バンコク

バンコク郊外にある「サムローン市場」。BTS(高架鉄道)で気軽に行ける古き良きローカルエリア

 

 

トモ

サムローン行ってきたよ!ここ個人的に好きなエリアなんだ~。

冷たいイヌ

食いもん買ってきたのかよ!?あぁっ?

トモ

これまたいきなりだな(笑)買ってきてないよ。残念☆

冷たいイヌ

使えね~。

 

 

バンコクのお隣 サムットプラカーンに属するサムローンは、交通の要所としても知られる郊外の中心地的存在でもあるエリア。

数年後にはシーナカリン通りに続くイエローラインも開通予定ともあり、今後の発展が大きく期待されています。

そんなサムローンには古くからある市場が数軒、そして大きなショッピングセンターも1棟ありサムットプラカーンでのお買い物スポットとしての機能も果たしています。

今回はローカル色が強く見どころいっぱいのこのエリアを紹介していこうと思います。

 

 

サムローンってどこ?どんな場所?

 

サムローンはバンコクのお隣の県、サムットプラカーンにあるのですが このエリアは元々郊外の工業地帯として知られておりました。

現在でもまだいくつか存続しておりますが トヨタ・パナソニック・ホンダ等の日系企業の工場があり、そういった工場に勤務するタイ人が多く暮らしている地域です。

人工は駅付近だけでも10万人以上、郊外にしてはかなり多い方だと言えます。

因みにサムローン駅はBTSサイアム駅から15番目の駅で、中心部からは電車でおおよそ40分とやや遠め。

しかしながらBTSスクンビット線で乗り換え無しでバンコクの中心地までアクセスできるとあって、近年ベッドタウンとしての需要が高まってきている人気の高いエリアでもあります。

 

 

ご覧いただいているのはサムローン駅周辺の地図となります。

駅からスカイウォークを利用して徒歩数分で市場とモールにアクセスできる為とても便利です。

そして人も多く賑やかで活気があり「これぞタイの下町!」といった雰囲気を存分に味わうことができるのが最大の魅力とも言えます。

それでは各スポットを順に紹介していきたいと思います。

 

 

イァムチャルーン市場

 

 

スクンビット通り奇数側、モールなどの反対側にあるこちらのイァムチャルーン市場は、昔ながらの空気漂う古くからこの地にある市場です。

売られているものは生鮮食品から日常雑貨まで色々。

どちらかというと少し落ち着いた雰囲気の静かなマーケットという印象です。

 

 

利用客は地元に住むおじいちゃんやおばあちゃんが多く、売られているものもそういった世代向けのものばかり。

観光で訪れる方にとっては買うものがまず無いであろう市場ですが、タイの古き良き文化を残すこちらの市場は訪れてみる価値はありそうです。

スクンビット通り沿いに並ぶ商店の数々も同時にご覧になってみて下さいね。

 

営業時間 不明(6:00~20:00頃?)

 

 

サムローン生鮮市場

 

 

先ほどのイァムチャルーン市場とスクンビット通りを挟んで反対側にあるのがこちらのサムローン市場。

主に生鮮食品のみを扱う食品に特化したマーケットです。

こちらは規模が比較的大きく訪れる人の数も多め。夕方頃になるとかなり混雑する人気の市場です。

 

 

市場手前から様々なフルーツ、そして次におかずや総菜など、更に奥には魚や肉などが売られています。

とにかくどのお店とも販売量が多く種類も豊富。

見ているだけでも圧倒されてしまうほどの熱気に満ち溢れた空間です。

地元民のリアルな生活を知ることができるこちらのサムローン市場は必見の場所と言えるでしょう。

 

営業時間 24時間営業(閉まるお店もあり)

 

 

サムローンセンター

 

 

生鮮市場のすぐお隣に位置するこちらのサムローンセンターは、服・電化製品・寝装品・生活用品などを扱う商店が多数入る超ローカルなマーケット。

あまり利用客はおらずどこか寂れた雰囲気ですが、格安衣料を手に入れるにはうってつけの場所。

こちらも買う物はほとんど無いとは思いますが、せっかくなので寄ってみるのもアリかと思います。

 

 

服はお世辞にもお洒落なものは無く、地方都市のマーケットといった感じ。

ただ、基本的に値段がとても安いため見るだけでも案外楽しめるかもしれません。

1皿20バーツ~という破格の食器屋などもあるので在住の方は是非チェックしてみましょう。

 

営業時間 不明(10:00~18:00頃?)

 

 

インペリアルワールド

 

 

さて、サムローンに来た人が必ず訪れる場所と言えばこちらのインペリアルワールド。

6階建てで結構大きい規模のショッピングモールです。

サムットプラカーンにはこういったモールが多くはありませんので、周辺に住んでいる人たちはだいたいこちらのインぺリアに集結します。

ですので平日でも結構な賑わい。学生の姿も多く見かけることができます。

 

 

モール内には小さいショップから有名なブランド企業まで一通り網羅されています。

スーパーにはあの有名なビッグCも入っているので、ここに来れば必要な物はたいていほとんど揃えることができます。

もちろん飲食店も充実、フードコートも併設されています。

色んな催事も定期的に行われているため、子連れのママ達にもよく利用されています。

 

行くなら5階がオススメ

 

 

5階にはデジタルワールドというスマホやPC関連商品が集結したショップゾーンがあり、こちらが個人的にオススメの場所です。

ガジェットや各種アクセサリなどMBKの電気街に似た感じの小売店がいくつも出店しています。

 

 

もちろん有名どころの正規店もあり。

プラトゥーナムのパンティッププラザにも入居しているIT CITYも入っているので、パソコン用品をお探しの方は役立ちそうです。

 

 

あと ちょっと珍しいのが、奥の方でひっそりと開催されているお守り市場があるということ。

タイではこういった「プラクルアン」と呼ばれるお守りの需要が高くおじ様達の間で人気です。

モールの中にあるのは珍しい このプラクルアン市場も興味があれば覗いてみて下さいね。

 

モール横のおかず横丁も人気

 

 

インペリアルワールド建物横で夕方から夜にかけて開催されるおかず横丁も、18時頃になると地元民で大混雑する人気のスポットと化します。

食べ歩きできるスナックやスイーツなど、全てローカルプライスで楽しむことができるので要チェック。

夕方の早い時間帯だと開店していないお店もあるので注意してくださいね。

 

モール営業時間 月-金 10:30~21:00/土日 10:00~21:00

 

 

サムローン 詳細情報

 

 

■行き方:BTSスクンビット線でN15のSamrong(サムローン)駅まで乗車。電車を降りたら改札を通りスカイウォークで直接インペリアルワールド前までアクセスすることができます。所要時間はサイアム駅からおおよそ40分です。

 

 

さいごに

 

 

サムローンはバンコクの中心地から電車で気軽に行ける郊外の主要スポットです。

都市開発が成されて変わりゆくバンコクおよびその周辺ですが、この辺りは未だに昔ながらの雰囲気が時代の波に押されることなく綺麗に残されている場所なのかなと思います。

イエローラインが開通し交通の主要都市として大きな転換期を迎えようとしているサムローンですが、今の良さを壊すことなくこの街が発展していくことを願うばかりです。

 

 

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