日々進化を続けるバンコクのタピオカ市場。
現在バンコクにはもはや数えきれないほどのドリンク店が展開しており、競争は更に激化中にあります。
業界先発者でも味が劣れば客は美味しいお店に流れていく厳しい世界です。
今回はそんなバンコクのタピオカ事情を徹底的に調べている私が紹介する、市内にあるオススメのタピオカドリンク店をまとめてみることにしました。
タピオカ先進国が展開する新たな飲み物の世界をご紹介してきます。
もくじ
バンコクのタピオカの聖地といえば
まず初めに、バンコクには2ヶ所タピオカドリンク店が集結するエリアがあります。
1つめは サイアムスクエア
そして2つめが ビクトリーモニュメント です。
両エリアに共通しているのは、どちらも若年層が集まる若者の街という点。
やはりこういったドリンクの消費を支えているのは日本と同じで若い人々たちなのですね。
特にサイアムスクエアはバンコクで最も人が集まる商業地区で、特に激戦区。
必然的に美味しい店のみが生き残るため どの店のレベルも高めといえます。
という訳でタピオカを楽しむならサイアム駅に行けばOKです。
それでは今回のメインでもあるタピオカドリンク店の数々を紹介していきましょう。
FIRE TIGER(ファイアータイガー)
今バンコクで最も勢いのあるタピオカドリンク店といえばこちらのファイヤータイガー。
話題の黒糖ミルクをはじめ僅か数種類のメニュー展開ながら、大人気を収めている旬のお店です。
FIRE TIGER MILK:150THB(約528円)
人気の秘密は何と言っても煮つくされたトロトロタピオカ。
黒糖で甘~く味付けされたタピオカと硬めのキャラメルゼリー、焦がしブリュレとクリーミーなミルクとのコラボレーションで満足度の高い仕上がりとなっています。
お値段は他と比べると少々高めですが、その味はお墨付き。
ここは私の人生の中でも最も美味しいタピオカドリンク店だと思っています。それくらい衝撃的な美味しさでした。
バンコクに訪れるならこちらはマストと言ってもいい程ですので、是非ご自身でそのお味を堪能してみて下さい。
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Bear House(ベアーハウス)
2019年の6月にオープンしたばかりのベアーハウスは、オープンから3か月経った現在でも列になるほど人気のドリンク店。
白を基調とした可愛らしい外観の店舗で、圧倒的に女性人気の高いお店です。
こちらでは商品展開は多くはありませんが、シンプルながら美味しいミルクティー そして今までとはちょっと違ったタピオカに注目されています。
Bear House Milk Tea+Boba[M]:85THB(約297円)
タピオカにはフレッシュボバという白いタピオカが使用されており、粒は通常のものよりも小さめ。
やや粘度があり粒型のお餅のような食感の新しいタイプのドリンクとなっています。
店内には壁一面に設置された撮影用のテーブルがあるのでSNS用に写真撮影を忘れずに。
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KAMU(かむ)
緑茶系ドリンクで人気のかむは20代のOL層に人気のドリンク店。
抹茶やほうじ茶といった緑茶系の飲み物を全面的に売り出しており、どこか日本を意識したようなブランド展開をしているお店です。
市内から郊外までたくさん店舗を構えており、タイ人の間でも認知度の高いドリンク店として知られています。
Kuromitsu Soft Pearl Chizu Brule:100THB(約347円)
こちらは正直言ってしまうとミルクティーは普通レベルです。
しかし売りでもある緑茶系ドリンクは濃厚で深い味わいが楽しめるのでオススメ。
新展開する黒蜜タピオカチーズもなかなかのハイクオリティで美味しいですよ!
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NOBICHA(のび茶)
バンコクの学生の間で流行っている格安ドリンク店の元祖と言えばこちらののび茶。
1杯何と19バーツという信じられない価格で、ドリンクスタンドの常識を覆したお店です。
安いのにも関わらず美味しく、種類も豊富でバンコク市内にも次々と店舗展開を行っています。
Taiwan Milk Tea+Pearl:24THB(約84円)
タピオカをトッピングしてもわずか24バーツ。激安です。
ミルクティーは案外美味しく、イチゴミルクティー・メロンミルクティーなど変わったメニューもあるのが面白いところです。
取扱商品数も多いので、色んな味を楽しんでみるのも良いでしょう。
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TIGER SUGAR(タイガーシュガー)
台湾初の黒糖タピオカミルクを専門に扱うタイガーシュガーもバンコクで人気を集めているタピオカドリンク店の1つです。
特徴的なのはメニューにパールとボバという2種類のタピオカが存在すること。
ほとんど同じようなものですが、粒の大きさに違いがあるとのことです。
Brown Sugar Boba Milk with Cream Mousse:120THB(約413円)
タピオカは黒糖で控えめに味付けされた弾力感のあるものが使用されています。
そしてミルクの方、こちらがクリーミーでとても美味しいのがポイント。
口いっぱいに広がる黒糖の風味とまろやかなミルクの組み合わせが絶品の商品です。
黒糖ミルク好きにはたまらないお店でしょう。
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ATM Tea Bar(エーティーエム ティーバー)
見た目の美しいドリンクを徹底的に追及するATMは、映えるドリンクを求める若者に人気のお店。
こちらではティーだけでなくフルーツ系の飲み物も多く取り扱っており、どれも綺麗で飲むのがもったいないくらいです。
店の外観もスタイリッシュでどこよりも最先端を行くドリンク店です。
Galaxy Lemon Tea:80THB(約280円)
