バンコクリピーターともなると、定番の観光地じゃ飽き足らず よりローカルでマイナーなスポットに攻めたくなるものです。
私もそんな人間の1人。
日々、新たな場所を求めて色々なエリアに足を運んでいます。
さて、今回はそんなマイナー好きなあなたに とってもオススメのナイトマーケットがあります。
童心に帰るようなワクワクする空間を存分にお楽しみください。
もくじ
Airplane Night Market(飛行機ナイトマーケット)
(スワンナプーム国際空港の裏らへんにある)
バンコクの下、サムットプラカーンで開催されている大規模なこちらのナイトマーケットは タイ人の間では「Talat Ruabin(タラートルアビン)」という名前で知られる人気の夜市。
バンコク市街地からは遠く、アクセスが容易ではないため利用客の95%以上は地元民の超ローカルなナイトマーケットです。
しかしながら、内容は充実しており見ごたえは十分。
買い物・食・遊びと楽しみどころが多いのが最大の魅力と言えます。
因みに、名称のルアビンとはタイ語で’飛行船’という意味ですが こちらでは飛行機市場として浸透しているようです。
マーケット上空にはスワンナプーム空港へと着陸する飛行機が見られ、他とはちょっと違う光景が楽しめます。
また、ミニ遊園地も出ており子供にも人気。
週末になると家族連れで大変賑わい、郊外ながら大盛況のスポットです。
(飛行機が行き交うようす)
規模がデカい!楽しみどころも満載
タラートルアビンは大きく分けると、道路を挟んで2か所で開催されています。
1つはフリーマーケットゾーン、そしてもう1つが屋台街ゾーンです。
といっても全てごちゃ混ぜ状態なので綺麗に区画分けされている訳ではありません。
適当にぶらつきながら見て回るのが良いでしょう。
子供たちが大興奮のプレイエリア
こちらのナイトマーケットは珍しいことに、子供向けの遊園地が常設されております。
お祭りでよく見る観覧車やメリーゴーランド、トランポリンやエアー遊具などがあり 楽しそうに遊ぶ子供たちの姿が見られます。
テンプルフェアなどで見かける射撃屋台も。
他のナイトマーケットと違って、このようなエリアがあるのでちょっと童心に返ったかのような気分で楽しめるのが良いところです。
もちろん小さなお子さんを連れて来るのもOKですね。
(既視感のある謎のキャラクターも見られる)
フリマゾーンが面白い
飛行機市場での見どころは、こちらの開放的なフリーマーケットにもあります。
衣類から生活用品までありとあらゆるグッズが格安で販売されています。
フリマなので中古品が多く売られていますが、どれも安くて状態も良さそうなものばかり。
今回訪れたのは土曜日でしたが、休日を友人たちと過ごす若い学生が多く来ていました。
ファミリーもたくさん訪れるので、おもちゃ類も豊富。
中古だけでなく新品も結構売られていますねぇ。
あと、驚いたのはパソコンが売られていたということ。
ナイトマーケットで販売されているのを見たのはこれが初めてなので正直ビックリしました(笑)。
何でもアリなのがタイらしくて個人的には好きです。
他にもビンテージ品や絵画なども見かけました。
これらはもはや旅行者が買うようなものではありませんが、見ているだけでも面白いので 例え買うものがなくても歩き回ってみましょうね。
(お土産になるようなグッズがあるかも?)
屋台街もお店がいっぱい
さぁ、次はフリマゾーンから道路を挟んだ屋台の密集するエリアへと向かいます。
食べ歩きできる屋台飯からレストランまで、ここでは食をしっかりと満喫することが可能です。
食べ物のバリエーションも実に豊富。
完全ローカル価格なので安い金額でお腹いっぱい食べることができます。
また、その少し奥に進めば衣料品等の露店もたくさん出店していますので同時にショッピングもできちゃいます。
ここで売られているものも基本的に低価格なので、自分用のお土産として何か買っていくのもアリでしょう。
(あらゆるものが売られており飽きることがない)
(生演奏もあり雰囲気も最高)
タラートルアビンへの行き方
非常に楽しいこちらのナイトマーケットですが、欠点はやはりロケーションが良くないということ
しかしタクシーを利用すればそれほど難しくはないので安心してください
一応、タクシー以外でのアクセス方法も後半で解説してゆきます
タクシーの場合
タクシーで行く場合はBTS Samrong(サムローン)駅まで行ってタクシーを捕まえるのが最適でしょう
この場合Thepharak(テパラック)通りをひたすら直進することとなるので非常にシンプルです
料金は250THB(約902円)程度、時間は40分はかかると予想しておきましょう
運転手さんには「タラートルアビン」で通じるはずです
バンコク市内からタクシーで向かおうとすると渋滞に巻き込まれる恐れがあるので、電車+タクシーのセットが賢明かと思います
公共交通機関を駆使していく
サムローンのThepharak(テパラック)通りから、バンプリーのビッグCへ行くソンテウに乗り 更にそこからタラートルアビン行きのソンテウに乗り換えて行く方法もあります
今回私はこの方法で向かいました
ただ、タイ語が読めないとちょっとキツいので初心者にはお勧めできない方法です
料金は計20THB、時間は1時間は見ておいた方が良いでしょう
あと、もう一つ別の方法としてバンナートラッド通り沿いのセントラルパーク病院までバスで行きそこからルアビンナイトマーケットを巡回するソンテウに乗るというのもあります
いずれも上級者向けですので旅慣れた方であればこれらの公共交通機関を使ってアクセスしてみても良いでしょう
(ソンテウはバーンチャローン市場付近から出ている)
Airplane Night Market(Talat Ruabin)詳細情報
■営業時間 火水金土日 16:00~22:00
■定休日 月曜日と木曜日
さいごに
今回ご紹介した飛行機市場は、地元の人以外にはほとんど知られていない激マイナーなスポットです。
バンコクからは少し離れた場所にありますが、訪れてみる価値は十分あるナイトマーケットですので気になる方は検討してみて下さい。
加えて、ここから少し移動したところにはバンプリー水上マーケットという ローカル市場があるのでこちらもセットで訪れてみると良さそうです。
普通の観光地に飽きたという方は、ぜひこれらの隠れスポットにも足を運んでみて下さいね。