ホーチミンは東南アジアを旅するバックパッカーの通過点でもあるため、お手頃なホテルやホステルが沢山あります。
ホステルに関してはかなり安く、1泊1000円以内で結構良い所があったりもします。
そして個室タイプのホテルでも、1泊2000円程度から見つけることが可能。
どちらにしても比較的安く泊まれ、コスパの良い滞在ができるため旅人に人気の地でもあります。
そして今回私が滞在した「リトルブリックサイゴンホテル」もそんな格安ホテルの1つなのですが、ここは立地がとても良いのがポイント。
買い物、夜遊び、移動…など、全てにおいて都合が良いホテルです。
「滞在費は安く済ませたい!けど知らない人と一緒の空間のホステルはちょっと…」という方にとってもおススメです。
もくじ
Little Brick Saigon Hotel(リトルブリックサイゴンホテル)
ホーチミンの観光の中心 ベンタイン市場まで徒歩12分、夜遊びの定番 ブイビエン通りまで徒歩15分、空港直行バスが出るバスターミナルまで徒歩10分のリトルブリックホテルは立地の良さが推しの格安ホテル。
ホテルを出てすぐ近くにコンビニやマートがありとても便利ですし、付近には飲食店もかなり多くあるので困ることがありません。
カフェも多いエリアで人通りも多く賑やかで治安も良し、1泊3000円以内という格安のホテルながらこの条件であればコストパフォーマンスは高めと言えるでしょう。
ただ、100%完璧かというと決してそういう訳でもありません。
ある程度妥協しなければならない部分はあります。デメリットに関しては後ほど記述していきます。
今回予約した部屋について
毎回の如くですが、ホテルの予約は安さが売りのExpediaを利用。
Standard Room(1 Double Bed・朝食付き)が最も安く、1泊2068円で予約しました。
安い!安すぎます!笑
エクスペディアで航空券予約するとセット割で安くホテルが取れるので本当に助かっています。
会員外の場合での予約が3000円程なので、1泊1000円近く安く泊まれるなんてお得過ぎます。
皆さんもExpediaの利用を検討してみて下さいね。
客室
それではチェックインを済ませ客室に向かいます。
ホテル自体は大きくはないですが縦に長い感じです。
1つの階に4~5部屋くらいあって、階数が6階建てなので30部屋以下と小規模ですね。
廊下はこんな感じになっていて、少し古めのホテルって雰囲気です。
通路の窓からタオダン公園を眺めることができます。
最上階の部屋だったのでまあまあ良い景色です。
それでは客室内に入ります。
…
え?窓が、窓が無い!少しテンション下がりましたが安い部屋ですからね…。
我慢我慢。新鮮な空気を取り込めない代わりにエアコンの効きはガンガンなのでOKとします。笑
ベッド
ベッドはDouble Bed(ダブルベッド)での予約となっていますが、いわゆるクイーンベッドのことですね。
シーツはとても綺麗で清潔度は問題無し。寝心地も悪くはありません。
マットレスはふかふかというよりかは硬めです。私は全く気にならないタイプなので熟睡できました。
コンセント
コンセントは日本のものがそのまま使える仕様なのが良かったです。
枕元には照明のスイッチとフロントデスクに繋がる電話機があります。
ワードローブ
服の収納スペースは結構大きめで、かなり余裕がありました。
部屋自体は狭くないので荷物はしまう必要はありませんが、大きなカバンも入るくらい十分な大きさがあります。
因みに下には引き出しもついています。
冷蔵庫
冷蔵庫は少し小さめ。中に入っているドリンクは消費すると課金されるものです。
ベトナムはコンビニのジュースでも結構安いので、自分で買ってきた方が安上がりです。
ホテルから徒歩30秒でサークルKがあるので超便利です。
テーブル
割と広めのテーブルがあるため、物を広げても狭苦しい感じは全くありません。
鏡があるので女性の方でしたら化粧もできますし、パソコン作業なども問題無しです。
