バックパッカーにも人気のベトナムの都市ホーチミン。
観光するにも食事をするにも移動するにもビールを飲むにも、基本的に何をとっても安いのが魅力的です。
また 近年ではインスタ映えするスポットがSNSで話題になり注目されているベトナム。
とりわけ日本人の若い世代から感心を集めたり、LCCの直行便開通も相まって観光には追い風が吹いている最中です。
そんなベトナム旅行で人気の都市ホーチミンですが、旅行をするなら3泊4日のプランがベストな日程です。
今回はその3泊4日のホーチミン旅行でかかる費用とオススメの旅行プランをバックパッカー・フラッシュパッカー目線で提案していこうと思います。
※フラッシュパッカー‥‥バックパッカーの進化系と言われるタイプの旅行者を指す。基本的にはバックパッカーよりも多くの予算を持つが、旅のスタイルはバックパッカー同様節約型。ホステルよりもホテル滞在、娯楽にはお金を惜しまないのが大きな違いだろう。フラッシュパッカーの多くは最新機器のパソコンやカメラなどを持ち合わせている場合が多い。
ホーチミン3泊4日のおすすめプラン
ここでは初めてホーチミンを訪れる方向けに3泊4日滞在のおすすめプランを紹介していきます。
(夕方) フライトで到着
(夜) ベンタイン市場周辺 [ ベンタインストリートフードマーケット・ドンコイ通り…など ]
(朝~夕方) クチトンネル観光 or カンザー観光 or メコン川観光
(夕方) 市内散策 [ サイゴンスカイデッキ・人民委員会庁舎・マジェスティックホテル…など ]
(夜) ブイビエン通りでお酒を嗜む
(朝) 市内観光 [ サイゴン大教会・サイゴン中央郵便局・統一会堂…など ]
(昼) ランドマーク81
(夜) ハントンタイ市場 or アンドン市場
(早朝) タオダン公園の鳥カフェでベトナムコーヒーを満喫
(朝) 戦争証跡博物館を訪問
(昼) 空港へ
おおよそこのような感じであればホーチミン観光をほぼ満喫できるでしょう。
正直 ホーチミンの観光は選択肢が多くありませんので、本当に3泊4日が一番適切な長さだと言えます。
あと ツアーを使って郊外へ行く日は間違いなく疲れるので、夜にはあまり予定を入れないプランにした方が良いと思います。
ホーチミン観光でかかる費用は?
結論から申し上げますと、あまり贅沢しないで格安旅行をするのであれば航空券など全部込みで5万円以下で行くことが可能です。
それではバックパッカーとフラッシュパッカーの2パターンで、それぞれいくらかかるのか見ていきましょう。
航空券
→約28000円
LCCのVietJet Air(ベトジェットエアー)で東京から直行便でアクセスした場合、安値で取れた場合2万8000円前後となります。
バンコクに比べるとやや高い印象はありますね。この航空券が一番大きなウェイトを占めます。
宿泊費(ホテル代)
バックパッカー→約1000円/3泊
ホテル→約6000円/3泊
宿泊費に関してはピンキリですが、バックパッカーはとんでもなく安いです。
「3泊で1000円ってヤバイところでしょ?」と思うかもしれませんが、これが普通に綺麗で清潔でお洒落な所が多いのですから驚きです。
知らない人とは一緒に滞在するのが好きではない方はホテルが良いでしょうが、そのホテルも質を求めなければ3泊6000円程度と格安。
滞在費は本当に安く抑えられるのがベトナムの良いところです。
↑私が宿泊したホテルを参考にして下さい↑
食費
→約4000円
食べものも安くて美味しいのが魅力のベトナム。
ベトナム料理で定番のフォーも400円前後で食べられますし、屋台ならもっと安く抑えることもできます。
コンビニで売られているお酒やお菓子なども安いので、食費で大きなお金が飛んでいくことはほとんど無いでしょう。
フォーの有名店「フォークイン」
観光費
→約4000円
ホーチミン市内の主要観光地は入場料無料のところが多いのでお金はあまりかかりません。
かかってくるのはツアーなどを使って郊外の観光地などに行く場合や展望デッキなどに入場した場合ですね。
ツアーはカンザーだと少し高めの3000円程度、メコン川だと1500円程度、クチトンネルだと1000円程度です。
ただ せっかくホーチミンに行くのであれば、ツアーはケチらずに行っておきたいところですね。
メコン川のクルーズツアー
移動費
→約800円
路線バスは激安で片道30円ほどしかしません。
ただ、Grabなどの配車やバイタクを使うこともあると思いますのでその分も予算に入れておいた方が良いでしょう。
それほど高いわけではないので安心ですが、ぼったくりだけには気を付けるようにした方が良いです。
格安の路線バスを使えば節約になる
合計は?
さてこれらの合計をしてみると以下のとおりになります。
■バックパッカーの場合
宿泊費 1,000円
食費 4,000円
観光費 4,000円
移動費 800円
■フラッシュパッカーの場合
宿泊費 6,000円
食費 4,000円
観光費 4,000円
移動費 800円
どうですか?5万切ってるなんて正直びっくりです…。
このようにホーチミンであれば5万円準備さえすれば十分楽しむことができます。
お土産を買ったりマッサージなどをしたとしてもちょっと余るくらいです。
何ならもう1泊追加しても余裕なくらいですね!
さいごに
ホーチミンは安いのに楽しめて本当に最高の観光地です。
正直言って、たったの5万円でこれほどまでに満足できる場所なんて世界中探してもなかなか存在しないと思います。
同じ東南アジアで物価の安い国のタイでも、今や物価が上がっているので5万以下はちょっと怪しいくらいですからね。
そう思うとベトナムってバックパッカーにとっては未だに激アツの国ですよね。
まだまだ探せば色んな面白いスポットがありそうなホーチミン、これからも注目度は高まるに違いない場所でしょう。