店舗、外から見るととても地味に見えますが 実際に中に入ってみるととても居心地の良い空間となっております。
自然を意識した緑や茶を使用した内装やインテリアが外の景色と非常にマッチしています。
今回訪れたのは週末の昼過ぎだったため想像以上に混んでいました。
さて、次にメニューはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
飲み物は100バーツ程度~、食事メニューもありそちらは190バーツ程度。
どれもそこまで高いわけでもなく、バンコク市内にあるお洒落カフェとほぼ同等の料金で楽しむことができるのも良い点ですね。
また 店内には可愛らしい雑貨がいくつか販売されており、デザインもGOOD。
こちらも是非チェックしておくと良いでしょう。
自然を堪能するならウッドデッキへ行こう
クーラーの効いた室内は快適で良いですが、個人的にはここでは店外にあるウッドデッキを利用するべきだと思います。
それほど席数は多くは無いですが、チャオプラヤー川を望むことができるデッキではバーンカチャオの大自然を肌で感じることができます。
(アイスカフェラテ 110THB[約381円])
川を遡上してゆく船を眺めながら、生暖かい風を感じつつ飲む冷たいコーヒーは格別。
バンコクのすぐ近くにこれほど自然を大満喫できる場所があるなんて感動です。
また、私がとても気に入ったのはこことは別にある木陰のエリアです。
ご覧のように木陰になっているエリアにテーブルと椅子が設置されており、時折そよぐ川辺からの風がとても心地よい場所です。
ふと上を見上げると葉のカーテンからの木漏れ日が綺麗で、いつまででもいたくなるような癒しの時間が流れます。
クーラーの効いた快適空間に勝るものはありませんが、Hidden Woodsカフェに来たら絶対にこちらの2ヶ所を利用しておいた方が良いと思います。
皆さんもこの癒しの自然空間を堪能してみて下さいね。
(パスタメニューも美味しく評判が良い)
写真撮影も忘れずに
こちらのカフェが若者の間で話題となっている理由の1つに、写真映えするスポットがいくつもあるというのがあります。
実際に高価な一眼レフを持った男性が恋人の写真撮影会をしている光景を何度か目にしました。
確かにここのカフェ、本当に洒落た造りになっていて写真を撮るには絶好の場所なんですよね。
元々あった自然を残しながら、その景観に上手く馴染むようにデザインされている点は私も凄く感心しました。
ご覧いただいているように、本当に美しいスポットがいくつもあるので訪れる際はカメラを持参して行くと良いでしょう。
カフェタイムだけでなく写真撮影も楽しめる一石二鳥なカフェが、人気の秘密なのでしょう。
(森の中を歩くスカイウォークークまである)
カフェ情報
■行き方:バーンガジャオには基本タクシーが無いため船着き場からここまでアクセスするには自転車かバイクタクシーの2択となるでしょう。バイクタクシーもこのカフェの存在を知らないドライバーが多いためベストはGooglemapを見ながら自転車を利用して行く方法です。バンナムプン水上マーケットからであれば約5分ほどで到着できます。途中自転車しか通れないようなかなり細い道を通るので要注意。
→バーンガジャオまでの行き方はこちらをどうぞ
■営業時間 木・金・土・日[10:30-18:00] ※月~水は休み
さいごに
近年、注目のカフェが次々と登場しているバーンガジャオ。
まだまだ外国人観光客には知られていないどちらかと言うとマイナーなスポットですが、こんな素晴らしい場所がたくさんあるので まだ訪れたことのない方は是非とも検討してみると良いでしょう。
バンコク市内から1時間以内でアクセスすることのできる、タイの本来の自然が綺麗に残されたとても貴重な場所ですよ。