バンコクリピーターにとって、郊外のナイトマーケットというのはワクワクに満ち溢れた場所なのではないでしょうか?
私も、3回目あたりの訪泰からはメジャーな場所にはほとんど行かなくなり ローカル色の強い郊外の夜市へと足を運ぶようになりました。
郊外のナイトマーケットの魅力と言えば安くて・空いていて・のんびりできるところ。
ほとんど観光客がいない中で地元のタイ人に交じって過ごすマーケットはとても新鮮な気分がします。
さて、そんなリピーター向けに今回はバンコクから電車で簡単にアクセスできるとあるナイトマーケットをご紹介していこうと思います。
駅から徒歩5分とたいへん好立地ですよ。
もくじ
フクロウ市場(Owl Market[オウルマーケット])
バンコクのお隣、ノンタブリー県にあるフクロウ市場は比較的新しく規模の大きいナイトマーケット。
こちらのマーケットは郊外にあるナイトマーケットの中でも駅から5分というアクセスが容易な場所にあるため観光客でも行きやすいというのが最大のメリットです。
マーケットは綺麗に区画分けされているわけではありませんが、大きく分けて販売エリア・飲食エリア・屋台エリアの3つのゾーンで構成されています。
ローカルな夜市なので値段は全体的に安く、低価格でしっかりと楽しむことができます。
観光客向けではないのでお土産になるようなものは販売されていませんが、食べ物をつまみながらのんびりと散策するだけでも十分楽しめるナイトマーケットかと思います。
行くなら絶対週末がイイ
(閑散とした平日のフクロウ市場)
私は平日の火曜日と土曜日の2回 こちらのナイトマーケットに来たことがあるのですが、平日は屋台を含め半分ほどのお店が閉まっているのでオススメしません。
人も少なくどこか寂しいような雰囲気なので、来たとしても盛り上がりに欠けてしまうでしょう。
金曜・土曜の夜はオープンしているお店も多く、人も結構訪れるので 来るのであれば週末を狙うのがベストです。
あと、補足ですが 以前は道路を挟んだ反対側に楽しい遊園地がありかなり賑わっていたのですが、幹線道路を横断する人が沢山いて危険なため閉鎖してしまいました。
故に以前よりも少し活気がなくなってしまいましたのであまり期待しすぎないようにして下さい。
フクロウ市場を紹介
こちらではエリアごとに分けてフクロウ市場の内容を紹介していこうと思います。
販売エリア
販売エリアには服・靴・カバン・おもちゃなど様々な商品が売られています。
ジャンルは幅広いですがその中でも服屋が多い印象です。
服に関しては値段は安けれど、デザインはどれもちょっとダサめなのでそんなに欲しいと思うようなものは無いかもしれません。
家着用として買うのであればOKかな?というレベルです。
他のナイトマーケットで売られているような服や小物をよく目にしましたが、チャトチャックの方が今どきのデザインのものが多いと思います。
ただ、中には良い感じのお洒落な服屋もあったりするので 全く買い物を楽しめないというワケでもありません。
値段が安いので自分用に何か買って行くというのもアリでしょう。
親と一緒に子供も多く訪れているマーケットなので、こういった駄菓子や人形などが売られているのも目にしました。
ちょっと日本のお祭りのような感じもしますね。
他にはこのようなフィギュアも売られていました。
本当に買っていく人がいるのでしょうかね(笑)?
他にはこんなディフーザーのお店や、スマホケースのお店など色々。
雨季は退店している店も多いですが、乾季になるともっと多くの種類のお店が出そうな予感がします。再訪してみる価値はありそうです。
(動物や魚なども販売されている)
飲食店エリア
フクロウ市場は飲食店が数多く出店しています。
見た感じムーガタというタイ式BBQのお店が人気のようで、似た感じのレストランがいくつも出ていました。
海鮮やお肉などが食べ放題で何と1000円以下と格安!
複数人で来る場合はこういったムーガタのお店で楽しく夕食をとるのも良さそうです。
他にもお酒が飲めるカフェ&バーもありしっかり夜を満喫することができます。
お洒落なカクテルも数百円レベルの低価格で飲めますので寄ってみてはいかがでしょう?