机の上には電気ケトル、コップが置いてありますが 無料のコーヒーやティーなどは提供されていません。
テレビ
テレビは写真を撮っていませんが、ベッドの正面に壁掛け式で取り付けられています。
番組はほとんどベトナムのローカル番組で、一部英語のプログラムも見られます。
残念ながら日本語の番組は1つもありませんでした。
バスルーム
バスルームに関してはちょっとショックで、予約する際にホテル情報で【全室バスタブ付き】と表示されていたので浴槽があると思っていたのですが、ありませんでした…。
まあ安いので文句を言っても仕方がありません。
結局、市内のお風呂屋さんに行くきっかけとなったので良かったですけどね(Golden Lotus Spaという所ですが最高でした)。
さて シャワースペースがちょっと変わったタイプのもので、取り付け式?のようなカプセル型のシャワーとなっています。
シャワーカーテンと違って水が外に飛び散らないのが良かったです。
お湯の量と温度は問題なく使うことができましたので合格。排水もOKです。
タオルは大2枚×中2枚です。柔軟剤の良い匂いがしたのが個人的にGOOD。
お湯の出ない洗面器があり、サイドにはアメニティが無造作に突っ込まれています。笑
歯ブラシがなぜか4本ぐらいあったのですが謎です。
シャンプーやボディソープが無いのでそれらは持参して行って下さい。
ドライヤーは強さバッチリ。この辺りはほとんどストレスなく使えました。
が、1つだけ低評価とさせていただきたいところがあります。
それがトイレ。
ベトナムのトイレだからしょうがないのですが、流れが悪い!悪すぎる!
詰まってるのか分かりませんが、うまく流れなくてちょっとストレスでした。
うまく流れる時と流れない時があってすっきりしない感じ…。
やはり水回りに不安があるとちょっと気になっちゃいますね。
無料の朝食は…
(受付奥の朝食会場)
こちらのホテル、朝食が追加料金なしで付いてくるのでちょっとラッキー。
と思ったのですが、内容は「う~ん…」でした。
見ていただくと分かる通り、クオリティはそれほど高くはありません。
ベトナムなら物価が安いので 朝からバインミーを食べるとか、近くのカフェで朝食をとるとかの方が満足できるかなと思います。
まあ朝食代を節約したい方には良いかもしれませんね。
悪かった点と良かった点
・トイレの流れが不安定
・部屋に窓がなかった(部屋による)
・バスタブがなかった(部屋による)
・ホテルのWifiよりもスマホの方が通信が早い
・朝食のクオリティが低め
・ベンタイン市場まで徒歩約12分
・ブイビエン通りまで徒歩約15分
・空港直行バスの出るバスターミナルまで徒歩10分
・ホテル周辺にレストランやカフェが多数
・コンビニまで歩いて30秒
・割と広めの個室なのに安い
私は1人の空間の方がリラックスできるのでホステルよりもホテルが良いのですが、この安い値段でこれだけのメリットがあれば十分だと思っています。
どんなホテルに泊まろうがある程度の妥協は必要ですし、悪い所も考え方によってはそれほど大したことでもないことだってあります。
皆さんも格安ホテル探しの時は私のように【初めから期待を落としておく】のと【安いという理由で受け入れる心】を準備しておくと良いかと思います。
リトルブリックサイゴンホテルは外出派の人におすすめ
私はいつも朝から夜まで外出することがほとんどなので、正直ホテルに滞在する時間はかなり短めです。
ですので、あまりホテルにはこだわりを持たないようにしています。
ほとんどいない所にお金をかけるのはもったいないですからね。
ただ、ホステルだと部屋に1人だけではないためリラックスできないのでこういった格安のホテルを取るようにしています。
私のように「ほとんど外出×個室が良い×安く済ませたい」という旅行者にはなかなか良い条件のホテルかなと思います。
ホーチミン旅行の際は、こちらのホテルも検討してみて下さい。