チャトチャックと言えば そう、あの有名な週末限定のウィークエンドマーケットが開催される場所。
外国人観光客の間で長年に渡って人気の超巨大マーケットで、その規模はタイ国内でも最大級。
土日にしか開催されていないこともあり、毎週末になると観光客だけでなく 地元タイ人も多く訪れ物凄い賑わいを見せています。
そんなチャトチャックのウィークエンドマーケットですが、狭い空間にとんでもない数のお店がひしめき合っているので 大きな荷物を持ちながら観光するには正直言うとシンドイです。
帰国前に寄る方・買い物で荷物が増えてしまった方・手放せない荷物がたくさんある方…など色んな事情で荷物を持ちながら市場を観光しなければならない方もいることでしょう。
でもそんな方でも安心なのが、チャトチャック公園付近にちょっと前から設置されている最新コインロッカー。
値段も安く、とても便利なロッカーですよ!
ロッカーの設置場所
まず、ロッカーの設置されている場所から見ていきましょう。
チャトチャックウィークエンドマーケット付近には、上の地図を見ていただくと分かる通り3か所ロッカーが設置されています。
①市場内 MRT Kamphaeng Phet(カンペーンペット)駅2番出口付近
②BTS Mochit(モーチット)駅1番出口付近 および MRT Chatuchak Park(チャトチャックパーク)駅1番出口付近
③BTS Mochit(モーチット)駅4番出口 および MRT Chatuchak Park(チャトチャックパーク)駅3番出口付近
この中で最も人気のロッカーが②となります。
というのも、BTS駅から近く そしてドンムアン空港行きのA1バスが出発する場所もすぐ側の好立地に設置されているからです。
そしてロッカーの数自体も少なめというのもあり、マーケットが開催される土日の昼頃になるとほとんど埋まってしまっています。
こちらが満杯で利用できない場合は、①や③のロッカーが空いていないかチェックしてみると良いでしょう。
地図番号①
(市場内にあるので数は多いが埋まりやすい)
地図番号②
(場所が良いのだが数が少ないので土日昼頃はほぼ満杯)
地図番号③
(市場とは反対側にあり目立たないため空いていることが多い。数も多くオススメの場所)
ロッカーの利用料金
Sサイズ | 20バーツ/1時間 | 120バーツ/1日(24時間) |
Mサイズ | 30バーツ/1時間 | 180バーツ/1日(24時間) |
Lサイズ | 40バーツ/1時間 | 240バーツ/1日(24時間) |
XLサイズ | 50バーツ/1時間 | 300バーツ/1日(24時間) |
料金が比較的安いのが嬉しいですね。
ご覧のようにサイズごとに金額は異なりますが、機内持込用キャリーケースや大きめのバックパック等を入れることができるMサイズでしたら1時間たったの30THB(約106円)です。
ただ、最小利用時間は2時間~となっているのでその点だけお忘れないように。
利用手順を解説
1.画面右上にある言語選択ボタンで日本語を選択
やや反応が悪いので何回か押すと良いです。選択すると言語が完全に日本語に切り替わります。
2.’タップして開始’ボタンを押す
3.’取り込む’を選択する
4.好きな場所を選ぶ
画面上にはこのように、ロッカーの実際の配置と同じようなボックスとロッカー番号が表示されます。見て分かるとおり、赤が[使用中] 黄色が[空き]となっています。自分の利用したいロッカーのボックスをタッチしてください。
※ページ送りボタンもあるのでそちらもチェックを忘れずに
5.利用方法を選択
ほとんどの方は短時間利用だと思いますので、中央の「20B/時」のボタンを押せばOKです。もし、1日(24時間)預けたければ上の[120B/日]ボタンを選択して下さい。
6.料金確認後’確認ボタン’を選択
表示されている料金を確認します。また 下に表示されている最低保管料も同時にチェックしておいて下さい(最低利用時間は2時間~です[2時間未満の利用でも荷物は取り出せるので安心してください])。
7.電話番号を入力
ロッカー施錠時に設定するパスワードを万が一忘れた時のために自分の携帯番号を設定します。この番号はタイでSIMカードを買ったときに発行された番号を登録しておくと良いかと思います(タイでの電話番号が無い方はもう仕方がないので日本の携帯番号を入力[この場合 頭の0を消して日本の国番号81を付けます→090始まりなら810となる])。恐らく忘れてしまった場合は、メールか電話でお知らせが届く仕組みとなっています。
手元にあるキーボードで入力したら確認ボタンを押して進みます。
(こちらで入力)
8.支払い方法は’現金’を選択
9.プロモーションはスキップで
旅行客はプロモーション割引をまず持っていないのでそのまま続行で進めば大丈夫です。
10.パスワードを入力
手元にあるキーボードで4桁以上のパスワードを入力し、確認ボタンを押します。
11.確認用にパスワードを再入力
もう一度同じパスワードを入力して、確認ボタンを押します。
12.利用料金の支払い
ここでは最低利用金額の支払いが求められます。今回は40バーツが前払い額なのですが、このとき少し多めに100バーツくらい支払っておくこともできます。ちなみに支払った段階ではおつりは返ってこず、荷物を取り出す利用終了時に全額返ってくる仕組みとなっています。料金は利用時間に応じての自動加算です。
(コインだけでなく紙幣での支払いも可。但し100バーツ札まで)
13.ドアが開いたら荷物を入れる
料金の支払いが完了すると、選択したロッカーが自動的に開きます。あとは荷物を入れてドアを閉めるだけ。自分が入れた荷物のロッカー番号とパスワードは忘れないようにしておきましょう!
荷物の取り出しはシンプル
荷物を取り出す際は、取り出しボタンを選択してパスワードを入力するだけ。実にシンプルです。2時間を超えて利用した場合は追加料金の支払いが求められ、支払完了後に荷物が取り出せるようになります。多めに入金していた場合は10バーツ硬貨で預け金が返金された後、ドアが自動的に空く仕組みとなっています。
他にも市内にいくつか存在
チャトチャック以外にも市内にいくつか同じ型のロッカーが設置されているのを見かけたことがあります。
それほど多くはありませんが
【MRT Sukhmvit(スクンビット)駅出口】
【MRT Silom(シーロム)駅出口】
【MRT Rama9(ラマナイン)駅のセントラルプラザ側】
などにもありました。
買い物で荷物が邪魔になった時などに上手く活用できそうです。
さいごに
土日の昼~夜発のLCCに乗る予定の方で、ドンムアン空港に向かうついでに最後の観光としてチャトチャック市場に寄る方は結構います。
その時にこのロッカーを使えば手ぶらでゆっくり買い物を楽しむこともできますね。
他にも市場で大量買いしてしまって、荷物を持ちながらの移動がシンドイ時などにも使えそうです。
そのような方は今回紹介したロッカーをうまく利用して、快適なウィークエンドマーケット観光を満喫していって下さいね。