(明らかに某県の名産品と同じデザインのカフェ…)
屋台エリア
屋台エリアには豊富な種類の食べ物が売られており、これぞタイのマーケットといった感じ。
屋根付きなので突然の雨が降った時でも安心。テーブルもあるのでゆっくりと過ごせます。
それではこちらで食べた屋台メシを少し紹介していきます。
イカ串&タコ串
1本10THB(約35円)
1本たったの10バーツという串屋があったのでこちらで5本購入。好きなものを自分で選んで店員さんに渡すとその場で炭火焼きにして調理してくれます。出来上がると袋に入れて激辛ソースをかけて提供。これがもう辛くて辛くて!辛いもの好きにはたまらない美味しさです。イカがとても柔らかくて最高でした。お酒が欲しくなっちゃいます。
甘辛チキンのライスプレート
40THB(約141円)
辛いのがNGな方でも大丈夫。こちらは日本人の口に合う甘辛ソースがたっぷりかかったチキンとライスのシンプルな商品。地元の人も多く買っていっているのを見かけました。チキンは柔らかくて美味しく、この濃厚ソースでご飯がよくススミます。ボリュームがありながらたったの40バーツというのが嬉しいですね。
餃子
40THB(約141円)
美味しそうなギョウザがあったので注文。右側の3つはまるでお好み焼きのような味付け、左側2つは少し酸味のあるピリ辛味の味付けとなっています。個人的にはこの左側の商品がなかなかヒットで、全部この味にしても良かったと思うくらいでした。美味しいのでお試しあれ。
牛乳スムージー
25THB(約88円)
飲み物にはこちらの冷たくて濃厚なミルクのスムージーを注文。上にはメレンゲとチョコソースが乗っています。これがなかなかミルク感が強くてGOOD。甘さもそれほど甘ったるくはなく丁度良いくらいです。味のパターンも20種類近くあったので、お好きなフレーバーで楽しんでみると良いですよ。
ワッフル
10THB(約35円)
普段だったらナイトマーケットでは頼まないであろうワッフルが何故か気になったので買ってみることに。そしたら これ、結構美味しくてびっくり!生地が柔らかいのもそうなんですが、表面に塗られたザラメソースがとても美味しいんです。家の近くにあったらなぁ…なんて思ってしまいました。たまにはこういった普段頼まない商品を注文してみることも大事ですね。新たな発見があるもんです。
フクロウ市場は古着が見どころ
こちらのナイトマーケットを訪れてみて気がついたのは、古着屋が多いと言うこと。
至る所で古着が売られていて、そういったお店に若者が大勢集まっていました。
しかも激安!安いところではスタート10バーツなんていうお店もありました。衝撃です。
ご覧のようにユーズドスニーカーのお店も。
200バーツなのですが、中には意外とカッコいい靴もあったりして 本気で買おうかなと思いました(結局やめましたが)。
こんなオープンスペースにも古着屋が出ていたりもして、古着好きであれば案外楽しめるんじゃないかなと思います。
見た感じそこそこ洒落た感じの服もいくらかありましたので、気になる方はぜひチェックしてみると良いでしょう。
フクロウ市場(オウルマーケット)への行き方
こちらのナイトマーケットへは電車のみでアクセスできるのがメリットです
アクセス方法としては以下のとおり
(①BTSモーチット駅へ行く)
②MRTに乗り換えタオプーン駅へ行く
③パープルラインに乗り換えイェークノンタブリー1駅で降りる
ただ、アソーク付近から向かう場合は1時間ほどかかると思っておいた方が無難かと思います
それではTaoPoon駅からの行き方を説明していきます
タオプーン駅に着いたらパープルラインに乗り換えて7駅目の駅で降ります
駅名はYeak Nontaburi 1(イェークノンタブリーワン)駅です
電車を降りるとフクロウ市場はプラットフォームから発見することができます
この場所に向かって歩いて行けば良いだけです
向かう出口は3番出口となります
3番出口を出たら左へ
あとは道なりに5分程歩いて行くだけでOKです
※(注)途中細い小道が2つほどありますが通り抜けはできません。大通り沿いの歩道を歩いて向かってください
到着です
フクロウ市場(Owl Market)詳細
■営業時間 毎日 15:00~24:00
■サイト
https://www.facebook.com/taradnokhook/
■備考 20時頃が最も盛り上がる
(トイレは奥にあり1回5バーツで利用可能)
さいごに
今回はノンタブリーにあるフクロウ市場をご紹介しました。
こちらのフクロウ市場、野良犬がめちゃくちゃ多くて「野良犬市場」に名前変更したほうが合ってるのに…と思っちゃいました(笑)。
でもみんな大人しいですし可愛いですから安心してください。
ちょっとバンコク市内からは遠いですし今では遊園地も閉園してしまったので過疎り気味感は否めませんが、ローカル色がとても強くのんびりとした雰囲気なので「ゴミゴミしたマーケットはもうウンザリ!」「ゆっくり歩き回りたい」という方は来てみると良いかもしれませんよ。
(おこぼれ待ちのイッヌ)