ラオスに訪れてみてちょっと困ったことと言えば通貨に関して。
ラオスの通貨「キープ」は日本円と比較すると単位がかなり大きいので、初めて訪れる人にとってみると「?」となる場面も多いのが事実です。
でも計算の仕方を覚えてしまえば実にシンプル。全然難しくはありません。
今回は初めてラオスに訪れる方でもすぐに活用できるキープの日本円換算のしかたをお伝えしていきます。
ラオスの通貨Kip(キープ)
キープ(またはキップ)は現在[100,000、50,000、20,000、10,000、5,000、2,000、1,000、500] の単位の紙幣が主に流通しています。
硬貨はほとんど流通していません。そのため軽いのが良いですね。
ラオスではこのキープの他に、タイバーツや人民元やドルも流通しており 首都のビエンチャンではタイバーツで支払いが可能なお店も多いです。
ただ、タイバーツで支払うと多少高くついてしまうことがあるので 支払いは現地通貨のキープで済ませることを勧めます(少額の場合)。
2019年7月現在、10,000kip=124.95yenなので 1万キープは約125円 程度となります。
キープは単位が大きく、更には日本円に換算すると何とも言えない区切りの悪さがあるので頭の中で換算しづらいのが面倒です。
ただ、それほど難しく考える必要はありません。
次に簡単に換算できる方法を紹介していきます。
キープ→円を簡単に計算する方法
凄い革新的な方法を期待していた方、すみません(笑)。
私の方法は指で下2桁を隠すという誰でもできるやり方です。
この方法だと20000キープ=200、「つまり日本円ではおおよそ200円」とイメージしやすいのでオススメです。
但し、もちろん200円が正しいわけでは無いので注意!正しくは「約250円」です。
ですので指で下2桁を隠したら、その数字に1.3倍すると覚えておきましょう。
でも1.3倍も微妙に分かりにくいですよね?
良いんです。初めはゼロを2個消してちょっと足す程度に覚えておくだけで。
数字に慣れてきたらおおよその金額がつかめるようになってきます。
また、ほとんどが10000~40000キープ程度の買い物になるかと思いますので【10000kip=125円・20000kip=250円・30000kip=375円・40000kip=500円】の4段階は覚えておいて損は無いと思います。
というわけで 上記の方法であればキープという大きな単位の通貨でも、簡単におおよその円換算ができてしいます。
現地の人は値段の言い方が異なるので注意
ナイトマーケットや飲食店などでお金を支払う時、人によって言い方が異なるので注意しておきましょう。
例えば20,000(2万)キープの支払いの時「Twenty thousands(トゥエンティーサウザンズ)」と言う人もいれば下3桁を省いて「Twenty(トゥエンティー)」とだけ言う人もいます。
200,000(20万)キープの場合だと「Two hundred thousands(トゥーハンドレッドサウザンズ)」もしくは「Two hundred(トゥーハンドレッド)」ですね。
初めて行く方からすると「え?」と一瞬戸惑ってしまいますよね?
ですので、2パターンの言い方があるのだということを頭に入れておくと良いと思います。
う~ん…桁が大きいとやっぱり分かりずらいですね。
さいごに
今回は初めてラオスに行く人でも簡単にキープを円に暗算できる方法を紹介しました。
ベトナムの通貨、ドンも桁が大きいので凄く分かりずらいのですがこのようにコツさえ知っておくだけで旅行の際もだいぶ安心かなと思います。
初めは細かいことは気にせずに【まずは0を2ケタ消してみてそこにちょっとだけ付け加える】と覚えておいて下さい。
誰でもすぐに実践できる超カンタン換算方法、お役に立てば幸いです。