ATMが人気の理由は見た目だけでなく、使用している素材にもこだわっている点です。
新鮮なネクターやティーのみを使用、そして人工香料などは一切不使用ということで安心して飲むことができます。
店内には映えを意識した写真用スタンドも準備されているのでそちらも要チェック。
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Moma’s Bubble Tea Bar(モマズバブルティーバー)
何やら怪しいサングラスをかけたキャラクターと’能力’の文字が気になるドリンク店 モマズバブルティーバーは格安ドリンクを提供するお店。
流行りの19バーツドリンクのお店で、のび茶に次ぎ2番目に人気のドリンクスタンドです。
ミルクティーやフルーツティーを中心に数多くのラインナップを展開しています。
Brown Sugar Dirty Milk:34THB(約120円)
こちらのミルクティーはちょっと薄めの味付で物足りなさがあるのが正直なところ。
タピオカに関しても至って普通レベルです。
しかしフルーツティーに関しては19バーツにしてはクオリティが高めで、コスパ最高の商品だと感じます。
モマズではフルーツティーをオーダーするのがベターでしょう。
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DAKASI TEA(ダカスティー)
中国発の歴史あるドリンク店ブランド、ダカスティーはバンコク各所に展開する人気のお店。
30年近くも続くティー専門店というだけあり、こだわりのある美味し仕上がりの商品ばかりが展開されています。
普通のミルクティーさえも濃厚で深い味わいを楽しむことができるのが最大の魅力です。
Heitang Fresh Milk[M]:70THB(約245円)
そんなダカスで今話題を集めているのがこちらの黒糖ミルクシリーズ。
こってり黒糖シロップと濃厚ミルクが最強のコラボレーションを繰り広げる中毒商品です。
中に入るゴールデンパールは弾力がとても強く、全体的に飲み応えのある一品となっています。
ダカスに行くなら飲んでおきたい注目のメニューです。
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Coco都可(ココトカ)
バンコクだけでなく世界中に3500店舗以上も展開するグローバルなドリンクスタンド、ココ都可は定番のタピオカミルクティーが美味しいお店。
メニューにはグラスジェリー・プリン・サゴなど様々なトッピングがあり、色んなものを混ぜて飲むのが個人的にはオススメです。
特にグラスジェリー×プリン×ミルクティーの組み合わせがGOODなので、タピオカに飽きてしまった方にはぜひ試してもらいたいです。
Pearl Milk Tea[L]:70THB(約247円)
ココ都可のミルクティーは濃厚でミルク感が強いのが特徴。
まろやかな飲み心地で癖が無いので、子供から大人まで誰にでも受ける味でしょう。
タピオカは柔らかめですがしっかり弾力のあるものか使用されており、これぞタピオカミルクティーの原点といったような商品だと言えます。
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KOI The(コイティー)
台湾発!東南アジアを中心に世界展開をしているコイティーは、さっぱりとした味わいに上品な甘みが加わったどことなく高級感あるタピオカミルクティーのお店。
タイ国内にも多数出店しており、とりわけオトナ世代に人気が高いのが特徴です。
商品はタイにある他のティー専門店と比べるとやや高め設定ではありますが、基本的にどれもハズレ無しの美味しい商品ばかりです。
Golden Bubble Milk Tea[M]:90THB(約323円)
KOIで最も注文されているのがこちらの黄金バブルを使用したミルクティー。
タピオカは弾力強め、ミルクティーは蜂蜜のような優しい甘さの広がるさっぱりとした味。
他とはひと味違う上品な仕上がりとなっているので、ちょっと差のついたミルクティーを求めているあなたにはピッタリの商品となることでしょう。
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NUU TEA(ヌーティ)
ビクトリーモニュメントを中心に最近出店し始めたヌーティーは、後発ながらも今学生の間で人気のドリンクスタンドです。
こちらも低価格路線を行くお店ですが、ドリンクの種類が多く 更にトッピングの種類も多いという点が特徴です。
ミルクティーだけでなくフルーツティーも格安ながら美味しく、全体的になかなかのクオリティーです。
Milk Tea+Bubble:24THB(約83円)
ミルクティーは比較的さっぱりとした味で飲みやすいテイスト、そしてタピオカの方は甘さがやや控えめで柔らかくて食べやすいのが良い点です。
ゴールデンバブルという黄金のタピオカもあるのですが、そちらはクセが無く飽きてこない味なのでチョイスしてみるというのもアリ。
シグネーチャードリンクという特別メニューもあるので、そちらもお見逃しなく。
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まだまだ沢山あるバンコクのタピオカ屋
上で紹介したお店以外にも、バンコクには驚くほど数多くのタピオカドリンク店が出店しています。
今後もまだまだ調査していきますので楽しみにしていてください。
↓他にもまだあるタピオカドリンク店↓
バンコクはタピオカ天国
バンコクには現在、もはや数えきれないほど多くのドリンクスタンドが乱立しています。
しかしそれだけ需要があるというのも事実なんですね。
低価格でありながら、美味しいタピオカミルクティーが並ばずに買えてしまうバンコクは もはやタピオカ天国なのかもしれません。
これからタピオカはどのような進化を遂げ、どのように人々を驚かせていくのでしょうか?
私は今後も引き続きバンコクのタピオカ市場の動向を追い続けていこうと思います。
皆さんはバンコクに訪れる際はどこのお店でタピオカドリンクを楽しみますか?