旅行情報誌やメディアでも多く取り上げられたことのあるカオマンガイの名店と言えば「ピンクのカオマンガイ」で知られるゴーアン(旧ラーン)ガイトーンプラトゥーナム。
従業員がピンク色のポロシャツを着ていることからその名前が定着したのですが、一方でこのお店のすぐ近くには緑色のユニフォームを着た「緑のカオマンガイ」なる別のお店があります。
「ライバル店?」「味の違いは?」「人気度はどっちが高い?」など色々な疑問が浮かびますが、一体どんな感じのお店なのでしょうか?
今回は実際に行って食べたカオマンガイの味についてレポートしていこうと思います。
もくじ
クワンヘン・ガイトーン・プラトゥーナム(通称:緑のカオマンガイ)
開店は1932年と87年もの歴史を誇るクワンヘンは、従業員が着ている制服の色が緑色ということから「緑のカオマンガイ」と呼ばれているカオマンガイの名店です。
すぐ近くにあるピンクのカオマンガイを意識したかのような戦略ではありますが、結果的に現在ではこちらも有名店として認知されるようになりました。
ほぼ似たり寄ったりの両店ですが、ピンクと緑の違いは営業時間にあります。
ピンクにはお昼休憩があり14:00~17:00の時間帯、そして深夜2:00~朝の6:00はクローズしてしまうのですが、緑の方は24時間営業。
時間を気にせずいつでも行けるという点がメリットです。
1960年開業と後発であるピンクの方が知名度も口コミも高いのは否めませんが、緑も歴史が長いだけあってなかなかの名店。
両店舗はすぐ近くにあるので食べ比べなどしてみても面白いのではないかと思います。
入店、そして注文
まずはお店の外観から。
ご覧のように内装は緑を基調にしているので、すぐに見つけることができます。
お昼時は混雑しますが、今回訪問した時間は15時頃。余裕で入店することができました。
席に着いたら注文するものは当然カオマンガイ。
指差し注文すればOKです。
実食。そのお味は…
50 THB(約174円)
さて、注文した商品がやってきました。
ライスにのった蒸し鶏・鶏ガラスープ・特製ソースとカオマンガイの定番セットとなります。
おすすめの食べ方は、一緒に付いてくるニンニクと唐辛子の効いた特製ソースをかけてから 更にテーブルに置いてある甘いソイソースをたっぷりかける食べ方。
この組み合わせが最高に美味しいのでぜひ試してみて下さい。
お味はというと…ふっくら柔らかな鶏肉に、スパイシーな特性ソース、甘辛ソースが絶妙なコラボレーションを編み出してくれます。美味しいっ。
そして個人的に高得点なのが、このお米です。
ダシが効いているのはもちろんですが、とても柔らかい!(もしかしたら炊き立てだったのかもしれませんが…笑)
スープも他のお店とはちょっと違って味に深みを感じます(ハーブか?)。
人によってはピンクの方が10バーツ安いし美味しいと言う方もいますが、私はこちらが好きですね。
出される時間帯やタイミングなどによって多少変化はあるかもしれませんが、ピンクに劣らず緑も非常に美味しいので行く価値は十分にあると思います。
Big C フードコートでも食べられます
以前紹介したビッグCラチャダムリ店の4階にあるフードコートにも、今回紹介したクワンヘンのお店が出ています。
プラトゥーナムにある店舗の方は狭くて席数も小さいので時間帯によっては待たなければならないこともあります。
その点、こちらのフードコートでは席数も多く 提供も速いので 待つのが嫌な方はこちらへどうぞ。
緑のカオマンガイの店舗詳細
場所:BTS Chit Lom(チットロム)からプラトゥーナム方面へ徒歩15分程。
■営業時間 毎日24時間営業
■住所 930 Phetchaburi Rd, Khwaeng Makkasan, Phaya Thai, Krung Thep Maha Nakhon 10400
さいごに
カオマンガイはタイに来たらまずは食べておきたい代表的なタイ料理です。
シンプルかつヘルシーで、辛いのがちょっと苦手な方でもOkなのが良いですよね。
正直、フードコートでもレストランでもどこでも食べられるものですが せっかくならバンコクの有名店とも呼ばれる「ピンクのカオマンガイ」または「緑のカオマンガイ」には行っておくと良いでしょう。
ロケーションも悪くないので、買い物のついでに両店に寄ってみてはいかがですか?