タイで新生活を始めようとしている方に立ちはだかるベッドのサイズ問題。
そう、タイでは日本と違ってベッドサイズの表記方法がちょっと異なるのです。
私もタイに来たばかりの時ベッドシーツのサイズが不明すぎて店頭で数時間迷いに迷って時間をロスしたことがあるうちの1人です。
「そんな思いを他の方にさせたくない!」ということで、今回はタイに来てこれから新生活を始めようと準備しているあなたのためにお悩みを解決しようと思います。
ベッドシーツを買える場所
まず初めにベッドシーツを買う場所からご案内してまいりましょう。
一番気軽に変えるのはタイのスーパーマーケット大手のロータスやビッグC。
デザインや質にこだわりは別になく、安価なものでも構わない方はここで十分でしょう。
次に百貨店のセントラルプラザやホームセンターのHomePro。
こちらでは少しだけデザインや質にこだわりたい方向けで、料金は上記スーパーよりかは少し上がります。
更に高い質のものをお探しの方はサイアムパラゴンなどに入る寝具店などが良いでしょう。
お値段もそこそこしますが、質もそれなりのものが揃っています。
タイで販売されているベッドシーツのサイズは?
さて、本題に入りましょう。
まず、タイでは日本と違ってcm(センチメートル)表記がないことが多いです。
センチの代わりにニウ[นิ้ว]と書かれていることがほとんどです。
これはタイで一般的なサイズの表記方法で、日本でいうcmのようなものとして一般的に使われています。
1ニウあたり約2.54cmなんですが、ややこしいですよね‥。
そして更に我々日本人を混乱させるのがフィート表記の混合。
タイの布団カバーにはニウと同時にフィート表記がされていることがよくあります。
(上部に3.5フィート、下に60×80ニウと書かれている)
フィートも我々日本人からしてみると「は?」な感じです。
でもニウよりかは分かりやすのではと思います。
と言うのもこちらをご覧ください。
■3.5フィート = 横100㎝×縦200㎝
■5フィート = 横150㎝×縦200㎝
■6フィート = 横180㎝×縦200㎝
タイではベッドのサイズは大抵上の3種類のフィートサイズで展開をされています。
つまり上の3つのうちのどのサイズが自分のベッドサイズか、をチェックすればいいだけなのです。
ニウ表記とかもう無視しとけばいいです(笑)。
コンドミニアムに備え付けられているベッドには6フィートが多いです。
キングベッドサイズですね。
とはいえ、念のため事前に物差しなどでベッドサイズは計測しておくようにしましょう。
買う前に内容物をチェックしておこう
今回ご紹介するのはタイの大型スーパーチェーンLOTUS’sです。
ここでは安価で布団カバーが買えるのでおススメです。
種類も比較的多く、デザインもそれほど悪くはありません。
また、ロータスの布団カバーには丁寧にイラストが描かれていますので内容物が分かりやすいです。
上の写真の場合ですと【枕カバー2・ベッドシーツ1・ロング枕2】の計5点のカバーがセットになっています。
お値段はおおよそ350バーツ~450バーツ程度です。
因みに「ロング枕って何?」と思う方もいるかと思いますが、タイでは下の写真のような縦長の枕を抱いて寝る人が多くどこに行ってもロング枕が販売されています。
いわゆる抱き枕ですね。
なぜこれが一般的なのかは謎ですが、昔からタイの家庭には必ず1個はあるようです。
もし掛布団のセットが欲しい、という場合ですと750バーツ~1000バーツ程度です。
年中暑いタイですから、掛布団は正直いらないとは思います。
私はブランケットだけで1年過ごしていますがそれで充分です。
自分のベッドがどのフィートサイズかだけ覚えておけばOK
※シーツ自体のサイズは当然ベッドのサイズよりも大きいものとなります
さて、今回はタイの布団カバーのサイズ表記に関してご説明しました。
日本と違ってサイズの単位が全く違うので知らない方は大混乱ですよね。
私もそうでした。ロータスで何時間もスマホとにらめっこをして疲れた経験があります。
皆さんもカバーを買う前は一度家のベッドのサイズを確認しておきましょう。
殆どが先ほど説明した3つのフィートサイズに当てはまるはずです。
異国の地での生活は分からないことだらけで大変ですが、この記事があなたの”困った”の手助けになれば嬉しいです。