シンガポールのノベナ地区にある「ラマダ シンガポール アット ゾンシャンパーク」は大きなプール付きの綺麗で高級感のある4つ星ホテル。
下層階にはショッピングモールもありとても便利で、少し歩くと自然の多い公園もある静かでのんびりとしたエリアです。
今回はとても居心地が良く、また泊まりたいなと思った こちらのホテルを皆さんに紹介していきたいと思います。
もくじ
Ramada Singapore At Zhongshan Park(ラマダ シンガポール アット ゾンシャン パーク)
Ramadaと言えばWyndham Hotels and Resortsを親会社とした、欧米を拠点に展開するホテルチェーンとして有名だ。
世界63ヵ国に約800件のラマダホテルを展開しているが、近年はとりわけ中国の進出が顕著である。
温かくフレンドリーなホテルをテーマにしており、ファミリーでの滞在であってもビジネスの滞在であっても 滞在者に快適で居心地の良い空間を提供するのがこのホテルのポリシーだ。
そして ここシンガポールのZhongshan ParkにあるRamadaはゾンシャンモールに併設するホテルで、高級感のある外観と内装が印象的。
特に 25mもある屋外プールはとても広く開放感があり、街中にいながらリゾート地に来ているかのような贅沢気分を味わうことができる。
外観
こちらがラマダホテルの外観ですが、正確には2つ並ぶ棟の右側となります。
下層階はご覧のようにショッピングモールとなっています。
ホテルエントランスはモール正面入り口とは反対側にあり、ちょっと探すのに苦労しました。
写真を見ても分かりますが すぐ右奥にはコンビニのセブンイレブンがあり、たいへん便利です。
ロビー
受付は天井がとても高く、高級感のある雰囲気です。
また、大人数が来ても問題の無いほどの広さです。
受付の左側にはお洒落なバーがあり、夜になるとお酒を嗜む滞在者で賑わいます。
チェックインの際はデポジットとして$100の支払いがあります。
クレジットカードでの支払いでもOKです。もちろん破損等が無ければチェックアウト時に全額返金されるものです。
エレベーター付近には直接モールへと繋がる扉があります。
わざわざエントランスから出なくとも、モールにアクセスできるので便利でした。
コリドー
チェックインを済ませ、客室へ向かいます。
今回はプールやジムなどがある3階の部屋となります。
コリドー(廊下)はベージュとブラウンを基調とした落ち着いたデザインです。
チェックイン時にもらったルームキーをドアに付いている読み取り機にかざし、ロック解除をして入室します。
(カードキーは2枚もらえる)
客室
今回はシティビューのStandard Roomでの予約です。
Expediaで航空券を手配していたので、セット割で1泊12000円くらいで予約できました。
普通に予約すると1泊15000円はするので約3000円も安くゲットできたということになります。
更に今回は2泊したのでおおよそ6000円分も得した計算になります。
エクスペディアは航空券とのセットがお得なので検討してみると良いかと思います。
ベッド
真っ白シミ無しの綺麗なベッドでした。枕は4つ準備されています。
マットレスも弾力のある快適なベッドです。
シーツ交換をしてほしい場合は枕の上に交換用の札を置いておくとハウスキーピング時にちゃんと変えてもらえます。
札を置かなかった場合は、前日使用分を引き続きの使用となります(最近これが主流ですね)。
テレビ
ベッド正面に備え付けられたテレビではNHKを視聴することもできます。
シティビュー
窓際にはこんな寛ぎスペースがあります。
街を眺めながらゆっくり休憩できます。
冷蔵庫
コンパクトな冷蔵庫には水とコップ2つ、フレッシュが4個セットされています。
冷蔵強度は少し弱めです。
無料のコーヒー&ティー
電気ケトルに無料のコーヒー&ティーサービスがこちら。
ここにも水が1本準備されています。
水の横にある黒い容器はアイスペールです。
簡易チェアー
荷物を載せておいたりすることのできる簡易チェアーは室内にあると何かと便利です。
私はいつも小さいスーツケースを置く用に使っています。
コンセント
電源には日本のコンセントをそのまま使用できる共通タイプが採用されています。
バスルーム
こちらのバスルームは明るく綺麗な空間です。
タオルは大2枚・中2枚・小2枚・バスマット1枚があり、流し台の横には石鹸が置かれています。
コップは安心のプラスチック製。
アメニティには歯ブラシ×2・シェービングキット×1・シャワーキャップ×1・コットン綿棒セット×1・サニタリーバッグ×1・ボディローション×1があります。
シャワーエリアは外の光が入るような設計で明るく開放的です。
