皆さんはノンタブリー県というと何を想像されますか？
こちらはバンコクの隣の県なのですが、恐らく多くの方はクレット島なんかを思い浮かべるのではないでしょうか。
正直有名どころの観光地は少なめですが、探してみると結構興味深いスポットが点在しているのがこの県の面白い所でもあります。
さて、今回はそんなノンタブリから凄くマイナーでちょっと変わった水上マーケットをご紹介していこうと思います。
ワットタキアン水上マーケット(Wat Takien Floating Market)
ワットタキアン水上マーケットは、ノンタブリーにある「Wat Takien」という名のお寺すぐ隣で開催されている小規模な地元民向けの週末市場です。
ただし小規模だからと言って侮るべからず。
朝から夕方まで途絶えることなく多くの人が訪れる、地元では結構有名なお寺として知られています。
なぜこちらの水上マーケットが有名なのかというと、それにはある理由があります。
それが、寺院地下へと続く参道めぐりとその入り口に構える巨大なモニュメント。
写真スポットとしても人気で、タイ人の若者の間でも密かに話題となっています。
巨大な虎と竜がぱっくりと口を開けた不思議な光景を見ようと、毎週末老若男女問わず各地から人がやって来ます。
(昔ながらの水上マーケットの趣が残されている)
巨大な虎と竜の顔面は写真撮影必須！
こちらのタキアン寺院で最も印象的なのがこの超巨大な虎と竜の顔面エントランス。
タイ人の間でも「ここに来たら写真撮影はマスト」のようで、大勢の人がスマホで記念写真を撮っておりました。
これは物凄いインパクトです。
因みに虎の口は寺院地下道への入り口となっており、誰でも内部を見学できるように解放されております。
入場は無料だそうなので、実際に入ってみようと思います。
地下に入ると薄暗くちょっとジメっとしており、少し怪しい雰囲気…。
怖いと思う人もいるのではないでしょうか(笑)。
通路沿いには仏像が置かれており、中央には僧侶もいらっしゃいました。
中は凄く不思議な感じで、池があったり色んな装飾がされていたりと独特な世界観です。
ちょっとベトナムのスイティエン公園を思い出してしまいますｗｗｗ
奥にはちょっと怒り気味の顔した亀がいました。何だろうか…。
1周ぐるっと回ったら最後は竜の口から出ておしまいです。
謎の空間ですがせっかくなのでこちらの地下通路も見学してみて下さいね。
その他もイロイロと面白い
先ほどの虎と竜の口以外にも、寺院周りには突っ込みどころ満載の置き物がたくさんいて とても面白い空間が広がっています。
しかも、タイ人が別に大して珍しくもなさそうにこれらの像をスルーしてる感じがまた笑えてしまいます。
そしてそして、もう1つ注目して欲しいのがこちらのトイレ！！
何だかダタモノでは無い雰囲気がプンプンしていますよ～♪
マリ〇オがいるかと思ったらドラえ〇もんがいたり、動物ギャンブラーやマレフィ〇セントがいたりと何でもありのオンパレード(笑)。
全部の個室内にそれぞれ違ったデザインがされていてどれも爆笑もの。
こちらも是非お見逃し無いように！
肝心の市場内は？
さて 寺院の方があまりにも目立ちすぎなワットタキアン水上マーケットですが、市場の方はと言うと昔ながらの伝統的なスタイルが継承されており 懐かしき良き風景を楽しむことができます。
最近では水上マーケットという名前だけが残り船売りがない所も多いのですが、ここでは未だに船を使用した物売りが生きており貴重な光景が拝めるのが魅力だと言えそうです。
売られているものは現地民が買うようなものばかりですが、眺めながら歩いてみるのも楽しいので覗いてみて下さいね。
あと、そのすぐ側では屋台が多く出ており 食事をとることも可能です。
定番のクイッティアオやお菓子まで色んなタイプの食べ物が売られているので、地元民に混ざってローカルの味と雰囲気を満喫してみるのも良いかもしれません。
更に奥には、入場料20バーツの子供用アスレチックが。
市場に子供たちが多くいた理由はこれだったんですねぇ。
もうちょっと奥に行くと散髪屋・マッサージ屋まであり、週末を思い思いに過ごす人々でどこも賑わっておりました。
やはり週末寺院(水上マーケット)散策は良いですね。
のんびりと癒しの時間が過ごせますからね。オススメです！
行き方・アクセス方法
ワット・タキアンへのアクセスはバスで行けるものの少しだけ手間がかかります
というのもバス停から寺院までがちょっと離れているからです
一応路線バスでの行き方を解説しますが、慣れていない方はタクシーを利用するのが賢明でしょう
さて、今回利用したのはオレンジ車体の ５１６番 バス
旧市街地発のノンタブリー行きなのでカオサン付近から乗るのがベストです
バス乗り場はカオサン通りの反対車線側なので注意してください
宝くじ売り場が多く出ている所です
バスが来たら乗車し「テスコロータスバンヤイ」と伝え、19THB(約69円)支払えばOK
あとは40分ほど乗り、大通りの進行方向左手に大きなテスコロータスが見えたら降ります
そこからは徒歩で行く場合は25分近くもかかるので、バイタク利用をおすすめします
もしバイタクを利用するのであれば、テスコ側から歩道橋で反対側に渡ってから捕まえて下さい
また バス利用が不安な方は電車＋タクシーでも行くことも可能です
この場合はパープルラインのタラートバンヤイ駅で降りてそこからタクシー乗車となります
タクシーの乗車時間は15分程度でしょう
いずれにしても結構時間がかかるので、なるべく早めに向かうようにして下さいね
詳細情報
■営業時間 毎日 9:00～15:30
■備考 訪れるなら活気ある土日がおすすめ
さいごに
ワットタキアン水上マーケットは有名な市場とは違ってとても小さい規模の観光地ではありますが、他のどの水上マーケットにも劣らないほどの強烈なインパクトのあるスポットであると私は思います。
それにしても、タイには本当に一風変わった面白い光景がたくさんありますよねぇ。
まだまだこういったオモシロスポットはいっぱいあるはずなので、これからも探っていこうと思います。
↓近くのモール＆バンヤイ市場とセットで行こう！↓