ブラインドもあるので隠すこともできます。
湯量と温度 共に問題なく、シャワーは上から降るタイプと手持ちタイプの2way式です。
シャンプーとボディジェルもありますので、準備せずに宿泊しても大丈夫です。
クローゼット
広めのクローゼットにはハンガーとバスローブがあります。
金庫とその下には室内用スリッパが2名分。収納スペースは十分です。
引き出し内にはドライヤーとドライクリーニング用のセットが入っています。
ビジネス利用者には有難いアイロンセットも備え付けられています。
上部には予備の枕とブランケットがあります。
各部屋に無料で利用可能な端末がある
今回滞在して驚いたのが、各部屋にこのような無料端末の貸し出しサービスがあるという点です。
この端末ですが ポケットWi-Fiのように自分のスマホにワイファイを飛ばすのはもちろん、インターネットで検索したり、電話をかけたりすることができる優れものです。
特に良いなと思ったのが、この端末で現地ツアー等の申し込みをすれば大幅に割引が効くということ。
Voyaginが提供する現地ツアーよりも価格が安いものなどもいくつかありました。
こんなサービスがあるのを知らなくてびっくりしました。
これを上手く使えばお得に観光できてしまうかもしれません。要チェックです。
屋外プール
3階には屋外プールがあり、とても広く開放感のあるプライベートな空間が広がっています。
右側には泳ぐ方専用でレーンが設けられ、左側は自由に遊んだりできるスペースとなっています。
更に左手前には浅めの子供専用エリアもあるので、小さいお子さんでも安心して遊べるのが良いところです。
水はかなり綺麗で温度も冷たすぎず丁度良く、椅子も沢山あって快適で最高のプールです。
利用者は日中でもそれほど多くなく、5~6人といったところです。
CAをはじめビジネス利用の方も多く宿泊しているからだと思われます。
このプールエリアですが 敷地がとても広く、プールに入らずともゆっくり休憩したり読書したりしながら過ごすのも良さそうです。
個人的にはこの 色々な植物が植えられているミニガーデンが好きでした。
それぞれに解説板が立てられており、和やかな一角となっています。
閉鎖的になりがちなホテル宿泊でも、こういった開放感のある緑に囲まれた空間があると気分的にも落ち着きます。
このプールエリアはこちらのホテルの最大の魅力と言ってもいいでしょう。
ジム
屋外にあるプールを眺めながらトレーニングやランニングができるジムエリアも綺麗で快適な空間でした。
朝からヨガをする人や筋トレをする人を何人か見かけました。
トレーニングマシンの種類は少なめですが、フリーウェイトエリアがあるので慣れた方には使いやすいと思います。
ジムとプールが繋がる通路には男女別でシャワールームも完備されています。
ランニングの後に汗を流して、水着に着替えてすぐにプールに行くこともできます。
アクセスに関して
ホテルへのアクセスに関してですが、最寄り駅はNovena駅でホテルまで徒歩13分とやや離れた位置にあります。
しかも緩い上り坂と下り坂があるため時折不便に感じることがあるかもしれません。
もう一つ先のToa Payoh駅へも徒歩約17分でアクセス可能ですが、こちらは長い歩道橋を渡った後に大きな信号も超えてと移動がより大変になります。
時間は決まっていますがNovena駅とホテルを結ぶ無料シャトルバスがあるので、これをうまく利用するのが良いでしょう。
モール前からToa Payoh駅に向かう路線バスも出ておりますので、こういった公共交通機関を使うのも一つの手です。
Ez-linkカードかTourist Passがあれば、路線バス乗車も問題ないでしょう。
メリットとデメリット
・広くて綺麗な屋外プールでリゾート感を味わえる
・ショッピングモール直結でいつでも便利
・高級感のある雰囲気で贅沢した気分になれる
・駅から少し歩かなければいけない
・冷蔵庫がちょっと小さめで効きも弱め
デメリットはあまり見当たらないくらいホテルのクオリティは高かったです。
サービス面も申し分なく、本当に良い滞在だったと感じます。
さいごに
シンガポールのホテルはどこも高めですが、ここのホテルは1泊1万5千円以下とお値打ちにも関わらずかなり良い物件だと感じました。
やはり一番の魅力はこの広々とした屋外プールエリアでしょう。
常夏の東南アジアに滞在するならドリンクを片手にプールサイドで寛ぐのが至福の瞬間です。
滞在中にはファミリーをよく見かけましたが、プールでとても楽しそうに遊んでいました。
私は1人での滞在でしたがそのファミリーと同じくらい楽しんでいたと思います…。笑
Ramada Singapore At Zhongshan Parkは1人でも、カップルでも、ファミリーでも、どの客層でも満足できるホテルです。